平成30年9月法隆寺運転会

2018-09-27 09:28:27 | 投稿記事

平成30年9月法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信

 法隆寺運転会の無かった2ヶ月間に“大阪北部地震”“西日本豪雨”“北海道地震”と大きな災害が有りました、亡くなられ方の冥福を祈るとともに、被害に遭われた方の一日も早い復旧・復興を願っております。
 2ヶ月ぶりの運転会でしたが、天候がスッキリ秋晴れとはいかず、雨のち曇りの天気でした。開門前の8時半頃にはかなり強雨が有りましたが、9時半にはやみ一安心でした。参加者は26名(14時集計)と少し少なめでした。
 朝の降雨で、レールが一時クラブハウス前からレース場横あたり迄冠水するほどでした。

 11時45分からのミーティングで、OS北田様から“10月13,14日の“ナイター運転会”の話が有りました。会員には後日案内のハガキが届くとの事で、今年も色々とお楽しみ企画中で1日のみでのご参加も大歓迎との事です。
 他に石炭サンプルのお話が有りました。会員さんの“汽車には煙が必要!”との要望から石炭を取り寄せたので“試用”依頼の話があり、約2Kgが10名に配られました。(私も頂きました。従前ですと太平洋炭が有ったため煙は困らなかったのですが・・・。)
 内山編集長から11月17,18日の“神戸メリケンパーク2018”のお話が有りました。今年は運客ボランティアを優先しており、フリー走行は無いとの事です。参加申し込みは今月(9月)末日までとの事です。
 加えて会報原稿も宜しくとのことでした。(11月末締め切り予定)
 
今月の言いたい放題
 お一人目は和歌山からご参加の極田様。いつも法隆寺レイアウトのメンテナンスを行ってくれておられる方です。レール不具合等気に成ったら何なりと言って下さいとの事です。(当日もレース場横、クラブハウス前の排水をされていました。)
 お二人目は大阪からご参加の片山さま。岡山にお住まいの時にラジコンをやっておられ、大阪に転勤の折にご友人からOSを紹介されて、この趣味に入られたとの事です。これからも宜しくお願い致します。


極田様


片山様

 集合写真は今回もクラブハウスをバックに。はい、チーズ!!


集合写真
 

久しぶりの運転会
 9時半時点で雨は降っていなかったのですが、私も突然の雨に備えターンテーブルのテントの所に陣取りました。準備をしていると、内山編集長が“来る途中の事故と大雨で30分余計に掛かった!!”と到着されるや私の横に陣取られました。ご持参された汽車は私と同じクラウス5吋改でした。準備されて暫くすると“石炭箱(テンダー)忘れた!!”美馬様から箱を借りられて事なきをえました。久しぶりの運転会忘れ物に要注意ですね。


準備
 
今月の私
 今月はクラウスを持って行きました。8月に広島の世羅に持って行き“煤落し”をして居なかったので、煤落としをしてから走行しました。煤落としをして“火格子”を入れようとしたのですが、どうにも上手く行きません。よ〜く火室を見ると焼けた大きな“石”が有りました。石炭に紛れていたのでしょう。
 走行には朝のミーティングで配られた石炭を用いました。試用(使用)の感想:良く燃える。煙は出ない。シンダーが煙突から出る(背中に入り少し火傷。煙管の長い大きな機関車では余り関係ないかも)。通常使用に関しては問題無いと思われる。銘柄はベトナム ホンゲイ5号との事です。
 走行後煤落としをして、K社のスプレーオイルを吹きかけていた所、白藤様より“その安物のスプレーは×やで!!”と言われ、生返事をしていると暫くして白藤様が“これが良いんや、椿油!!”と言って機関車にたっぷり吹き付けてくれました。拭き磨きをしようとしたら“そのまま置いておくと確り馴染むんや!!”とのことです。(白藤様、次回も椿油お願いします。)


編集長


B-1


クラウス


コッヘル


フォルテ


フォルテ2

 


