豆炭再利用 果たしてどうなることやら。

2019-06-25 09:39:58 | 投稿記事

豆炭再利用 果たしてどうなることやら。
会員番号62-62
澤井 清信

 

弁慶号を始めて石炭で走らせようと思った時、当時は今の様に無煙炭は無く入手出来るのは専ら太平洋炭でした。諸先輩から異口同音に“太平洋はタールが多いから煙管が詰まる!!”との感想を伺っており、太平洋炭はダメだと完全な頭でっかちになっておりました。そこで色々調べたところ、豆炭の原料は無煙炭ということが判り、勇んで一袋購入!!(当時ホームセンターで練炭と一緒に販売していました。)豆炭は子どもの頃冬期の就寝時に“あんか”の燃料に用いたことが有りました。しかし、購入はしたもののミニSLを石炭で走行させた経験の無い者が上手く扱えるはずも無く物置の隅に放置される事となり、先日片付けを行った時に発見!!袋は破れ中身が露出し、触ると豆炭の形状が維持出来ずサラサラと粉末化する始末。燃えるゴミと一緒に廃棄しようと思ったのですが、ほぼ10kg有り捨てるのも面倒でどうしようかと思案していると、以前三宅様が“昔は石炭を割る時に出る破片をフノリで固めて利用した物だ。”と言っておられたことを思い出し、再利用を試してみました。
フノリというものを見たことが無いので、現在入手し易い洗濯のりを代用品として用いました。

材料
洗濯のり、豆炭の粉、水 

洗濯のりを倍の水で解き、適当な量の豆炭の粉を入れる。
適当に混ぜて、子どもの頃遊んだ“泥団子”の材料位の硬さにする。
(水、豆炭粉を追加して調整。)
それを適当に分割して乾かして完成。
(全て適当ですみません。主観ですが、結果的に固形化出来れば良いのではと思っています。)

使用感
6月の法隆寺運転会でクラウスに使用してみた。着火はして赤熱はしますが炎は全く有りません。火の粉が出る事も有りませんでした。燃え残りも真っ白な粉状の灰が残るのみです。
石炭との混焼でクラウス走行できました。(1cm角の物)
大きな物は次回少し大きな機関車(コッペル)で使用してみたいと思います。

写真の上側が1cm角(製氷皿)下側適当な形状(ナマコ型)です。


令和元年6月法隆寺運転会

2019-06-25 09:21:38 | 投稿記事

令和元年6月「法隆寺運転会」報告
会員番号62-62
澤井 清信

 

一年で昼間の長い夏至の次の日の6月23日、OS法隆寺レイアウトに於いて6月法隆寺運転会が行われました。7、8月の運転会が無く、今年前半最後の運転会となるためか開門前に15台の車列ができ、参加者は48名(14時集計見学者含む)と盛況でした。
関西地方は“梅雨入り”が発表されていませんでしたが、2日前の予報では“奈良県北部は曇り後雨で午後は大雨にご注意下さい”とのことでした。しかし運転会の間は雲が厚いものの降雨は無く、楽しい一日となりました。

11時45分からのミーティングで、OS北田様から10月26日の法隆寺運転会と神戸ハーバーランド運転会が重なり、当初予定していた“大運転会”の開催時期は再検討中とのことでした。
会報は42ページの大作となり、6月最終週には配信、発送予定とのことです。
内山編集長からは早くも会報の話が有り、記事が東高西低ですから関西からも奮って投稿宜しくとのことでした。内容は鉄道絡みならウエルカムです。
和歌山極田様から7月27,28日のJRくろしお荘での16番ゲージの鉄道模型運転会の案内が有りました。なお、くろしお荘は9月30日をもって42年の歴史に幕を下ろすとのことです。


■模型走行会


岡山白藤様から8月3,4日の世羅ナイト運転会の案内が有りました。
(申し込みが6月20締め切りのようですのでお急ぎ下さい。)


■ナイト運転会


なお、内山編集長から10月の神戸ハーバーランド運転会の宿の話があり、神戸市内は予約が取り難い場合は“神戸しあわせの村”がオススメとのことです。

今月の言いたい放題
今月は特別偏でした。名古屋工業大学鉄道研究会の学生さん。15年程前にOSのC21を研究会で導入され、各地イベント等で走行されているとのこと、活動はミニSLだけでなく鉄道模型の走行、撮り鉄、乗り鉄と多岐に渡り機関誌「連接車」を発行されている、大学公認サークルとのことです。今回はC21の件で来阪される用事のためご参加いただけたようです。
(大学卒業後は当OSLSCのご入会宜しくお願いします。)

集合写真は今回もクラブハウスをバックに、はい、チーズ!!


