2016年5月「蘇我運転会」報告
総会も無事終えて
会員番号31-117
岸田 弘
5月の「蘇我運転会」は、ゴールデンウィーク前半の1日(日)に「花の駅そが」で開催されました。5月の八王子運転会が、4月29日(祝)に前倒しで開催されたため、双方に参加したメンバーは、一日おきの参加となります。
気温が25℃を超えるとの予報の中、朝礼では「安全運転」を確認し、準備を進めます。
朝礼では「安全運転」を再確認
先月故障で出庫できなかった蘇我の主力運客車両N700新幹線は修理を終えて入線。お客さまにご乗車いただき、定時を待って出発しました。
一番列車出発/武田さん(N700)
この蘇我運転会では、新幹線とSLの2つの列で乗客整理をしていますが、SLファンが多いのも特長です。SL運客は成田さんのC21が大活躍。
SLも大奮闘/成田さん(C21)
さすがゴールデンウィークとあって、開始25分後には行列ができていました。
開始25分で大行列
幼児に人気は、石川(安)さんのトーマス+EB10。一回に親子2名しか乗車できないため、トーマス専用の行列が長く続いていました。遊具のボタンを押すとドラフト音や汽笛が鳴るのが子供にとって楽しいようです。
幼児にはトーマスが大人気/石川(安)さん(トーマス+EB10)
先月から準会員として参加している中学2年の河村くんは、積極的に乗車係を務め、安全呼びかけや信号係を務めてくれました。小学5年の森くんは、守田さんから583系の運転指導を受けた後、午前中自由走行線でたっぷりと運転を楽しんでいました。
小5の準会員に運転指導/守田さん(583系)
すぐに運転を覚えて/森くん
C21改C56の大石さんは、少しずつの改造を楽しんでいますが、今回見せてくれたのが、ドーム脇に取り付ける小型の汽笛。管の長さや穴のサイズと数を色々試しながらの作業を楽しんでいる様子。小型のため音は高くなりますが、ドーム脇に取り付けることにこだわっていました。
様々な汽笛を試作中/大石さん(C21改C56)
西本さんは今回C11で参加。金色の「さくら」のトレインマークを輝かせ、大島さんのC62の通過待ちをしていました。
さくらのトレインマークを輝かせて/西本さん(C11)
馬場さんも同じようにC627に「ゆうづる」のトレインマークを付けて快走。西本さんのような象嵌細工でなく、写真プリントの簡易版ですが、雰囲気は十分。
こちらは常磐線のゆうづるで/馬場さん(C62)
昼食後は、NPO法人蘇我ミニ鉄道クラブの総会を、建物の軒先を借りて開催。事業計画と会計報告を承認後、10月2日(日)の臨時運転会の開催決定や安全速度の確認方法等、提案の実現に向け熱心な議論が交わされました。
軒先を借りて総会開催
総会を無事終えて
石川(進)さん、(剛)さんは、オークションで入手した5吋C11の下回りを披露。個人が手作りで制作していたものだそうですが、OS線路の規格に合わせ、バックゲージを修正、さらに、半径7.5mの通過、ポイント通過等のチェックと検討を実機で進めていました。西本さんのC11に比べるとその大きさが分かります。
5吋のC11の下回りを確認/石川(剛)、(進)さん
哀愁のこもったタイフォンを響かせて/吉岡さん(木曽・酒井DL)
投炭のタイミングに苦戦/永田さん(コッペル)
この日の運客は914名。ゴールデンウィークの前半で、幼児のお客さまが多かったようですが、たくさんの笑顔と「ありがとう」の言葉をいただきました。