2018年9月「ミニSLフェスタin おやべ」報告

2018-09-27 09:02:19 | 投稿記事

2018年9月 「ミニSLフェスタin おやべ」報告
今年も集まった33組のミニ鉄道仲間。
会員番号31-117 岸田 弘

毎年9月に、富山県小矢部市のクロスランドで開催されるミニSLフェスタ。今年も「敬老の日」にかけて9月16日(日)-17日(月・祝)に開催されました。
「池と山裾を回る8の字」の常設線600mと、「円形の交流広場を回る」仮設線600mの、全長1200mを自由に走ることができるレイアウトが用意され、今年も33組のミニ鉄道仲間が全国から集まりました。年々高まる人気で、今年は16組もの申し込みを(ヤードの)定員オーバーで断ったとのこと。基本的に先着順の様で、案内が届いたらすぐ申し込む必要があるようです。
2016年は「秋雨前線」の影響で2日間とも雨、2017年は「台風17号の通過」で2日間とも朝10時まで雨に降られた経験から気になる今年の天候は「曇り時々雨」。2日間共、前夜からの雨が朝には止み、ヤードでは運転準備が進みます。


■運転会開始前にタワーと一緒に自撮り/新宿区・岸田(小田急10000型)


10時、フェスタ開始と同時にお客さまを乗せた車両が駅から次々に出発します。OS機1番機は奈良市・山田さんのC21、開始を待っていた子供たちの笑顔を乗せてスタートです。


■開会式後駅を出発/奈良市・山田さん(C21)


神戸市・内山さんは運客用に準備したドクターイエローで、常設線の池の横の下り勾配を快調に走らせます。


■ドクターイエロー快走/神戸市・内山さん


ロングランレイアウトのため、大型機と長編成機が多い中、西東京市の武田さんはコッペルでのコンパクトな運客で、親子・姉弟を運びます。小さな罐での連続運転に腕を見せていました。


■コッペルで一周600mの仮設線に挑戦/西東京市・武田さん


名古屋市・山本さんのS6が絶景の撮影ポイント、クロスランドタワーを背景にした赤い鉄橋を渡っていきます。


■タワーをバックに赤い鉄橋を渡る/名古屋市・山本さん(S6)


杉並区・鶴見さんは初めて参加の奥さまを乗せてBR24で運客。この後、奥さまが平坦の仮設線で初運転を体験されていました。


■今回は奥さまと一緒に/杉並区・鶴見さん(BR24)


京都市・八木さんは、フル整備を終えたマウンテンで朝から晩まで2日間、熱心に走り込んでいました。2日間でどの位走ったのでしょうか。


■仮設線を爆走/京都市・八木さん(マウンテン)


昼食後のレイアウトが空いた時間を見計らって、神戸市・内山さんのロケットが走り出します。長距離の登り勾配が続く常設線を3周ほど、走り回っていました。機関車も素晴らしいが、内山さんの走行技能に脱帽です。


■ロケットで一周600mのロングランに挑戦/神戸市・内山さん


おやべ運転会の特徴は、全国から多様な車両が集まること。
ターンテーブルの周りにはコッペルから8.4分一のC58まで顔を揃えます。


■機関区には様々な機関車が集う


碧南市・杉浦(幼)さんの木曽のボールドウインB1は、5吋規格の6分の一のため、ナローといえど大きな車両。しっかりと存在感を示します。


■ナローも5吋だとこの迫力/碧南市・杉浦(幼)さん(ボールドウインB1)


クロスランドミニ鉄道クラブからはJR九州の豪華列車で話題の「ななつ星」のDF200-7000が登場!。小矢部市の・中島さんが種車DF200の図面を基に、「ななつ星のDVD」を繰り返し見て細部を決めて行ったとのこと。気品ある「古代漆色」塗装と豪華な金文字が、製作マニアのこだわりを感じさせます。


■おやべに「ななつ星」が走る/小矢部市・中島さん


同じく小矢部市の村西さんの北陸新幹線E7。10分の一スケールで存在感があり、クロスランド最大の人気車両です。


■クロスランドの人気車両!北陸新幹線E7/小矢部市・村西さん


地元TV局は、磐田市・寺井さんの新幹線500系を取材中。E7と500系新幹線が顔を合わせるのも、この運転会の楽しさです。


■地元TV局も取材に/磐田市・寺井さん(500系新幹線)


