2013年10月「蘇我運転会」報告

2013-10-29 21:30:32 | 投稿記事

「JFEちばまつり」で、大奮闘。市民からも大好評!
会員番号31-117
岸田弘

10月の「蘇我運転会」は、27日(日)開催された「JFEスチール㈱東日本製鉄所」等が主催する、「JFEちばまつり」に協賛参加して、ジェフユナイテッドのホームスタジアム「フクダ電子アリーナ」前の広場に仮設線路を敷設した「運転会」となりました。

前日の26日朝、台風27号が関東南岸を通過する激しい雨の中で、八王子市の鶴見さん所有のOS5吋専用レールを「武田さん、吉岡さん、清水さん」の3人でトラックに積み込み、午後、会場で待機していた「石川進一さん、石川剛弘さん、守田さん、武田さん」の4人が、敷設をしてくれました。

そして、27日は台風一過の青空。気温20℃と絶好のお祭り日和。アリーナの周りには、市内の町会みこし21基や、野菜市、ご当地グルメの出店等約100店の屋台が並び、2か所の特設ステージでは、アンパンマンショーやストリートライブが、大音響で音楽を流し、お祭り気分を盛り上げます。

レイアウトは、広場の植え込みの周りを一周する約120mのオーバルコースに約20mの引き込み線。立ち木が視界を遮り、森の脇を通るような心地よいレイアウトが完成していました。雨の中、線路の積込みと敷設をしてくれた皆さんありがとうございました。

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ミーティングで安全運行確認

8時30分から車両の準備、カラーコーンの配置等を開始。当日参加した11名でのミーティングは、安全運行を確認します。10時からの運転開始予定に、30分前から行列ができ、急きょ9時45分から運転を開始しました。一番乗りは1時間前から準備作業を見つめていた3歳の男の子。N700の先頭に乗って、石川進一さんの運転で笑顔の出発進行です。

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一番列車乗車完了

乗車場前には、毎月の運転会場「花の駅」から運んだ安全乗車のパネルを設置。これを使って吉岡さん、大島さんが注意を呼びかけます。

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パネルで安全啓蒙

蒸気機関車は守田さんのC21。4人乗り3両の乗用車両を引いて、一回2周しながら、子どもたちの笑顔を運びます。乗車を待つ子どもたちは、新幹線と蒸気機関車が交互に走る様子に熱い視線を送ります。

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「運客は楽しい」と守田さん

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熱い視線を浴びて

11時30分には、行列が半周以上に伸びたため、1周乗車に変更し、12時15分前からは成田さんが行列の最後尾で「午前中の乗車はここまで…」と声をかけます。
昼食前に全員で写真撮影。早々にお弁当をいただき、午後も15分早めて、運転再開です。

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昼食前に集合写真

子供の喜ぶ顔を撮りたいと、「撮り鉄?」さんがカメラを向ける、微笑ましい姿も沢山見られました。

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子どもの笑顔にパチリ

12人乗りの客車を引いて連続運転を続けるC21。運転士は大西さん、吉岡さんと交代できるのですが、石炭の消費量が多く、灰落としに2回ほど引き込み線に退避。それでもタフに走り続けます。

15時に運転終了。最後に参加者全員でスタッフ列車を仕立て、運転会成功を祝いました。主に車掌を務めた馬場さん、乗車担当の鈴木さん、大島さん、降車担当の石川剛弘さん、乗客監視の青木さんとお互いに持ち場をローテーションしながら、スムーズな運行に心配りをしました。

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みんなで声掛け

線路撤去、車両収納・積込み等の作業も全員参加。石川剛弘さんの3歳の隼くんも、「レールジョイナ、接続金具の回収車両」を押してお手伝いです。

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行列はどんどん伸びて

この日の運客は1,260名。抜けるような青空の下、市民に喜んでいただけた運転会が出来ました。ちなみにお祭り参加者は約4万人とのことで、盛大なお祭りの中、ミニ鉄道は大奮闘でした。

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台風一過の青空の下

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最後に参加者全員で

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可愛い助っ人/隼くん

翌28日、片道3時間をかけて(次回鶴見さんが運転会をする)桐生大学まで出向き、線路返却にご協力をいただいた石川安夫さん、武田さんありがとうございました。
何よりも開催地が離れているため、下見や主催者との連絡に苦労しながら全体を見事にまとめた、武田理事長に深く感謝します。お・つ・か・れ・さ・ま。


