2014年10月「蘇我運転会」報告

2014-10-30 10:49:00 | 投稿記事

今年も「JFEちばまつり」に参加。
市民と一緒に楽しむ。
会員番号31-117
岸田弘

10月の「蘇我運転会」は、26日(日)に開催された「JFEスチール㈱東日本製鉄所」等が主催する「JFEちばまつり」に今年も協賛参加して、ジェフユナイテッドのホームスタジアム「フクダ電子アリーナ」前の広場に一周120mの仮設線路を敷設しての運転会となりました。
この「ちばまつり」、地元町内会の21基の神輿が会場内を練り歩く他、ストリートライブや工場見学会、海の上から製鉄所を見る「船上見学会」、さらに屋台や各種出店等々でにぎわう大イベントです。

広い会場に沢山の人が
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ミーティングで安全運転を確認
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レイアウトはアリーナ前の広場にある小公園の樹木を取り囲むように敷設。樹木に遮られ全体が見通せないため、広さを感ずるレイアウトです。
朝のミーティングで、安全運行を確認し、運転開始予定の10分前、9時50分から運客を開始です。武田さんのN700系5両の一番列車が、アリーナと千葉県のマスコット「チーバくん」のバルーンの前を通過します。
乗車掛は、乗客一人ずつに安全確認と声掛けをしながら、列車を出発させます。

一番列車快走
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安全チェックを確実に
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蒸気機関車は守田さんのC21と加納さんのコッペル。2人乗りのトラと4人乗り2両の乗用車両で10人ずつを乗せて、一回2周しながら、子どもたちの笑顔を運びます。
基本的に一回2周で運行しましたが、混雑時には急遽1周とし、待ち時間を短くする配慮もしました。

C21も大活躍(成田さん)
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コッペル大奮闘(加納さん)
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12時から13時までは、昼食休憩。少ない人数での運客で、全員休み無しだったため、ここでやっとくつろぎます。

昼食でくつろぐ①
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昼食でくつろぐ②
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午後は13時から16時までの3時間。昨年よりも1時間多い営業です。新幹線は、午前は石川剛弘さん、鶴見さん、午後は武田さん、馬場さん、石川進一さんと運転を交代しながらの運行となりました。
混雑の中で並んでいる家族に、石川進一さんがハンドマイクで「車両は選べません/未入学児には家族が同乗を…」と呼びかけているのですが、乗車の段階で、「新幹線がいい/同乗の家族がいない」等々、乗車口でゴタゴタが発生。これを上手に処理しながら、列車を発車させます。
さらに、幼児教育に携わる石川進一さんは、「このミニ鉄道の料金は無料ですが、子ども達の素敵な笑顔と『ありがとう』をいただきたいと思います。ご協力をお願いします」と気の利いた声掛けで、沢山の笑顔と可愛い「ありがとう」をいただきました。

お客さまの笑顔をいただく
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この日、乗客数を数えるカウンターを忘れたため、正確なお客さまの数は分かりませんが、昨年より1時間延びているため、1,500名程度になった様子です。

この運転会、前日鶴見さん所有のレール等をトラックに積み込み、午後アリーナ前の広場に敷設、当日運転会終了後これを撤収してトラックに積み込み、翌日鶴見さんの倉庫に収納するという、実質、3日掛かり作業が必要です。いつものように、蘇我MTCとOS関東のメンバーの協力で、線路の積み込み、敷設、撤収、収納が見事な連携ワークで出来ました。皆さんありがとうございました。

安全運行を終えて
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蘇我運転会は、9月は雨で中止。10月5日の予定はこのちばまつりへの協賛参加となったため、次回の11月2日が、2か月ぶりの開催となります。沢山の方が「花の駅」レイアウトに集うことを期待しています。


10月法隆寺運転会

2014-10-24 16:39:45 | 投稿記事

10月法隆寺運転会
会員番号62-62
澤井 清信

御嶽山の噴火及び台風18,19号で犠牲になられた方の冥福を祈るとともに怪我をされた方の一日も早い回復を願っております。


これ以上の“行楽日和”が無いと思われる程の好天に恵まれた10月19日(日)にOS法隆寺レイアウトに於いて10月法隆寺月例運転会が行われました。

各地でイベント等が重なっているためか参加クラブ員は少なめでターンテーブルの留置線には空きが有り、比較的ノンビリした運転会でした。しかし、それとは反対に見学者の方が5組程おられ、小さなお子さん連れのご家族もあり華やかな運転会に成りました。

