白馬運転会報告

2019-05-31 17:07:02 | 投稿記事

白馬運転会報告
5月の最高気温を観測する中で、新緑の白馬に集う
会員番号31-117 岸田  弘(東京都)

 

標高700mの高原に新緑が広がる「白馬ミニトレインパーク」で、今年も5月25日(土)と26日(日)の2日間、「OSLSC関東支部とJCFCの合同白馬運転会」が開催されました。

■「白馬」に集う/OSLSCとJCFCの仲間たち

26日には全国926地点の観測点の内288地点で5月の最高気温を観測。35℃以上の猛暑日を53地点で記録しましたが、白馬でも25日は30.4℃、26日には29.9℃と真夏のような暑さの中での運転会となりました。とはいえ、新緑の林のお陰で日陰に恵まれ、好天に恵まれた運転会となりました。

■朝のミーティング

OSLSCとJCFCの両方に登録するメンバーも多く、また白馬のレイアウトの素晴らしさを知る仲間が今年も21組、早朝から愛機を持って次々集まりました。
朝のミーティングでは、「本線での留線の禁止/安全運転」を確認し、運転会のスタートです。

■お客さまの笑顔を乗せて/栁町さん(BR24)

このコース「複線の小判型エンドレスに、リバース線2組の複雑な線路を組み合わせ、一周700メートルを『一筆書き』で巡る」楽しいコースです。
線路はしっかりしたコンクリート路盤の上に、OSの7.5吋+5吋の堅牢な併用軌道が敷かれ、安定した走行をするうちに、突然並走区間や対面区間が現れ、車両の出合いを楽しめるルートでもあります。林間の木漏れ日の中を回る癒しの空間で気持ちよく運転できます。

■急勾配を登る/八木さん(C56)

毎年、ご夫婦での参加も多く、今年は8組が奥さまと一緒の参加でした。
ここでの運転会、いったん走り出すと戻るまでに8分も掛かるので、声を掛けての取材が出来ず、写真に収めるので精一杯。ということで、今回も、写真での報告とさせていただきます。

■コッペル奮闘/大島さん


■木漏れ日を背に受けて/鶴見さん(BR24)


■白馬初挑戦/牛来さん(フォルテ)


■奥さまはビデオ撮影/大石さん (S6改C56)


■鉄橋を渡る/吉岡さん(T5改8100)


■林間を抜けて駅通過/武田さん(コッペル)


■築堤を爆走/守田さん(C21)


■駅を出発/岸田(小田急10000型)


■白馬にマウンテンが行く/竹内さん(JCFC)


■「えぽっく」駅を通過/佐藤(正)さん(C56・JCFC)


■木漏れ日を浴びながら/鳥居さん(C56・JCFC)


■緑に染まって/長田さん(C56・JCFC)


■ワンちゃんも一緒に/古橋さん(8620・JCFC)


■スケールスピードでゆったりと/加藤(浩)さん(8630・JCFC)


■リバース線を通過して/長島さん(C50・JCFC)


■電気機関車も参加/広田さん(デキ400)


2日間お天気にも恵まれ、木漏れ日の中でゆっくりと運転を楽しむことができました。
以上


令和元年5月「法隆寺運転会」報告

2019-05-29 09:46:53 | 投稿記事

令和元年5月「法隆寺運転会」報告

松尾 貴司

 

昨日までの初夏の暑さから一転、天候は曇りで風が少し肌寒い5月18日(土)にOS法隆寺レイアウトにて令和元年5月法隆寺運転会が行われました。(考えてみれば令和初の運転会です)

運転会の日は8時過ぎから準備を始めるのですが、今日に限っては開門待ちの車が一台も無く、土曜日ということもあって参加人数が少ないのかと思いましたが、9時の開門時には12,3台程の車列が出来ていたとの事で、最終的に参加者は39名(14時集計、見学者含む)でした。

先月の運転会では藤の花は満開でツツジはまだ咲いていませんでした。来月はツツジが満開かな、と思っていましたが、既に咲き終わっていました。桜もそうだったのですが、開花時期と運転会の日程はなかなか合わないようです。

運転準備風景





札葉様のクラウスのテンダー車、よく見ると1軸車で驚きました。



たくさんの車輌がレイアウトに入られたので少し渋滞気味の場面もありましたが快調に走られています。






ミーティングでは内山様より2件、まず会報についての連絡がありました。現在は2件ほど記事が集まっていますが、5月末までまだまだ投稿を募集中です。そしてもう1件がミニ鉄道フェスタ in 神戸メリケンパークについて、今年の日程は10月26日(土)27日(日)に開催されますが、10月26日(土)は法隆寺でも運転会が開催されますので2年連続で同一日での開催となります。