2013年10月関東支部「八王子運転会」報告

2013-10-23 14:23:49 | 投稿記事

3ヶ月振りの運転会をのんびり過ごす
会員番号31-117
岸田弘

10月の関東支部運転会は、10月19日 (土)に八王子のレイアウトで開催されました。夏の暑さを避け8月・9月の運転会を休みとしたため、3ヶ月振りの開催となりました。

今年6月に富士山が世界文化遺産に登録され、中央道の土曜の朝は新宿から八王子IC迄2時間と、とんでもない渋滞となるため、いつもより30分早く家を出ましたが、この日は「曇り、夕方から雨」の予報で、大渋滞にも合わずホッとしていたら、八王子に近づくにつれ雨がポツポツと…。

早めに集まった仲間と「関東支部運転会は雨で中止にならないから」と空を見上げていると、9時前には本当に雨が止んできました。

矢島さんはシェイのボイラー検査から。無事合格し3気筒の縦型エンジンと全軸駆動のメカニカルな動きと軽いギア音を響かせながら本線に…。

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緊張のボイラー検査

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ギア音も軽ろやかに/矢島さん

N700購入以来、運搬のために先頭車を2分割したり、アルミ構造材を利用して増結用の中間車両を追加している石川安夫さん。3ヶ月間の夏休み(?)を利用して、OSオリジナルの中間車両の軽量化、簡易組付け化に挑戦。その成果を見せてくれました。合板と鉄金具で重い車体構造を20㎜角のアルミ構造材に置き換え、運搬のために着脱しているカーボルスター+パワーユニットの位置決めとネジ留めをボディ上部から見えるようにする等、相変わらずアイディアの満載です。ステップの取付けもビス2本でできるようになり、大幅に作業効率を上げています。荷室の狭いハイブリット車に3両の新幹線を乗せるために知恵を絞っています。いつもより素早く組立てを終え、早速賑やかなお客さま家族を乗せ、満足気の笑顔を見せていました。

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中間車両を軽量化/石川さん

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賑やかなお客さまを乗せて/石川さん

清水岳人さんは愛機C57のリンク調整等を追い込んで、走りの感覚を確かめていました。

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調整を追い込んで/清水さん

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秋を行く/佐藤猛さん

宇都宮の栁町さんは、明日も群馬県榛東町の運転会に参加するということで、手ぶら参加の鶴見さんにBR24を貸して談笑に時間を割く等、ゆとりの運転です。

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連日の運転会を控えて/栁町さん

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今日は栁町さんの機関車で/鶴見さん

岸田 (小田急10000型)は、一週間前参加した神戸FFP運転会の後、車両を積んだままで参加。走り慣れた風景の中で運転を楽しみました。掲示板用の写真撮影の間は、武田さんに運転を代わっていただきました。武田さんのN700と比べ、運転感覚はいかがでしたか?。

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鉄橋を渡る/岸田さん

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ロマンスカーの運転感覚はいかが?/武田さん

昼ごろには薄日も差し込み、早めの昼食が始まりました。土曜日のため、参加者は8人と少なく、皆でのんびり過ごしたため、うっかり集合写真の撮影を忘れ、「今月の集合写真はなし」の報告となってしまいました。
結局この日も昼間は雨が降らず、無事運転会が開催できました。晴れ男バンザイ。


10月法隆寺運転会

2013-10-23 14:12:24 | 投稿記事

10月法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信

台風26号により、亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、被害を被られた方の一日も早い救出と復旧を願っております。

台風一過でスッキリした“秋晴れ~!”を期待していた10月20日(日)に10月法隆寺運転会が行われました。しかし当日は朝から小雨!!予報では午後は曇り空のご託宣。

午前9時の開場時の待ち行列は5組、その後の出席も三々五々。14時の集計では19名(見学者含む)のご参加でした。
しかし、この悪天候の中、3月の投稿記事で紹介させて戴いた、三鷹市のO山様が2泊3日の御旅程で奥様ご同伴でおいでになられました。今回は新造の“ドルテ”を携えてのご参加。O.S.北田様のご指導のもと快調に本線を走行されました。汽車も乗用台車もブリティッシュグリーンに塗られ、金で縁取りされており、丁寧に製作されている事が判ります。