■集合写真

クラウス大集合!!
期せずして、クラウスが6輛入線しました。先月のOS松尾様の運転会報告時に参加車輛と確認され、今月も車輛の確認をされたところクラウスが6輛入線していることが判り、急遽ミーティング時にクラブハウス前に集合。B-1も良いですが、クラウスも可愛らしい汽車です。一堂に会すると壮観ですね。
なお次回9月は“ロケット号大集合”とのことです。(内山編集長発案)


■クラウス大集合

今月の私
5月運転会は3日前に不覚にも風邪を罹患してしまい欠席させていただきました。運転会リポートもOS松尾様のお手を煩わすこととなってしまいました。
今月は4月に虫干ししたウラウスを走行させました。乗松様のサポートを隠れ蓑にして半年以上怠けていましたが、どうにか運転出来ました。最後の掃除の時に火室のシンダーを落とす時に火格子を外す必要が有る事に気付くのに一瞬間があり“痴呆”の二文字が過りました・・・。
当日は別で投稿予定の“豆炭再生燃料”を用い走行しました。クラウスでは1cm角位に整形すれば石炭との混焼が可能なことが判りました。次回は少し大きな汽車で大きな燃料(ナマコ型)をテストしたいと思います。


■100周年号快走


■BR24快走


■コッヘル快走


■トリム快調


■フォルテ

 


2019年6月「蘇我運転会」報告

2019-06-11 09:09:42 | 投稿記事

2019年6月「蘇我運転会」報告
会員番号33-44 牛来 友洋

 

6月の「蘇我運転会」は、2日に「花の駅そが」で開催されました。 梅雨入り前に愛機を走らせようと14人のメンバーが集まりました。

■メンバーで集合写真


朝のミーティングでは安全運行と今日の役割分担を確認して武田さんのN700が運客を開始します。

■始発列車/武田さん(N700)

駐機場では、加納さんのコッペルが準備を始めますが、注水すると床下から水漏れが… 点検すると軸同ポンプ修理の際に今後の整備性を考慮して、
工具の入りにくい水タンク横側のネジを省略したことによるコーキング不足と判明して、応急処置を施して火入れを行いました。

■床下から漏水/加納さん(コッペル)



外周の運客線では、石川(剛)さん9600と守田さんC21が重連で運客を行い、協調運転を楽しまれていました。

■重連運転/守田さん(C21)石川(剛)さん(9600型)



鶴見さんのBR24、先日の白馬運転会でルブリケーターへ蒸気の逆流が発生し、修理後の確認の為に火入れを行っていました。原因を尋ねると「埃のような小さな糸?がスプリングに噛んで逆流していた」とのこと。 
修理の結果は良好で白馬であまり運転できなかった分、笑顔で走りこまれていました。

■修理が終わって笑顔/鶴見さん(BR24)



蘇我運転会で3度目の挑戦の大屋さん「スチームアップの時に火床の出来具合を見極めて本線に出るタイミングが難しい」と話されていましたが、無事に周回をされていました。

■無事に本線走行/大屋さん(コッペル)

 

空いた時間を利用して守田さん指導の下、C21を千脇さん、森さんが運転します。「久しぶりの運転でしたがすぐにコツを取り戻しました」と千脇さん。 
自分も運転させてもらいましたが、大型機の余裕のある走りにフォルテとの違いを楽しませていただきました。

■守田さん指導で運転/千脇さん、森さん





■多くの市民が乗車


気温25度と少し暑い1日でしたが、1091人と多くの市民に乗車を楽しんでいただけました。

以上