7回目を迎え、ますます充実する
「ミニSLフェスタin おやべ」
会員番号31-117
岸田弘
今年も、9月16日(日)~17日(祝)に富山県小矢部市で開催された「ミニSLフェスタinおやべ」に参加してきました。私は今年で5年連続の参加です。
この運転会、「クロスランドおやべ」の広大な公園内の一部に常設線608mと公園のシンボル「クロスランドタワー」の前に広がる芝生の円形広場を一周する600mの仮設線を使った全長1200m超の5吋専用線を使った大規模ロングラン運転会。桜井市長自らがフェスタの先頭に立ち、毎回「クロスランドおやべミニ鉄道クラブ」の皆さんが乗客整理、ポイント係や踏切番といった裏方をボランティアで支えることでスムーズな運営がされている素晴らしい運転会です。参加者は運客のお手伝で市民の皆さんと交流し、芝生の広がる公園を思う存分走り回ることが出来ます。
今年も各地から27組30台を超える参加者と車両が集まりました(クロスランドおやべミニ鉄道クラブ員を除く)。
開会式で桜井市長他の挨拶、テープカットの後、待機していた機関車が沢山の乗客を乗せて次々スタートします。
フェスタスタートのテープカット
常設線駅を出発
西東京市の武田さんはコッペルで参加、この日は何時もの運転会のような参加者の面倒見は不要とあって、運客に励みます。
乗車ホームに到着/武田さん(コッペル)
名古屋市の中尾さんは奥さまと参加。コッペルの引く客車に奥様を乗せ笑顔の運転です。広々とした美しい公園と休憩所等の施設が充実していることから、今回も夫婦での参加が10組以上もありました。
夫婦で仲良く/コッペル(中尾さん)
何時ものクラブ運転会と違い、全国から様々なタイプの機関車が集まるのもこのフェスタの特長。動輪舎のC56+C58+C12の三重連が、長い編成の客車・貨車の混合列車を引いて爆走する姿は見ものです。
奈良市の山田さんはC21で池をめぐる下り坂を絶気で走り抜けます。
常設線の景勝地を絶気で下る/C21(山田さん)
壮観! 三重連/C56+C58+C12
神戸市の内山さんは、収納と運搬を考慮し車体を2分割にした0系のドクターイエロー4両編成で登場。黄色い車体が青空と緑の芝生に映えます。
北陸にドクターイエロー登場/内山さん
奈良香芝市の村本さんもご夫婦で参加。自慢のC58が、快調に走り回り、熱心に運客を続けていました。
クロスランドタワーの下を行く/C58(村本さん)
蘇我や八王子の運転会で編成ものに触発された岸田は、この日小田急10002号車を登場させ、ロマンスカー2両の編成を披露。「赤い電車」と子供たちから好感をもって迎えられました。
ロマンスカー2両編成/岸田
碧南市の杉浦さんは、船橋市の青木さんが呼びかけている蓮沼海浜公園の7.5吋運転会に合わせ、ナローのDLを4分の一のスケール、7.5吋で製作中。この日は、5吋の下回りを組み込んでの参加です。
鉄橋を渡る/ホイットコム(杉浦さん)
快晴に恵まれた2日間でしたが初日31℃、翌日35℃を超える暑さの中、沢山のお客さまを乗せ、内周線・外周線各600mのロングレイアウトをたっぷり楽しませいいただきました。