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O山様以外に、降雨の中走行された方は、M宅様、O田様の計御三方でした。当日京都のY木様はマウンテンを持って来られたのですが、先週のフルーツフラワーパーク運転会のメンテナンスのためとの事で、雨が小降りになるのを待つ間クラブハウスで“ビデオ鑑賞会”をされておられました。(ちなみにY木様はFFPで3日間トータル30km近く走行されたそうです。恐るべしマウンテン!!。)

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当日は参加クラブ員も少ないと言うことで、恒例のミーティングと記念撮影は割愛されました。

そんなこんなの運転会でしたので、昼過ぎには多くの方が帰路につかれました。

今月の私。
全く私的な事ですが、孫の様に思っている、又甥(1歳10ヶ月)が北海道から遊びに来てくれたので、この機会に“鉄分注入”を企んで姪を誘い参加しました。先週のFFPで走行出来る事が判った電車を又甥にも運転させようと思っていたのですが、当日は降雨量が多くO田様の水中ポンプで排水するも追いつかず、レイアウトの一部が水没しており走行を断念しました。参加クラブ員が少ないことを良いことに、勝手にクラブハウスの2階を占拠し又甥と楽しく過ごすことが出来ました。鉄分注入は次回のお楽しみに取っておきます。たまには雨の運転会も良い物だと思いました。
(本当の孫では無いですが、大泉逸郎さんの“孫”のヒットした理由がほんの少し判った気がします。)


2013年10月「ミニSLフェスタin神戸フルーツ・フラワーパーク」報告

2013-10-22 18:53:26 | 投稿記事

3日間、44組107名参加で開催されたビッグ運転会。
会員番号31-117
岸田 弘

今年の「ミニSLフェスタin神戸フルーツ・フラワーパーク」は、10月14日(土)~16日(祝)の3連休に開催されました。3日連続の運転会とあって、全国から44組107名の参加者が、自慢の車両を積んで集まりました。この運転会、内山編集長の呼びかけに応えて集まる自由参加の運転会のため、スケール機から自作機まで、様々な車両が集う楽しい運転会です。今年も、古橋さんが計画した一周433.5mの変形ドッグボーン型の線路が、広大なホテル前広場に敷かれ、一周3分を超えるロングランレイアウトが準備されました。

この運転会、発足時の「線路持ち寄り運転会」の精神が息づき、メイン線路は川崎重工様から借用、敷設と撤去は参加者。ヤードはOSポイントとレールを参加者が持参。内山編集長の教え子数人と川重鉄研の3人が乗客扱いやポイント係を、参加者の奥さまは受付けや弁当配布係の裏方を手伝ってくださいました。また、乗車のお客さまからは、阪神・淡路大震災の犠牲者の慰霊と鎮魂から始まった「神戸ルミナリエ」への寄付金として一回100円のご協力をいただく等、全員の見事なボランティア活動で成り立っています。

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受付は奥さま方がお手伝い

今年の特長は、各地のイベントでの事故を教訓に、「安全規則」を準備し、安全速度や危険乗車の監視等、毎日のミーティングで確認をする等、事故防止を徹底したことです。

私は15日朝から16日の午前中の1.5日に参加しました。
参加車両が多いため、お客さまが途切れる時もありましたが、3日間の運客数は合計2,439人になったそうです。
秋晴れの好天に恵まれた3日間。全国の仲間が集い楽しい時間を過ごすことができました。その様子は、写真でお伝えします。