今月のスピーチはお二方、久しぶりに来られた山本様は昨年のナイター運転会の日にお車を運転して傷つけてしまい、なかなか立ち直れ無かった経験から、会員の皆様も運転には注意してほしいとのお話でした。来月は車輌を持ってきて参加されるとの事です。もうお一方はこちらも久しぶりの参加となった白藤様で、地元からイベントでライブスチームを走らせてほしいとの要望が多くて法隆寺運転会には参加できず、今回は久しぶりにコッペルを持ち込んで運転しようとしたら灰箱の掃除ができておらず、準備が大切とおっしゃられていました。
(私が司会をしていたので写真が無く、申し訳ありません)

集合写真を撮影する際は私の撮影機材の調子が悪く、内山様のお写真をお借りします。



午後からも運転、ボイラー検査と盛況でした。









以前から気になっていたのですが、今回は参加車輌別にカウントしてみました。内訳は

ブリタニア:1台
T5:1台
クラウス:4台
C11:2台
コッペル:5台
C21:2台
BR24:1台
C62:1台
ボールドウィンB1:2台
ポーター(限定):1台
電動車:3台
参加車輌合計:23台

先月多く走っていたロケット号、いつも誰かが持ってきているフォルテ/ドルテの参加は1台もなく、示し合わせて同一車種が集まることもありますが(先月はロケット号祭りでした)、複数台お持ちの会員様で運転会に持っていく車輌選択に波のようなものがあり、なぜか自然と同一車種が集まるのでは、と感じています。今回の運転会はクラウス・コッペル祭りですね。



大分県玖珠町「第70回 日本童話祭」に併せた特別運行In豊後森機関庫

2019-05-13 09:07:08 | 投稿記事

大分県玖珠町「第70回 日本童話祭」に併せた特別運行In豊後森機関庫
会員番号91-20
野田ともゆき



大分県玖珠町は「日本のアンデルセン」とも呼ばれる久留島武彦の生誕地であり、童話の里としても有名です。この久留島武彦の童話行脚50周年を記念して創設された日本童話祭は、今回で70回目を数え、町をあげてのお祭りが町の各地で開催されています。
毎年、5月5日にこのお祭りが開催される関係から、それに併せ今年は5月の3~5日に豊後森機関庫公園にてミニトレインの特別運行が開催されましたので報告いたします。

さて、豊後森レイアウトは昨年の11月にご紹介させていただいた通り、レール総延長約800m、本線1周も約300m。また、トラバーサー2基と転車台を備えた、九州ではトップクラスの設備に加え、抜群の景観が魅力です。
その魅力を体験にと、今年は静岡を中心に遠方からも多くの方々がお見えになりました。

・5月3日
レイアウト常設のトーマスとキハ07に加え、静岡から4名の方が参加されました。
まずは、九州を代表する門デフのC58メンテナンス中のO坂様 ↓



地元トレインクラブの方々も、多くの列車に興味津津。交流の輪も広がります。
トレインクラブ事務局長のO方様、N川様 他の方々との交流↓



自分も挨拶や交流をはじめ、見ているだけで、あっという間に日は過ぎ去り、写真が撮れていないことを夕方気付いてしまい。片付けなどを記録しながら見せていただきました。

片付け中のS之宮様とC56 ↓


このレイアウトは、コース内に車庫も設置され終了時には常設の編成が収納されているのですが、今回の遠征の方々は
「出していただいた車両をまた収納(車に戻す)」
という訳にはいかないので、仲良く庫内に収めました。

収納も見事な連携 ↓



・5月4日
この日は朝から関東勢の蒸気に加え、遠路OS関東のT田様が新幹線を積んでお越しになりました。
切株山をバックにOS関東T田様 ↓



新幹線の人気たるや、凄いもので、新幹線目当ての子供たちが、この日、列をなします。驚くほど人気に偏りが出たため、蒸気勢は午前中から得意の「重連運転」

機関庫ミュージアム前を通過する迫力の重連運転 ↓



この日は、九州・山口地区の方も多くお見えでした。

K嶋様のロケット(走行写真が間に合わず申し訳ありません) ↓



K嶋様のパートナーのロケットは、現実のパートナーである奥様を置き去りにし、運転会に来たため、奥様と同じく、機関車も機嫌を損ね、短時間の走行を余儀なくされました。後日伺った話では、帰って奥様のご機嫌を取られたとのことで、次の走行にはロケットも機嫌よく走ってくれるものと期待されます。

準備中のH様(コッペル) ↓



H様は以前、このコッペルで白馬や福知山の運転会にも参加されていたそうです。購入より長く大事に使われているそうで、この日も行きとどいたメンテナンスで1日を走り切られました。

本線走行を楽しまれるH谷様 (コッペル)↓


いつも手際の良さに定評のH谷様。準備も早く丁寧で、ドンキーの使い方を伺った際にも親切に教えていただきました。その丁寧さから、普段のお仕事ぶりも容易に想像されます。

お嬢様とご同乗のK田様(ED72-1)  ↓



ウチのお嬢様は「石炭くさい!」と、同行を拒否されているのに対し、準備段階からお嬢様がお手伝いされ、本線走行を楽しまれました。この機関車は前回から、パンタグラフやHゴムなど着実に組み上げられ、終日、運転を楽しまれました。