その見学者の中の2組の方とお話させて頂ました。お一方は神戸からご夫婦でのご参加、6月のメリケンパーク運転会でミニSLをお知りになられ、今回初めての見学とのことで、開門前に到着される程の気合いの入った方でした。今回私は弁慶号を持って行きましたので、火入れから見て頂き本線走行を3周同乗して頂く事が出来ました。お年を尋ねると偶然にも私と同い年との事でしたので「始めるのなら早い方が良いです」とアドバイスをさせて頂きました。もうお一方は大阪南港在住の若いご夫婦。可愛らしいボクちゃんをお連れに成っておられました。ご主人はご幼少の折りに法隆寺運転会に何回か来た事が有るとの事で、興味は充分有る事が感じられました。ご家族を乗せてボールドウィンの体験運転をされました。昔の宣伝の“My first SONY”ではありませんが幼年期へのコマーシャルの重要性を改めて実感しました。この方にも“始めるのは若い方が良いよ”とやんわり勧めておきました。

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ご家族

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一休み

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一斉に準備

11時45分からのミーティングはOS片岡様が故松井様の替わりにベルを鳴らされ始まりました。

OS北田様より、好天なので“熱中症”にご注意下さいとのお話の後、見学者の方々にも入って頂き集合写真撮影を行いました。

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法隆寺運転会集合写真



<情報提供のお願い>
とても残念で腹立たしい事が起きました。大阪在住の辻本様の“ロケット号”が盗難に遭いました。ご自宅で整備をしようと玄関先に置いて2,3分目を離した隙に盗まれたとの事です。それもエンジン部のみでテンダー部は室内に有って無事でした。ミニSLに詳しい人の犯行では無いと思います、何か情報お持ちの方は小川精機06-6702-0225北田様まで御一報頂ければと思います。ちなみにエンジン部左後ろフレームに刻印されているボイラーナンバーはR448番です。
(少し古い画像ですが、辻本様のロケット号の写真を添えます。)

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辻本様ロケット



今月の私
先にも書きましたが、久しぶりだね♪!!弁慶号!!でした。最近電車ばかり可愛がっていたので、本当に久しぶりの蒸気!!とくに今回は見学者の方が居られたので尚一層の緊張!!しかし、無事に着火・昇圧、同乗して頂くことが出来ました。そうこうする内にミーティング、クラブハウス前に駐機して居る弁慶号を見たY田様とY本様から“今日もまた虫干し!!”と異口同音のお言葉。やはりこれも日頃の行いが悪い結果ですが、今回は確り走って居たので“走りましたよ!ボイラー触って下さい、熱いですから!”と・・・。集合写真撮影の時にはちゃっかりバナーの前で写り込んだはずです・・・。


2014年10月関東支部「八王子運転会」報告 落ち葉掃き、列車撮影、そして運転会

2014-10-21 10:12:37 | 投稿記事

2014年10月関東支部「八王子運転会」報告
落ち葉掃き、列車撮影、そして運転会
会員番号31-117
岸田 弘

8月9月を夏休みとしていた八王子運転会。3ヶ月ぶりとなる運転会が10月18日 (土)に、八王子のレイアウトで開催されました。久しぶりの運転会とあって、草刈り等のメンテナンスを予定していたのですが、10月に入っての急速な冷え込みで雑草はなく、かわりに大量の落ち葉掃きが始業前の作業になりました。清水さんは、農作業の合間にブロアーを持参して落ち葉掃きだけに参加してくれました。石川さんや佐方さんは熊手で落ち葉を集める等、清掃奉仕隊のチームワークで、小1時間で作業は完了です。

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先ずは落ち葉掃き

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清掃奉仕隊

この日は、9時35分頃にレイアウトに並走する八高線に、DD51+12系客車+DD51の臨時列車が走るということで、吉岡さん、長島さんの撮り鉄は、近くの踏切でベストショットを狙います。岸田は手軽にレイアウト近くで、堰堤を走る列車を撮影しました。3両の客車の前後をDD51がプッシュ・プルする、贅沢列車でした。

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DD51臨時列車通過

ということで、運転開始は10時過ぎ。この日は、運動会等の行事も重なり、参加者は少なめ。ゆったりと整備と運転を楽しむこととしました。

健康診断で前立腺ガンが見つかった武田さん、9月初旬に手術を終え、早期発見と対応で元気な顔を見せてくれました。さすがにこの日は車両を持たずに、落ち葉掃きや保線に専念してくださり、いつものように安全運転への気配りをしてくださいました。

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今日は保線に専念 (武田さん)

少しずつ枕木交換の作業も再開して行きたいと思います。

この日の乗客は、前回恥ずかしがって乗らなかった5歳くらいの女の子。石川さんの新幹線と岸田のロマンスカーに乗り放題で、写真では隠れてしまって写っていませんが、沢山の笑顔を見せてくれました。

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母子の笑顔を乗せて(石川さん)

吉岡さん(T5改8100)は、「配管」等のディテールアップが完成し、ボイラー回りが締まった感じになっていました。

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鉄橋通過(吉岡さん)

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C50快走(長島さん)

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穏やかな日差しの中で(岸田)