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2日目のミーティング

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2日目の参加者は36組

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奥さまがテストラン/中野さん

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始発列車出発/八木さん

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シェイの重連/武田さん・辻本さん

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ドクターイエローも運客/内山さん

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レールスターは一番人気/中村さん

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黒煙を上げて/古橋さん

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7分の一の大型機/安丸さん

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煙に隠れて/梶本さん

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会話も楽しく

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14日の参加者は25組

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愛機C21で/喜代田さん

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持参DLを運転/澤井さん

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小田急3000型/池上さん

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手づくり機を楽しむ/三宅さん

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小さな運転士を乗せて/岸田さん

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堂々の大型電機/杉原さん

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雷鳥485系/美馬さん


2013年9月 法隆寺ナイター運転会報告

2013-10-08 11:36:26 | 投稿記事

2013年9月 法隆寺ナイター運転会報告
会員番号66-60
酒井貞宣

快晴の9月21日正午から翌日正午まで心待ちのOS法隆寺ナイター運転会が行われました。
私は一昨・昨年に続き3度目の参加ですが今年は参加者がやや少なくヤードに空席あり、これは彼岸連休であったことや残暑によるものと思いますが、参加者には運転し易すく特に2日目などはマイペースで運転できました。

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暑い昼下がりSLもECもしばしお休みです。

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朱色に統一の編集長

私はボイラー水圧テストに随分手間取り梶本さんの全面的サポートでやっと終了したところへ内山編集長が「2日目は法事で不在なのでOSLSC掲示板への報告を書いてほしい」と、綴り方が不得手な私には困ったことですが逃げられません。
それでこの報告は、開門からの2時間と夕食で外出した時間帯の記事が書けないこと、初日の写真のほとんどを編集長が撮った画像を使用しました。

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水圧テスト中の筆者と助けて下さった梶本さん

では本論へ、ボイラーをやっと立上げて内回り線を3周したところでミーティングの呼びかけあり即中断です。

4時、ミーティングで北田さんから「①夕暮れまえからクラブハウスを廻るSL定時タイムトライアルを行います。②従来のモデルルームは無くなり一部のSLをクラブハウスの2Fに移しました。③旧モデルルームでは宿泊不可なのでクラブハウス・各自の車・テントなどで宿泊して下さい。」とのこと。
続いて、内山編集長から「①神戸フルーツ・フラワー・パーク運転会10/12~14は多分今回が最後で全国から初めて参加する車両が数台あり期待下さい。参加者には近日資料を郵送します。②次の会報29号の原稿を作り始めて下さい」との話でした。
ミーティング後の集合写真には22名、昨年は37名でした。

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日差しも傾きミーティング

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背後にタイムトライアルの賞品陳列

17時半ごろからタイムトライアルが始まり、C21にて周回40mほどを2周し1分30秒により近い順を競い、運転者は蒸気加減弁とブレーキのみを操作し時計は見ないこと、タイム実績は全員が運転終了まで発表しない、がルールです。
北田さんが審判1/100秒の精密測定をします。入門受付時に与えられた番号順に1番は片山さんからスタート、帰宅された方もあり19名がチャレンジしました。
数名ごとに梶本・田中・片岡さんがボイラー圧を上げてくれますが走行中に圧力低下でゴールできず再度運転したりベテランの方も含め相対的に速度が遅い傾向もあって予想外に時間を要し後半は暗い中で正にナイトゲームとなり19時半に終了しました。
競技結果は、1位:宮脇さん1’28”17商品はタブレット、2位:辰野さん1’32”44マッサージャー、3位:三宅さん1’33”80ポータブルDVD、以下10位まで賞品、あと参加賞を頂きました。

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中央が審判:北田さんと運転:宮脇さん

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夜でも菅笠運転:札場さん 本線走行:八木さん

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片岡さんから賞品を山田さん

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賞品を手に記念写真、1位外出中

タイムトライアルのあとはガスコンロで夕食を作る人、クラブハウスで弁当を食べる人、私のように遠くまで外食や買いだしに出る人などいろいろです。

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極田さんファミリー

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片山・八木・松井さん

私が外出から戻ったら数人の方が囲んでいた中にブルーのB型DLがあり編集長の作品で型を作りアルミ板を叩き出しで作ったとのこと、加工も塗りも見事な仕上がりです。
さて、本番のナイター運転、SLに前照灯を3個も付けて走行しているKoppel・電動車に乗り換えている人・ヤードから本線へ出て行くForte、驀走しているMountainやC62に加わるべく我がKoppelの灰を落としボイラーを立上げ走行し始めたところ、煙突から吐き出す蒸気が粒となり吹雪のごとく頭上のヘッドライトに映え顔に向かってくるのが気になり眼科に掛かっていることを考慮し防護メガネで走行しました。

