2015年1月関東支部「八王子運転会」報告
仲間と家族の笑顔が広がる、新春運転会
会員番号31-117
岸田 弘
1月の八王子運転会は17日(土)に開催されました。
今年初めての運転会に、11組17名のメンバーとその家族が集いました。
新春 初顔合わせ
清水さんは愛機C56の煙室扉に、かわいい正月飾りを付けての参加です。ブロアーは20φ程度のパイプに4連の電動エアポンプで送風・吸引する、低騒音でスマートな優れもの。ポンプ部分は試作段階とのことで、完成後、改めてご紹介したいと思います。
正月飾りで新年を寿ぐ(清水さん・C56)
フォートラックシェイで参加の矢島さんも、手づくりの正月飾りを取り付け、磨き上げた車体「3連の縦型シリンダー/コネクティングロッドの複雑な動き/水平のドライブシャフトから8軸に伝えるベベルギヤ」のメカニカルな動きを見せながら、ゆっくり走り回ります。
シェイに正月飾り(矢島さん)
一方ではトラブルも。石川(安)さんのEB10が、上り勾配終点のポイントで突然脱線。矢島さんと吉岡さんが事故調査員として早速検証を始めます。どうやらトングレールとリードレールの継ぎ目にフランジが乗り上げた様子。
事故調査員が現場検証
武田さんが自機コッペルのボイラー検査を始めると、軸動ポンプ付近から水漏れが。これも早速勝手連の調査員が集まって原因を探ります。機関車を運搬箱に乗せて下から覗くなどをしましたが、結局はサンドボックス上の、注水口の締め付け不足と分かって一件落着。この部分を一部改造していた武田さんは苦笑いです。
水漏れ箇所を探る
原因が分かって思わず苦笑
孫を鉄ちゃんに育てたい鶴見さんは、お孫さんが石川(安)さんのパンタグラフに興味を持ったことを喜び、笑顔で説明を続けます。その後、BR24にお孫さんを乗せ、レイアウトを周回。石川(安)さんも、EB10に乗せ鉄ちゃん育成のお手伝いです。
孫の興味に、鉄ちゃんへの期待
期待の孫と一緒に(鶴見さん・BR24)
孫の育成をお手伝い(石川(安)さん・EB10)
ブリティッシュグリーンの美しいドルテで参加の大山さんは、小さな乗用車両にお嬢さまとお孫さんの家族を乗せて、満面の笑顔。家族で楽しむライブの喜びを見せてくれました。
家族の笑顔を乗せて(大山さん・ドルテ)
八王子レイアウトは、8の字を内側に折り畳んだレイアウトになっているため、東側に並走区間があります。この日は、町さんのBR24と、吉岡さんのT5改8100の併走が、タイミングよく見られました。
併走を楽しむ(町さん・BR24/吉岡さん・T5改8100)
国鉄なっぱ服で参加の佐藤(透)さん(ワダ・コッペル)は、この日、最高気温9.7℃の中、さすがに寒そう。冬は焚口のあるキャブ内に入れると良いのですが…。
なっぱ服はつらいよ(佐藤(透)さん・コッペル)
皆、思い思いに運転を楽しみながら、今年も仲間と家族の笑顔が広がる、素敵な運転会が始まりました。