6月法隆寺運転会
会員番号62ー62
澤井清信 様
梅雨入り発表前日の6月12日(土)に法隆寺運転会が行なわれました。今年は比較的涼しい日が続いたのですが、さすがに6月も中旬に差し掛かると気温も30℃を越えビールが恋しい一日と成りました。(日差しが強いので日焼けが気に成りました。)参加者53名(14時澤井集計、見学者含む。)和やかな運転会でした。日差しの比較的弱い午前中に運転を楽しまれる方が多く、昼食後はクラブハウスや木陰で談笑されるクラブ員の方が多かった様に思えました。当日は最外周では恒例のY木様のマウンテンに加えN村様のマウンテンも入線されて重連で見学者を乗せて快走されていました。
▼T本様のシェイ
11時45分からのミーティングではOS藤坂様より、先週の小矢部運転会の報告が有り、当日は900名超の運客だったとの事でした。今年の“ミニSLフェスタ in おやべ”は9月の連休19、20日開催との事です。また、法隆寺運転会場での他社製品(キット含む)の運転制限に関して話が有りました。OS製品と完全自作車以外の走行は禁止との事でした。ただし白馬、小矢部OS運転会に関してはその限りでは無いとの事です。内山編集長からは会報の発送が少し遅れそうと言うお話と、10月23、24日に神戸メリケンパーク運転会の予定が有るとの事でした。(詳細は会報の次号に掲載予定。)
▼マウンテン重連
記念撮影は先出の重連マウンテンを真ん中にして“ハイ笑顔!!”久しぶりに愛知県からご参加戴いたI田様、お仕事は退職されて今は悠々自適な汽車生活だとか。今回はブリタニアでご参加、最初は快調に運転されておられたのですが、気が付くとクラブハウスの前に駐機されてOS藤坂様と何やらパーツの話をされているご様子、ダンボの耳で内容を聞くと、先日内山編集長と同じ所のピンが欠落したとの事。(VG-21とVG-5の接続ピン、特殊な形状の ため法隆寺会場にはストックは無いとの事。)小さな部品が多いバルブギア回りのパーツは入念に確認が必要かと痛感しました。内山編集長は今月もブリタニア!!走行中“圧力が2.5以上に成らん!!”と言っておられたので、“石炭不足では?”とお伝えした所、昼食時にクラブハウスで“やっぱり石炭不足やったわ。!!”との事でした。私もそうですが小型機から石炭焚きを始められた方は石炭の投炭が少ない傾向がある様に思います。火床をしっかり作り維持出来れば石炭焚きも比較的楽だと思います。クラブハウスでの談笑中にボイラーの煙管掃除の話に成り、N村様のマウンテンは1年半ぶりで前回の運転終了時に煙管の掃除を行なわず、当日朝されたとの事でした。しかし、石炭は良く燃えるのに圧力の上がりが余り良く無いので再度煙管ブラシを通した時、ブラシを真直ぐ前後には通るのだが、ブラシを回転させようとしたら固くて回らなかったそうです、少しずつ時間を掛けて全ての煙管をブラシが回る様に成るまで掃除をした所、圧力の上がりが良く成ったとの事でした。ブラシを直線的に煙管に通すだけでは、掃除としては不完全という事例かも知れません。煙管掃除、今後注意しようと思います。
▼愛知K島様のトラム初走行
今月の私:一週間前の小矢部でトラブりメンテナンスと少しだけ磨いたロケット号のテスト走行を行ないました。顛末記にも書きましたが、組み立て式チェックバルブのOリングを交換したら見違える様に動作が良く成りました。水も問題なく入ります。ゴムパーツは何年も掛けて徐々に劣化するので気付き難いです。5月の加圧テストの時には全く漏れは無かったですが、一気に常用圧力の1.5倍も加えるので、バルブとして働いていたのかも知れません。やはりゴム部品は定期交換が肝要だと痛感しました。そして、いよいよ火入れ、隣に陣取られたM見様も黄色のロケット号、格好の悪い所は見せられない。今回はメンテをしたので不自由無く動くはずと思っていたら、レイアウト半周程した所で“何か変!!”一度停止して確認したが発車出来ない!!前後進カムも正常!しかし右シリンダーがロック!!?よくよく見るとバルブステーが折れているではないか!!。急いで火を落としリタイア。(悔しいかな先週に引き続き。)何かの祟りか?とも思ったが気を取り直して分解開始。完成以来殆ど触った事の無いパート、記憶を辿りながら四苦八苦。やっとの思いでバルブロッドを取り外しました。折損箇所はカムの動きを最終的にバルブの並進運動に変える四角形の嵌め合いの付け根部分。ロッドと嵌め合い部の鑞付けが外れた様であり、修復可能との事ですのでOS藤坂様にお願いしました。4月の運搬時に右側を下にして落下させた時にストレスで傷んでしまったのでは無いかと推察します。小矢部リベンジまでには完治させなくては。(トホホである。)