12月法隆寺クリスマス運転会

2015-12-22 16:00:13 | 投稿記事

12月法隆寺クリスマス運転会

会員番号62-62
澤井 清信


一週間程前に三重県で“夏日”を記録する程の“暖冬”の今年、平年並みの気温に成った12月20日(日)にOS法隆寺レイアウトに於いて12月法隆寺クリスマス運転会(澤井勝手命名)が行われました。記録的暖冬に体が慣れており“平年並み”の気温が身に凍みた朝方でしたが、日中は風も無く日差しの下ではまさしく“小春日和”の一日で本当に運転会日和でした。今年最後の運転会と好天が相まってか、8時45分時点での開門待ちの車が15台程並び、開門と同時にパーキングスペースがほぼ満杯に成り、参加者数も74名(13時半集計、見学者含む)近年稀に見る多さでした。受付では先着20名限定の“サンタ帽子”が配られ嫌が上にもクリスマス気分が盛り上がりました。
今月から法隆寺レイアウト冬期限定名物“焼き芋”が有りました。(とても美味しかったです。)

11時45分からのミーティングでは、OS北田様より。今期会員更新のアナウンスが有りました。運転会当日も受付で更新申し込みが出来、帰りには新会員証がいただけました。(更新お忘れになられませぬようお願いします。)
平成28年の運転会スケジュールポケットカレンダーが配られました。夏期の7,8月は法隆寺運転会が無く、10月1,2日にナイター運転会が復活しております。(本HPにも掲載されております。)
内山編集長からは“会報”が75ページの大作に成ったとの事で、近日中に配信予定との事です。気の早い話ですが“次号会報”の締め切りは来年5月末日とのアナウンスも有りました。
(会報電子配信で時折メールアドレス等の設定で送信不良の会員様が毎回10名程おられるとの事で、最近会報が来てないなと思われる会員様は一度OS北田様にコンタクト宜しくお願いします。)

集合写真は今回もクラブハウスをバックに、はい、チーズ!!
(澤井のロケット号辻本様のC11も映り込んで居ります。)


集合写真

C11ご持参の辻本様とお話をされておられた、Y岸様。汽車はC11と自作の電車をお持ちとのこと。あまりお顔を拝見した事が無かったので、何時頃の入会かおたずねしたところ二十数年前との事。会員番号を伺ったところ私の少し前あたり。C11はプロパン焚き仕様で、このところ殆ど運転しておられ無いとのことで、今回石炭焚きでの運転をトライしたいとのお考え。お住まいは大阪とのことですので、“運転会に汽車持参でおいで下さい、クラブ員の皆さんが指導してくれます”とお伝えしました。またお会い出来ます事を楽しみにしております。

大阪府の喜代田様の路盤が人口芝の運転のお話。火が使えないのでC21の機関車のみ(テンダー付けず)を電動乗用台車で押して乗車会をしたところ、しばらくして機関車がスタックしてしまったとのこと。原因は人口芝の“屑”が軸動ポンプの内部に入りポンプを焼き付かせたためで。屑が溶けてへばり付いていたとの事です。(テンダー接続部の穴から侵入したものと思われ、そんなに負圧に成るのだと驚きました。)
機関車の無火運転の際は色々な事に注意が必要だと思います。それと私の考えでは軸動ポンプは給水の水で“冷却”されている可能性も有りますので、無火運転時も水を流した方が良いのではとも思います。(ボイラーが水で一杯に成りますが・・・)


C11


チャギントン?


山茶花


焼き芋隊


水が・・・


内山サンタ


今月の私
今月も先月、先々月のリベンジ予定でしたが、結果から言いますとまたまた敢え無く返り討ちに遭いました。家で動作確認を怠った報いです。軸動ポンプの吐出圧力が無い状態です。正月休みに分解してみます。(トホホです。)


2015年12月関東支部「八王子運転会」報告

2015-12-16 15:21:50 | 投稿記事

2015年12月関東支部「八王子運転会」報告
年末に集う
会員番号31-117
岸田  弘

12月の八王子運転会は、13日(日)に開催されました。今年最後の運転会として晴天を期待したのですが、予報では曇りのち雨。それでも9時には12人のメンバー(最終的には14人のメンバーと1組の見学者)が集まりました。一時小雨がぱらつく中、スマホの雨雲情報を確認すると「雨雲は小さめ」。これなら運転はできると機関車を降ろし、「本格的な雨が来ない内に運転を…」と、一斉に蒸気上げです。


年末に集う


雨の来ぬ間に蒸気上げ


大島さんのコッペルのボイラー検査を始めると、検査用のポンプの圧力が上がりません。ポンプを分解して確認すると弁のボールの固着と分かり一件落着。寒くなるとこんなところのボールも固着が発生します。さらにボイラー検査では、途中で水漏れ箇所が見つかり、シールテープ等で補修し、結果は合格。機関車の健康診断のためにも、ボイラー検査は役立ちます。


今日はボイラー検査を/大島さん(コッペル)


ネットオークションで入手し、7月にデビューした守田さんのT5風機は、軸動ポンプやオイルポンプの不調を抱えながら、コツコツと修理を重ね、今回の八王子運転会では、奥さまと玉田さんを乗せてドレインを吹きながら、ご機嫌な走りを見せていました。嬉しそうな守田さんの笑顔が、手間のかかる機関車への愛情を示していました。


ドレインを吹きながら/守田さん(T5風)


いつも有煙炭を焚いて、顔を真っ黒にして楽しんでいる古橋さん(8600)。一週間前の蘇我運転会で、大石さんから無煙炭の使用を勧められ、今回は無煙炭での走行です。何か物足りないのか、ドラフトの蒸気を浴びながら走り回っていました。


