2020年11月 関東支部「八王子運転会」報告
2月以降9か月ぶりの運転会に、マスク姿のメンバーが集う
会員番号31-117
岸田 弘
新型コロナウィルスの感染予防で外出自粛が求められる中、関東支部の運転会も長期休会が続いていました。
このような中、吉岡さんが「八王子運転会はメンバーのみの開催」に着目、「十分な防止策を取り開催する」ことを条件に「開催ルールの検討や施設責任者への説明、メンバーへの提案と意見交換」を続け、11月15日から毎月の運転会が開催できる見通しが付きました。
9か月ぶりの開催とあって、レイアウト整備の相談を始めるとメンバーから「刈払い機やエンジンブロアーの持参」等の申し出が続き、当日は「早めに集合、まずはレイアウト整備、整い次第運転会」を決定しました。その最大の作業「梅林と駐車スペースの草刈り」には、近隣の清水さんが「草刈りはお任せください」と申し出があり、前日の18時には「会社から帰宅後、自家用の草刈り機で草刈り完了」のメールと写真が届きました。
当日朝の対応は主に「外周線と内周線の交差部の流入土砂の撤去、落ち葉の吹き払い、ポイント調整」等で、9時30分からは体温測定、参加名簿記帳を確認し、「手指の消毒、マスク着用」等をミィーティングで再確認。運転準備が始まりました。
参加者は見学者を含め16名。昼時の集合写真では、「マスク編とマスクなし編の2種」を撮影。マスクなしの撮影では、「10秒間息を止める」という、レントゲン撮影のような状況でした。
■マスクを取って息止めて
■まずは清掃と線路調整
■検温と参加者名簿に記録
一番列車は「かわいいお嬢さんが運転する中央線103系ショーティ」。暖かい日差しを浴びてゆっくりとレイアウトを周回します。
マスク着用で分かったこと。2年ぶりで参加の玉田さん。午前中、マスクよりも会話の口元が見える透明なフェイスシールドを使って運転準備をしますが、フェイスシールドに息が掛かって曇り、水面計やボイラーの燃焼状況等が良く見えず、うまく蒸気上げが出来ません。午前中これで苦闘していましたが、午後布マスクに変更。その後は快調に走り回っていました。
運転会の様子は、写真をご覧ください。
■赤いフォルテと青のフォルテ・並んでボイラーテスト
■陽だまりの中、一斉に蒸気上げ
■かわいい運転士/(103系ショーティー)
■手入れの行き届いた機関車で/矢島さん(コッペル)
■機関区に戻る/八田さん(コッペル)
■家族でGoto/清水さん(C56)
■LRVで沿線視察/武田さん(岸田の長崎電軌3000)
■国鉄制服でトビーを/馬場さん
■ダブルクロスを通過/守田さん(C21)
■急勾配を登り終えて/吉岡さん (T5改8100)
■安全弁を吹きながら/加納さん(コッペル)
■暖かな日差しを浴びて/牛来さん(フォルテ)
■木漏れ日の中を行く/玉田さん(フォルテ)
■赤い鉄橋を渡って/岸田(長崎電軌3000)
今回の「外出自粛」の中で活躍したのは、年初大島さんが用意してくれた「蘇我ミニトレインクラブのメーリングシステム」。メンバーに一斉に情報が届くとともに、各自が情報発信できるため、メンバー間の情報交換が活発になり、この度の運転会再開の原動力となりました。
来月は12月23日(水)の平日開催。自分と他人の健康を気遣いながら、屋外でゆったりと運転会を楽しみませんか。
以上