2013年1月関東支部「八王子運転会」報告

2013-01-31 19:57:19 | 投稿記事

夢の国鉄型大型機入線!
会員番号31-117
岸田弘




1月19日に予定されていた関東支部1月運転会は、14日に降った雪とその後の低気温で、八王子の某団体施設のレイアウト進入路が凍結し、危険と判断して27日(日)に延期して開催されました。急な日程変更で、参加者は9名に止まりました。

▼真冬の青空の下で
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弱い日差しを浴びながら、遅まきの新年のあいさつと雑談で先ず体を温めます。

平塚の佐藤透さん(S6)が最初に蒸気上げを完了し、降雪後の線路点検を兼ねて全線を走行。「異常なし」を確認した後、自由走行を開始しました。

▼線路点検を兼ねて/佐藤透さん
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▼C56入線/清水さん
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先週、残雪の中の走行を期待していた吉岡さん(T5改8100)、すっかり雪の消えた梅とつつじの冬木立ち?の中を快調に走ります。

▼冬木立ちを行く/吉岡さん
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何時も小さなフォルテに、毎回手を加えながら参加している清水岳人さんは、動輪舎のC56で登場。夢の日本型大型機をラッキーなルートで入手。動かなかった機関車をキチンと整備して、八王子運転会レイアウトに入線させました。さすが8.4分の一の大型機、連続勾配を力強く上り、余裕の走りを見せていました。「これから40年、たっぷり楽しめます」と、煤に汚れた顔をほころばせ、時間一杯走らせていました。

石川安夫さんのN700は、自作組立中の中間車両を増結しての参加。アルミ構造材を利用して組み上げるアイデア満載の車両です。完成の暁には、製作記事を会報に投稿いただくことを期待しています。

▼乗用車両増結/石川安夫さん
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玉田さんはロケットで参加。久しぶりの参加とあって、慎重に蒸気上げをしていましたが、今回も快調に走りだし、ロケットには過酷な連続勾配を厳しい寒さの中、見事に登り切っていました。

▼今年も快調/玉田さん
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▼笑顔の運客/吉岡さん
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▼運転感覚の差を確認
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岸田は、冬の運転会を意識して、運搬と組み立てが容易な長崎電軌3000で参加。コンパクトな3連接車の手軽さは良かったのですが、外気温9℃の中、バッテリーの機能ダウンで、早々に展示車両状態になってしまいました。

▼冬は長崎電軌3000で/岸田さん
093000

厳しい寒さが続く中、穏やかな天候に恵まれ、仲間との楽しい交流が出来ました。


新春法隆寺運転会

2013-01-31 19:46:55 | 投稿記事

新春法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信



 爆弾低気圧が関東地方にも雪を降らし、首都圏の交通が大混乱した一週間後の1月20日(日)にOS法隆寺レイアウトに於いて“平成25年新春運転会”が行われました。天候は風がなくそれ程寒さを感じる気温でも無く、運転会日和だったのではないかと思います。今年最初の運転会という事も手伝ってか、53名(13時半集計、見学者含む)ものご参加を頂き、開門30分後には駐車スペースが満杯に成る程で大盛況でした。お互いに新年の挨拶もそこそこに“走り初め!!”を楽しまれておられました。

 ミーティングでは、OS北田様から法隆寺工場の拡張の話が有り、工場2階ロコショールームがクラブハウスの2階へ移設されるとの事でした。その移設に併せ展示物品の整理を行うとの事で、クラブ員対象には物品の“オークション販売”が予定されているとの嬉しい話が有りました。(多くのクラブ員がショールームに品定めに行って居られました。)

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 また、千葉県からおいでのA木様の紹介が有りました。3吋半、5吋で汽車を楽しまれておられるとの事で、今回はレールの件で来阪され、見学にいらしたそうです。次回は是非汽車御持参でご参加戴ければと思います。

 内山編集長からは、神戸メリケンパーク運転会が5月25,26日に決まったとのアナウンスが有りました。今年も昨年同様に海の際までのレイアウトをH橋様が考案中との事で、とても楽しみです。詳細は本HPに掲載予定です。

 集合写真は、クラブハウスの前で“ハイ!笑顔!!”
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 今回とっても可愛らしい汽車の入線が有りました。元車はフォルテです。フォルテの何処が可愛いねん?と突っ込まれそうですが、可愛い所は塗色です。

ボディーはオレンジ色。煙室・煙突・キャビン屋根は金色!!オーナーは大東市のY田様。“どうせオモチャやからいっその事、オモチャ・オモチャした感じにしたんや。”と・・・、言われてみると、モーター駆動の樹脂かブリキ製の汽車に見える!!逆転の発想でとてもいい感じに仕上がっておりました。
3軸有る、動輪のスポークも黄色に塗られていて、そのきっかけは私のブリタニアメンテ第4弾の記事との事で、何となく気恥ずかしかったです。

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 今月は冬期限定法隆寺名物“焼き芋”が振る舞われました。今年も甘~い“鳴門金時芋”今回もクラブ員の女性陣総出の“焼き芋隊”が松井師匠のもと奮闘されていました。(美味しい焼き芋有り難うございま~す!!