今日は無煙炭で/古橋さん(8600)


エンジン発電機の電気をサイリスタでコントロールし、モーターを回して走らせている佐藤(猛)さんのトビー。今回、モーターを2層式洗濯機の洗濯槽モーターに交換しての試運転をしていました。快調な走りを見せていましたが、ギア比が低くスピードが出過ぎの様子。「シャフトの細い脱水機用モーターと小さなギアで、ギア比を高くし、スピードを押さえたい」と、次なる課題を見つけていました。


新しいモーターに乗せ換えて/佐藤(猛)さん(トビー)


岸田の小田急10000型は、台車と運転車両を降ろしたところで雨が来てブルーシートのお世話に。結局、2度目の雨で運転を諦め車両を収納。もっぱら取材に取りかかります。


幸い、「走れる内に走ろう」と皆が一斉に蒸気上げし本線に走り出たため、場所を決めて待機していれば、次々写真が撮れるので大助かり。いつもはバラバラに走り出す車両の写真撮影に駆け回っていた岸田にとっては良き日でした。


ということで、年末に集合したメンバーと車両の様子は、写真でお楽しみください。


赤い鉄橋を渡る/町さん(BR24)


家族の笑顔を乗せて/鶴見さん(S6)


森の中を行く/大山さん(ドルチェ)


機関車が続く/武田さん(コッペル)


今日も快調T5改8100/吉岡さん


コッペル快走/矢野さん


渡り線を通過/佐藤(透)さん(S6)


長い上り坂を登り切って/大坂さん(C58)


2015年12月「蘇我運転会」報告

2015-12-11 15:41:48 | 投稿記事

2015年12月「蘇我運転会」報告
年末の運転会を楽しむ
会員番号31-117
岸田  弘

12月の「蘇我運転会」は、6日(日)に「花の駅そが」で開催されました。今年最後の運転会とあって、見学者を含め17人が参加しました。


2015年最後の蘇我運転会に集う


朝礼では、理事長の石川(進)さんから、「運転場は今後も継続して使えることになった/建物の利用法やテナントを探し、トイレ等を使えるようにしたい」との、明るい見通しの報告がありました。


ミーティングでは、明るい見通しが


大西さんは、ポーター(弁慶)を持参、「初めてのライブとして2004年夏に購入/2005年正月に法隆寺レイアウトでデビュー/みんなが集まって来て、火入れから教えてくれた/2月には奥さまを連れて参加し、初めて乗せた」と、ライブ入門時の楽しい思い出を語ってくれました。その後、「周りの5吋機が楽々運転しているのを見て、S6を購入/(ポーターに比べ)ライブってこんなにやさしいのかと知り、ポーターはお蔵入りになっていた/今回OSで全検したので持参した」と話しながら、蒸気上げを完了。本線を快調に走り出しました。その後、エンジンとテンダーを繋ぐホースが何度も外れます。その都度ハンドクレーン?で気軽に持ち上げ、守田さんが持っていた結束バンドで何度か締め付けましたが、ホース硬化のためか改善しません。とはいえ、ヒョイと持ち上げ下回りの点検修理が出来る3.5吋の良さを再発見したようです。


ライブ入門の記念機「弁慶」を楽しむ/大西さん(ポーター)


今年ヘッドマークづくりに熱中した西本さんは、ついに「つばめ」をつくり上げました。つばめマークの中の文字は、象嵌技法によるもの。銀色のマークの中に金色の文字が埋め込まれ、苦労(本人にとってはこだわりの楽しみ)の後が、うかがわれます。


トラブルにはハンドクレーンで緊急対応


つばめのヘッドマークを輝かせて/西本さん(C62)


大石さん(C21改C57)は、ドームの横に、小さな汽笛を追加工していました。運転席の弁を開くと蒸気で鳴ります。実機の雰囲気が出て、楽しい加工です。午前中は運客線の主力機として大活躍。午前の運客終了後、奥さまを乗せての写真を撮らせていただきました。


ドームの横に小さな汽笛が/大石さん(C21改C57)


運客を終えて奥さまサービス/大石さん


昼食時には、OS提供の景品の抽選会を実施。年末の運試しを楽しみました。


午後は、馬場さんのC62の入線に合わせ、西本さんのC62にも再度火入れをしていただき、C62の重連風の写真を撮らせていただきました。3.5吋機は、間に乗用台車が必要なため、完全な重連にならないのが残念です。


C62重連/西本さん+馬場さん


また、石川(剛)さんもポーター(弁慶)を持参。5歳の息子さんが上手にレギュレーターを操作し、快調な走りを見せていました。親子孫と3世代続くライブファミリーの微笑ましい姿です。


5歳の隼くんの運転で/石川(剛)さん(ポーター)


この日、「吉本興業のお笑いタレント/鉄道好き芸人」として知られる鈴川絢子さんが、1歳の息子さんを連れて、蘇我ミニトレインクラブの活動を見に来てくれました。ご主人が熱心にビデオ取材をされており、翌朝にはYouTubeでアップされていました(※)。子供と母親の目線でミニ鉄道の乗車を楽しむ様子が、6分続く楽しい作品です。


鈴川絢子さんも来場して取材と乗車


この日の運客は784名。温かな日差しのあった午前中は、乗客も多く、武田さんの新幹線N700、大石さんのC21改C57、古橋さんの8600、内周線では西本さんのC62がフル活躍。午前中だけで521人の運客をしました。


運客を楽しむ/古橋さん(8600)


友人のお子さまを乗せて/大島さん(ED201)


以上


※鈴川絢子さんのYouTube、「蘇我ミニトレインクラブに行ってきました」は、https://www.youtube.com/user/suzukawaayakoのHPでご覧いただけます。