C21を発注中の佐方さん。9月の蘇我運転会で、車両への積み下ろし等の疑問に、メンバーから「毎回の運転会に参加し、自分に合った方法を探すこと」をアドバイスされ、早速八王子運転会にもご夫婦で参加されました。参加者の積み下ろしを手伝い、蒸気上げの様子を覗きながら、それぞれ違う着火方法など、熱心にメモされていました。石川さんにN700の運転を勧められ、奥さまを乗せ初運転。感想をお聞きすると「緊張した!」と言いながら、笑顔がこぼれていました。

その奥さまに一日の感想を聞くと「みなさん素晴らしい技術をお持ちで…」とのこと。「いや…」と答えると、「この技術を仕事に生かせば、凄いことが出来ますね」と。思わず「ハイ」と答えて冷や汗が…。何とか趣味で生かしております。

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笑顔の初運転(佐方さん)

新たな交流も始まり、穏やかな秋の一日でした。

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秋の日差しを浴びて


9月ナイター運転会

2014-10-02 13:23:18 | 投稿記事

9月ナイター運転会
会員番号62-62
澤井 清信

季節が一ヶ月逆戻りしたかと思える程の陽気の9月27,28日にOSLSC吉例の「ナイター運転会」がOS法隆寺レイアウトで行われました。(27日正午~28日正午まで24時間、車輛走らせ放題!!)

7,8月に月例運転会が無かったためか、27日正午開門前に10台以上の車がゲートオープンを待っていたそうで、15分後に私が到着した時には電車が既に走行しており、クラブ員の方の半端では無い気合いに驚き、家内に“今日はナイターだよな?!”と再確認した程でした。2日間合わせて50余名のご参加を頂き盛況な運転会でした。

車輛を2輛(電車と汽車)ご持参のクラブ員が多数おられ、日の有る間は“汽車”を楽しみ、メインのナイターは“電車”で満喫しようと言う趣向とのことでした。

27日16時30分からのミーティングでは、OS北田様よりとても悲しいお知らせが有りました。当クラブ創設当時からのクラブ員の松井様が8月15日に82歳でご逝去されたとの事です。お嬢様からのお手紙も読み上げられ、亡くなられる直前までこのナイター運転会を楽しみにされていたとの事でした。松井様と言えば、私が汽車を始めた20年程前は、運転会でいの一番に“スチームトラム”を走らせて居られた事を思い出します。最近では法隆寺レイアウト冬の風物詩“焼き芋隊”の隊長であり“師匠”の愛称で呼ばれておられました。また毎回、ミーティング開催の“鐘”を鳴らしておられました。心からご冥福をお祈りします。(参加者全員で黙祷をささげさせて頂きました。)

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法隆寺レイアウト初参加の方の紹介が有りました。関東の蘇我、八王子でご活躍の西本様、清水様、加納様、中部から松波様の紹介が有りました。松波様は7.5吋ボールドウィン初運転との事でした。

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岡山の白藤様からは冊子「おかやまの鉄道遺産をたどる」(発行:岡山教育委員会)の紹介と配布が有りました。中国山陽地方の明治から昭和にかけての産業発展に資した鉄道の歴史がまとめられていました。(鉄路は永遠に不滅です?!?!)

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ミーティングの最後を締めくくるのは、ナイター恒例“ビンゴ大会!!”幸運な1番ビンゴは先出の松波様で豪華賞品全自動ティーメーカーをゲットされました。ちなみに欲深い私は最後の一人“締めビンゴ”でした。(ちなみにビンゴ大会は28日にも行われました。)

当日は日差しの下では、額に汗がにじむ陽気でしたが“暑さ寒さも彼岸まで”の諺どおり日没後は薄手の長袖が必要な気温に成りました。

日没後は各々夕食を摂ったり、宿所の段取りをして、ナイター走行に備えられました。またレイアウト近隣にお住まいの方は一旦帰られて翌日再度来場されていました。

ナイター参加クラブ員の気合いはやはり半端では無く、28日朝7時にはすでに走行されていました。(睡眠、朝食はどうされたのでしょうか?)
中でも、強者は兵庫からお越しの中野様親子(ご子息:C62、お父様コッペル(新造機))は夜中の“零時”頃から走行をされ、数時間走行し仮眠を取られた後28日昼間で走行されておられました。(私の様な怠け者にはまね出来ません。)

札場様のクラウスは機関車トーマスに出てくる“パーシー”の様にサドルタンク型に改造されていました。とてもキュートでした。

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今回の私
今年の天候は不順だとつくづく思います。数日前まで気温が低く“秋本番”と思いきや、運転会当日は水銀柱が30℃を超える天候、体がついて行けず“秋バテ”に成りそうでしたので、電車を持参したのですが、日差しが傾くまでクラブハウスで涼んで居りました。クラブハウス入り口に先出の松井師匠の御遺影がおかれて居り、ハウス内でも専ら師匠の思い出話ばかりでした。

日が傾いた16時から電車で最外周を満喫しました。余り速度が出ないので、ボールドウィンを従えて悠々と走行しました。(邪魔をしてすみませんでした~!!)

月例運転会とは異なり色々お話が出来て楽しいナイター運転会でした。

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