今年も「JFEちばまつり」に参加。
市民と一緒に楽しむ。
会員番号31-117
岸田弘
10月の「蘇我運転会」は、26日(日)に開催された「JFEスチール㈱東日本製鉄所」等が主催する「JFEちばまつり」に今年も協賛参加して、ジェフユナイテッドのホームスタジアム「フクダ電子アリーナ」前の広場に一周120mの仮設線路を敷設しての運転会となりました。
この「ちばまつり」、地元町内会の21基の神輿が会場内を練り歩く他、ストリートライブや工場見学会、海の上から製鉄所を見る「船上見学会」、さらに屋台や各種出店等々でにぎわう大イベントです。
レイアウトはアリーナ前の広場にある小公園の樹木を取り囲むように敷設。樹木に遮られ全体が見通せないため、広さを感ずるレイアウトです。
朝のミーティングで、安全運行を確認し、運転開始予定の10分前、9時50分から運客を開始です。武田さんのN700系5両の一番列車が、アリーナと千葉県のマスコット「チーバくん」のバルーンの前を通過します。
乗車掛は、乗客一人ずつに安全確認と声掛けをしながら、列車を出発させます。
蒸気機関車は守田さんのC21と加納さんのコッペル。2人乗りのトラと4人乗り2両の乗用車両で10人ずつを乗せて、一回2周しながら、子どもたちの笑顔を運びます。
基本的に一回2周で運行しましたが、混雑時には急遽1周とし、待ち時間を短くする配慮もしました。
12時から13時までは、昼食休憩。少ない人数での運客で、全員休み無しだったため、ここでやっとくつろぎます。
午後は13時から16時までの3時間。昨年よりも1時間多い営業です。新幹線は、午前は石川剛弘さん、鶴見さん、午後は武田さん、馬場さん、石川進一さんと運転を交代しながらの運行となりました。
混雑の中で並んでいる家族に、石川進一さんがハンドマイクで「車両は選べません/未入学児には家族が同乗を…」と呼びかけているのですが、乗車の段階で、「新幹線がいい/同乗の家族がいない」等々、乗車口でゴタゴタが発生。これを上手に処理しながら、列車を発車させます。
さらに、幼児教育に携わる石川進一さんは、「このミニ鉄道の料金は無料ですが、子ども達の素敵な笑顔と『ありがとう』をいただきたいと思います。ご協力をお願いします」と気の利いた声掛けで、沢山の笑顔と可愛い「ありがとう」をいただきました。
この日、乗客数を数えるカウンターを忘れたため、正確なお客さまの数は分かりませんが、昨年より1時間延びているため、1,500名程度になった様子です。
この運転会、前日鶴見さん所有のレール等をトラックに積み込み、午後アリーナ前の広場に敷設、当日運転会終了後これを撤収してトラックに積み込み、翌日鶴見さんの倉庫に収納するという、実質、3日掛かり作業が必要です。いつものように、蘇我MTCとOS関東のメンバーの協力で、線路の積み込み、敷設、撤収、収納が見事な連携ワークで出来ました。皆さんありがとうございました。
蘇我運転会は、9月は雨で中止。10月5日の予定はこのちばまつりへの協賛参加となったため、次回の11月2日が、2か月ぶりの開催となります。沢山の方が「花の駅」レイアウトに集うことを期待しています。