結果、この日は、常設の2編成に加え、関東の4編成、九州の5編成の11編成が走り、大変賑やかな1日となりました。

この賑やかさは夜まで続き、遅くまで鉄道談義に花が咲きました。

・5月5日
ミーティングの様子 ↓



この日は朝のミーティングで「逆回り」の指示が有りました。

逆回りに備え、編成入れ替え(N川様) ↓


進行方向が逆で、一見難しそうですが、脱線する事もなく退避線を使いうまく反転される姿には
「さすが!」の一言でした。また、
この日も新幹線は始発から大賑わい(T田様) ↓


準備の手際も相まって、新幹線に乗客が集中します。

九州からは2台が参加
豊後森では初走行のO沢様(C21) ↓


O沢様は、あの大井川鉄道にC11を寄贈された、故小沢年満様のご子息で、眠らせていたお父様の機関車を活用できるようにしておられるそうです。
H島様(T5) ↓



普段からO沢様と行動を共にされているH島様は、この他にもクラウスや電動車など普段から多岐にこの趣味を楽しまれています。
ジャンボ鯉のぼりをバックにO坂様 ↓



近くの河川敷ではジャンボ鯉のぼり(60m)をクレーンで上げるのが恒例となっています。

3日間走りを楽しまれたS之宮様 ↓


ご子息を伴われ、遠征・運転と充実の3日間を過ごされました。


と、特別な3日間だったわけなのですが、普段はトーマスとキハ07の2編成を毎週日曜日に地元のボランティア団体「豊後森トレインクラブ」は約50名でローテーションしています。元国鉄職員の方も居られますが、基本はこの方々の努力で、夏の草刈りをはじめ、維持管理がなされ、運行と景観が保たれています。

そんな方々にも感謝をしつつ、玖珠町がより賑やかになるように願って、今後もこの施設を使わせていただきたいと思います。



2019年5月関東支部「八王子運転会」報告

2019-05-08 15:16:16 | 投稿記事

2019年5月関東支部「八王子運転会」報告
満開のつつじに囲まれた、平成最後の八王子運転会
会員番号31-117  岸田 弘

 

5月の八王子運転会は4月29日(月・祝)に前倒しで開催されました。
毎年、5月の八王子運転会は、施設自慢のつつじが満開の時期に合わせ、前倒しでの開催をしています。
さらに今年は2日後の5月1日に「令和」への改元、新天皇の即位等で10連休となる連休前半に当たり、沢山のメンバーと家族が集まり賑やかな運転会となりました。

■沢山の参加者で賑やかに


新年の運転会には毎年手作りの正月飾りを用意している矢島さん。
今回は「令和」の飾りを4トラックシェイに掲げて、新元号を祝います。そして祝賀ムードの漂う機関車は、長い勾配区間を縦型エンジンとクランクの動きを見せながら快調に登っていきます。

■新元号の飾りをつけて/矢島さん(4トラックシェイ)


■「令和」に向けて勾配を登る/矢島さん(4トラックシェイ)


京都からは美馬さんが息子さんと一緒に、コッペルとサザンパシフィックのディーゼル機関車の2台を積んで初参加。
親子が交互に運転し、満開のつつじの中を走ります。「美しい景色と整備されたレイアウトで一日楽しく過ごせました」と感想をいただきました。

■息子さんの運転で/美馬さん(コッペル)


■米国機八王子に入線/美馬さん(サザンパシフィックGP-9)

武田さんは奥さまと娘さん家族が参加。大山さんのE235では奥さまを、石川(安)さんのトーマス+EB10ではお孫さんを乗せて楽しんでいました。
大島さん(コッペル)も、奥さまとお嬢様が久しぶりに参加。
交互に乗って咲き誇るつつじを楽しんでいました。

■今日は奥さまを乗せて/武田さん(車両は大山さんのE235系)


■今度はお孫さんを乗せて/武田さん(車両は石川さんのトーマス+EB10)



■久しぶりにお嬢様も参加/大島さん(コッペル)


■安全弁を吹き上げて/吉岡さん(T5改8100)

施設の行事とも重なり見学者が次々訪れ、駅と駐機場は大賑わい。全員が運客に活躍します。
5月3~5日に開催される大分県豊後森機関庫公園での運転会に武田さんと共に参加予定の佐藤(正)さん。
運転会に持参するC57+トキ+ワフの整備状況を確認しながらの運転です。東京から大分までの遠距離の自動車運転にお気を付けて。楽しい報告を待っています。

■大分出発前の試運転/佐藤(正)さん(C57)


■見学家族の歓迎を受けて/石川(安)さん(トーマス+EB10)


■見学家族の笑顔を乗せて/大山さん(E235系)


■鉄橋手前は紫色のつつじ/栁町さん(BR24)


■駅に進入/鶴見さん(BR24)


■コッペルも運客に奮闘中/八田さん


咲き誇るつつじの林とお客さまの笑顔をいただき、「平成」の締めくくりにふさわしい、楽しい運転会となりました。
以上