夏休み工作!!
会員番号62-62
澤井 清信 様
M本様のパーツ供給のお陰で私のやっつけ仕事でも、どうにかクラウス5吋化は成功しました。
しかし、通常留置しておく場所が無くなってしまいました。
留置はリビングのガラステーブルの下なのですが、展示台が3.5吋なのです。
5吋に改軌したとは言え、機関車の全幅は殆ど変わって居ませんので、展示台の流用は可能だろうと考えOS藤阪様に5吋展示台用枕鉄を気軽に発注!!。
レールだけを差し替えれば完了と呑気に思って居ました。藤阪様から“長さが大きくて台からはみ出るよ!”と言われて居たのですが、“適当に削ってみます。”と返事をしていました。
夏休みに成ったので、ちょちょっと片付けるかと工作開始!!。
確かに枕鉄は長さが大きい、左右に約5mm。
切り落とす所に止め釘の2mmの穴が有る。
私は口先技術者、やっつけ仕事専門!!
手持ち工具は金鋸、ヤスリ、ハンドドリ ル程度。
(OS機関車キットはその程度で機関車を組み立てる事が出来るのです。)
一応真面目に罫書いて、金鋸で22箇所切り落とし。(11枚の両端)
出来上がりは、ふざけたつもりは無いのだが長さがバラバラ!!
(恥ずかしくて写真を出せません。)
レール固定の事を考えると、全長もさることながら、固定位置からのバランスも有ります。
とりあえずレールに取り付けて、一番見栄えの良く成る向きと位置を決め、その上で再度長さ調整の罫書!!そして後はひたすらヤスリとの格闘!!削っては長さの確認!また削るの繰り返し。
(この作業の写真は有りません。)
やっとの思いで、そんなに酷く無い程度に修正し、後は止め釘用の穴明け。
ポンチを打ちハンドドリルでゴリゴリ!(22穴。これは割と楽でした。)
仕上げにラッカーで薄めた黒色をヤスリ面と穴に塗り枕鉄完成!!
台への取り付け位置は旧3.5吋と同じ位置。
先ず片側の止め釘で枕鉄を仮止しレールを差し込み軽くカシメ、バランスを見ながらもう一本の止め釘を入れ、釘の本締めその後にレールのカシメをして完了。
どうにか物に成りました。
展示台の完成に気を良くして、クラウスキャビンの屋根作りも思いつきました。
7月の世羅運転会では屋根を外して運転し、とても運転し易かったので、これに味をしめ“切り欠屋根”を作ろうと。
しかし本チャンの屋根を切るのは忍びない(失敗が怖い)ので、新しく作る事としました。素材はそこら辺に有った1mm厚のアルミ板。
適当に罫書いて金鋸の出番。
現物合わせでヤスリでゴシゴシ(アルミなので割と簡単!)
あっという間に平板完成!!(ちょろい物じゃん!とこの時は思った。)
本チャンは左右に“雨とい(?)”の返しが有る。
どうしようかと悩んだ挙げ句、100均で買ったミニバイスに挟んで、無謀にも“手曲げ!”どうにか成る物で2m以上離れて見るとそれ程アラは目立たない。
しかしその辺に有ったアルミ板、表面の状態があまり良く無い、傷も有る。
サンドペーパーで粗傷を削り、ピカールで半日ゴシゴシ、どうにか指で触っても傷が気にならない程度に成り、金鋸で切り欠を作り、板は完成!!最後に4個の2.5mm取り付け穴を開けて終了のはずだった。キャビン本体の現物合わせで穴位置を決定したのがミスの始まり。屋根板から寸法を取れば良かった!!
ウキウキしながら完成形を想像しながら取り付けようとしたところ、なんと後ろ側の穴が1mm程ずれて居る!!一番目立つ屋根板の穴が“長穴!!”もう一枚屋根板作るか?面倒だ?、一旦TVを見てふて寝して、そうだ、ワッシャーで誤摩化そう!!しかし通常のワッシャーでは厚みが大きく止まらない。
そこで0.1mm厚の鉄板でワッシャーを自作した。ハサミでチョキチョキ、適当な多角形を作り最後はやはりヤスリの出番(苦しい時のヤスリ頼み!!)。
本人はどうにか誤摩化せると思える物が出来たので、つや消し黒(表面傷隠し)の塗装をして工作完了としました。実作業はワッシャー作りが半分位の時間が掛かりました、最初の寸法取りを間違わなかったらと悔やんでも後の祭りでした。
おまけにワッシャー加工中に左手親指の腹を切ってしまいました。
(0.1mm厚の鉄板の端面は刃物と同じ位尖っていますね。トホホでした。)