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 今月の私。

 今回はブリタニアを持参しました。ボイラーチェックと動作確認が目的です。先ず最初にボイラーチェック。一応水位計のOリングの交換とチェックバルブの漏れは事前に確認しておいたので、難なくパス!今月もブリタニアを御持参のM脇様の隣に陣取りスチームアップ開始。テストの時にボイラーを満水にするので、一応は排水して火入れをしたのですが、排水不足で着火して暫くすると水位計の水面が見えない状態に・・・、再度排水バルブを開ける始末、何とも不細工な話です。そんなこんなで、どうにか11時過ぎに発車可能と成り、3周程走行しました。丁度その時、後ろをM脇様が走行されておられ、駐機場に戻られた時に“ロッドとスポークに色が有った方が走ってる感が有って良いな。”とおっしゃられていました。M脇様も是非下回りに色を入れましょう。

 走行は何時もの通り午前中のみとして、昼食前に片付けをゆっくりしていると、4歳くらいの男の子を連れられ、歳は私より一回り程若い男性が来られ“乗せて貰えますか?”の声。丁度H橋Jrがコッペルを運転していたので、御子のみを乗せてもらい、お父さんとしばし話をしました。ご自宅は上牧町で、レイアウトとは目と鼻の先、次回は是非奥様もご同伴でとお誘いしておきました。この趣味を理解してもらう一番良い方法は奥様に一度見て頂く事だと思います。(百聞は一見に如かず!ですね。)


ブリタニアメンテ第4弾

2013-01-08 09:02:13 | 投稿記事

ブリタニアメンテ第4弾



新年あけまして、おめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

今回はブリタニアのチョイ“おめかし”です、冬休み中にコソコソ仕上げた報告をします。前回の報告ではロッドの赤色入れまで行っていたのですが、横から眺めていると、何か物足りない感じがして成りませんでした。ブリタニタの実機を見た事が無いので何とも言えないのですが、サイドロッドに赤色を入れてみました。しかし、サイドロッドに溝が有りませんのでタッチアップペイントの筆塗りは無理!!。一度取り外せばマスキングテープを使用する手も有るのですが、ここは怠け者の真骨頂“楽をしたい!!”。そこで、少し色は異なるがテプラの赤色テープを4mm幅でカットし貼る事にした。それだけでは剥がれそうなので、上からクリアラッカーを筆塗りしました。

ロッドにそれなりに赤色を入れ、また眺めていると、やはり動輪のスポークが気に成り出した!!。昨年お目にかっかたT林様のイブニングスターの綺麗だった事が思い出される。よって黒色塗りの決行と成った。しかし、これもロッドの有る状態での作業!!(あくまでも分解は無し!!)しかし、今回はロッドの時と異なり、表面のクリーニングに手間が掛かった。油がなかなか落ちず黒色ラッカーが乗らない。綿棒にパーツクリーナーを湿して、湛然に拭ってもなかなか綺麗に成らない。そこで、ラッカーシンナーで薄~く溶かしたラッカーを塗る事で脱脂と色付けを同時に行う事にした。これが案外上手く行き、それなりに色が付いた、その後徐々に濃度を高めて塗膜を厚くして行き一応黒く色付け出来た。

これで、一応完成と考えていたが、やはりT林様のイブニングスターの動輪の綺麗さにはほど遠い!!。分解してお化粧直しをしている訳では無いので、致し方無い事は理解出来るがどうしてもしっくり来ない!!。そこで、最後の悪あがきで動輪のカウンターウエイトをバフ研磨してみた。(同然分解無しで。)高速で回転するバフが他のパーツに接触しない様に細心の注意を払いながら格闘する事半日、どうにか光が反射する程度までには成った。今回分解無しのチョイ“おめかし”にしては綺麗に成ったと個人的には気に入っています。

写真では表面状態が判り難いですが、机の表面にカウンターウエイトの光が写り込んでいます。

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