7歳の孫、はるき君のために作った春日井市・井上さんの電動パーシー。はるき君の運転で親子3世代がミニ鉄道を楽しむ微笑ましい姿が見られました。


■はるき君運転のパーシーで3世代が楽しむ/春日井市・井上さん


蒸気機関車は8.4分の一の動輪社機関車が大集合。北杜市・和田(篤)さんと駿東郡・中川さんのC58の豪快な重連が長い貨車を引いて走り回っていました。


■壮観! C58重連スタート/北杜市・和田(篤)さん+駿東郡・中川さん


横浜市・大坂さんはC58とスユ42+スハフ42に乗用車両を挟んで走行。蒸気機関車には、やはり客車や貨車の編成が似合います。


■蒸気機関車には客車編成が似合う/横浜市・大坂さん(C58+スユ42+スハフ42)


香芝市・村本さんも毎年3世代で参加。家族で楽しんだ後は運客に専念。紫煙を上げて長い登り勾配を登っていました。


■紫煙を上げて勾配を登る/香芝市・村本さん(C58)


一時、降雨がありましたが、2日間ゆったりと運転と仲間との交流が出来ました。素晴らしい場を提供いただいた主催のクロスランドおやべと共催のクロスランドミニ鉄道クラブに感謝申し上げます。


■メインホールではHOやNゲージの運転会

 


2018年9月 関東支部「蘇我運転会」報告

2018-09-10 14:39:54 | 投稿記事

2018年9月 関東支部「蘇我運転会」報告
夏休み明けの運転会は雨でスタート
取材メモ・写真:会員番号66-45 大西 立
まとめ:会員番号31-117 岸田 弘

9月の蘇我運転会は2日(日)に「花の駅そが」で開催されました。
毎年7月8月は暑さを避けて夏休みとしているため3ヶ月ぶりとなる運転会を期待していたのですが、この日の天気予報は「午前中小雨、午後曇り」。「関東支部の運転会は雨で中止にならない」のジンクスを信じて、12人のメンバーが集まりました。


■雨上がりを信じて集う

9時前には雨がなく、駐機場に車両を降ろして準備を始めましたが、間もなく雨が降り始め、車両の雨対策をして倉庫に逃げ込みます。話題はもっぱら天気の動向。それぞれスマホのアプリで予報をチェックしながら待機です。
午前中に雨が止む様子はなく、お客さまの運客は「中止」と決定しゲートに表示を出しました。


■雨で倉庫に避難、スマホで天気の動向を探る


■ゲート前に「運転会中止」の表示を

予報通り午後には雨が止み、自由走行を始めます。
芝生の上では、武田さんがN700のコネクター交換作業。成田さんは紫煙の中、笑顔でC21のスチームアップです。


■N700はコネクター交換/武田さん


■紫煙に囲まれスチームアップ/成田さん(C21)

この日のメインイベントは発売と同時に発注し、完成させた馬場さんのボールドウィンB1の初運転。圧力検査で水面計下部からの水漏れが発見され、ナットの締め付けで解決。順調に圧力を上げ本線に出ます。馬場さんの笑顔からその満足度がうかがえます。快調な走りを見せた後メンバーに囲まれ、木曽森林の特徴を掴んだ好ましい姿とオプションパーツ全てを自作した話しで話題が弾みます。


■初運転成功。大満足の馬場さん(B1)


■オプションパーツ自作の話しに花が咲く/馬場さん


大西さんは、ライブを始めた記念機ポーターで参加。弁慶号で知られるアメリカンスタイルの調子は今一つでした。
海外出張が多く、なかなか機関車を持ち込めない加納さんが久しぶりにコッペルで参加。京葉線をバックに快調な運転ぶりを見せていました。


■ライブを始めた記念機で/大西さん(ポーター)


■久しぶりにコッペルで参加/加納さん

雨が止んで訪れた市民には構内を開放。安全に注意しながら普段は見られない機関車の世話の様子などを間近に見ていただき談笑です。


■市民の皆さんと談笑

※本稿は、大西さんの取材メモと写真を基に、岸田がまとめました(文責:岸田)。