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編集長作まっさらのB型DL

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亀岡豪雨災害からは免れた美馬さん

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このあとC62で頑張る中野さん親子

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客車内照明を点灯して吉田さん 

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保護メガネで筆者 

9時過ぎ、遠く広島へ帰る白藤さんと神戸へ帰宅の編集長が暗い車庫の掃除ピットでヘッドランプだけでSLの掃除をされておりましたが常設電灯がほしいですね、それとも我々利用者が延長コードで処置すべきことかも?。

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暗い所でShayを白藤さん、朱は内山さんのクラウス改

10時半に運転を止め整頓して、さて、何処で寝ようか?過去2度モデルルームで泊まりましたが今回は1人テントを張るか、未知なる健康ランドにするか思案のところへクラブハウスのシャワーを浴びられた極田さんを見て自分も浴びたところ気分すっきりし躊躇なくこの建物にて眠ることにしました。

クラブハウスの2Fで若い女性2人と男性1人(深夜に出入りあり不確か)が、私は1Fでパイプ椅子7個を向い合せ1人寝たところ寝付きには自信ある筈が、いすの不安定・人の出入り・突然の点灯などで殆んど寝ておりません。面倒でも持参のテントにすべきでした。
ナイター最終運転は不確かですが、11時過ぎにまだ中野ジュニアが1人運転していたのを見ており、かなり後に2Fで寝ていたお父さんらしきが出て行かれたので多分C62を2人で仕舞われ真夜中に出発されたと思われます。

不眠からトイレに行きましたが、今は運転をされていない長老の松井さんは長椅子に座っていたり、2度目は飲み物を準備されていましたが話し始めると益々寝付けなくなるので声を掛けずでしたが、一晩中我々の車両を監視してくれているように思われました。ひとこと感謝を申すべきでした。

9月22日朝5時半、殆んど不眠でしたが起き上がると気分は普通なので外へ出たところ扇形車庫から音が、片山さんのT-5 SLの安全弁が既に噴き発車寸前です。「早朝の誰もいないこの時に運転するのが楽しみで毎年来ているんです」とのこと、カメラを取りに行って戻ればすでに転車台から出て本線走行2週目をバッテリー不足のカメラでなんとか撮りました。
5時55分、大きな音声でグリーク作曲「ペールギュント」の「朝」という清々しい音楽が流れとても気分よいものでした。
曲は道路向かいの大きな会社:住江織物(株)さんのスピーカーからのもので、来年は是非この曲を聴きながら走行したいものです。
松井さんが本線沿いに置かれた沢山のLEDランプを回収しておられ、あとで知ったことですがランプは松井さんの私物だそうです。電池はすべて取替えですね、有難うございました。

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T-5が出て行ったあとの円形車庫

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周回してきた片山さん、今日は赤シャツです

私もボイラーに火入れし車にある石炭を取りに行ったところ門の近くの引込線で八木さんがMountain(私の1番好みのモデルです)に火入れし立上げ中でした。

T-5の片山さんは30分ほど走行したあとの朝食準備も進み、火入れ最中の私に声をかけていただき美味しいトン汁にあずかり遠慮もなくお代わりまでし食べてすぐ本線へ1番列車から1時間弱も遅れましたが余韻ある名曲と美食で幸せ気分の運転でした。

よく世話になっている極田さんジュニアが朝来られて運転を始めましたが暫くして「○○がダメだ」と運転を止められましたが、その後に走れたのでしょうか。
初めて見たのですが、内周り線を低速運転していたMountainの八木さんが、具体的な様子を書くのは控えますがとても変わった運転を長時間しておられ何かを観察していたようで研究熱心さを伺がえました。いつか聞こうと思います。
私はそれを邪魔しないよう外周り線に移り「おやべ」で古橋さんから教えていただいた低圧からの走行を何度も何度も繰り返しましたが役立てそうです。
「おやべ」と今回は長時間連続運転できたのはSLのサイドタンクへの給水補給に適した小型ポンプを教えていただいた梶本さんのお蔭であり感謝致しております。

最後にひとこと、来年の運転会は連休でない土日を選んでいただき多くの人が集えますことを、そして、皆さんには夜は安全上と写真写りのよい白っぽいものを着ましょう。