2018年6月 関東支部「蘇我運転会」報告
真夏のような日照りの中で…
会員番号31-117
岸田 弘
6月の蘇我運転会は3日(日)に「花の駅そが」で開催されました。
この日は朝から晴天。強い日差しが照り付け、じりじり気温が上がり最高気温は28.5℃にも達しました。
■強い日差しの下で
芝生の上では、武田さんが異常摩耗した車軸を交換したN700のパワーユニット台車を付け替えていました。台車ユニット毎にスペアを用意し、端子盤を介して交換できるように準備がされていました。
■パワーユニット交換中
出張が多く、機関車を持っての参加が難しい加納さんが
2年振りにコッペルを持参。「ボイラー検査票を無くした」とまずは圧力検査を…。大西さんが立会人となり、新しい検査票に合格判定の署名をしていました。
■まずは圧力検査から/加納さん(コッペル)
運客線では石川(安)さんの「トーマス+EB10」が、カシワバアジサイの脇を通過していきます。
■アジサイは満開/石川(安)さん(トーマス+EB10)
強い日差しの下で、トーマス待ちのお客さま(子供たち)は長い時間待つことになるので、武田さんの機転で藤棚の日陰でお待ちいただくことにし、熱中症対策をしました。
■トーマス待ちのお客さまは藤棚の日陰へ
先月の総会で、「重い7.5吋の乗用車両に代えて、5吋の軽い車両を新製したらどうか」の提案に対し、武田さんがご自分の車両を試供用に持参。早速、成田さんがC21で確かめます。「軽くて運転が楽」が成田さんの感想でした。
■乗用車両が軽くなって/成田さん(C21)
午後の蒸気機関車の運客は加納さんのコッペルです。加納さんも「この車両なら、コッペルでも運客が可能」とのことで、評価は上々でした。
■コッペルも運客に大活躍/加納さん
自由走行線では、大西さんのBR24が快走。
■夏の日差し?を帽子で避けながら/大西さん(BR24)
昨秋、ポイントでの脱線の原因を探っていた大島さんのC62も、イコライザーのナットの欠落が原因と分かり、これを修復して久々の登場。「大型のテンダー付きの機関車は、準備と積み込みの条件が整った時でないと持ち込めない」と言いつつも、独特のブラスト音を楽しんでいました。
■久しぶりにC62を楽しむ/大島さん
石川(剛)さんは、C62で3代目の隼くんに運転の特訓中。つなぎの作業服を着た7歳の小さな運転士の堂々たる運転ぶりに、見ている方の笑顔がこぼれます。
10/■ 3代目特訓中/石川(剛)さん(C62)
この日の運客は872人でした。