白馬運転会
会員No.31-134 武田光市 様
10月11日(日)白馬ミニトレインパークで「2009 OS白馬紅葉運転会」が開かれました。
集合写真
標高も高く寒いのを覚悟して行ったのですが、暑くもなく、寒くもなく晴れて良い天気で最高の運転日和でした。今年5月の白馬運転会に続き今年2度目の開催となり、ミニトレインパークも進化を続けていて第3期工事で50mの大鉄橋が出来ていました。雄大な大自然の中に広がる木々に囲まれた林の中を走るのはとっても気持ちの良い物です。
参加車両はコッペルが8台、ロケットが3台、S-6が2台、フォルテが1台、BR-24が1台、T-5改が1台、マウンテンが1台、シェイが1台で合計18車両の参加でした。
白馬の運転会にはいつもコッペルの参加が多いのに驚きです。実はそう言う私も今回もコッペルで参加しました。
遠くは岡山から白藤さんが参加され、関西から6名、中部から6名、関東から6名と非常にバランスの取れた参加者となりました。今回はOSから藤坂さんの他に梶本さんが初めて参加され、不具合の出た汽車の修理や相談に引っ張りだこで大変有り難いことです。
7.5インチのT5で参加の松澤さん
ミニトレインパークはかなりの高低差が有り、距離も1Kmと長い中で内山さん、辻本さん、玉田さんのロケットが快調に走っていたのには感心しました。ロケットの胴体下や、前面部にウエイトを積んだり工夫をしての快走でした。他の車両も林の中を気の済むまで快調に走っていました。
OS-TRAMを試乗中
白馬の運転会場周辺はまだ紅葉には早く、運転会が始まる前に黒菱林道を通り八方尾根のゴンドラ終点の黒菱展望台まで車を走らせて紅葉を探しに行ったところ山頂は紅葉していました。雄大な雪のある山を見るのは最高の気分でした。運転会だけでなくプチ観光も良い物です。皆さんも如何ですか?
法隆寺ナイター運転会でデビューしました!
会員No.75-11 畑 秀介 様
7月にコッペルが完成してまともに走らせたことがなかったのですが、10月3、4日に開催された法隆寺での運転会に初めて自分の機関車持参で参加し、連続運転することができました。
まずはボイラー検査です。工場出荷時のボイラー検査のみだったので、水圧検査をしました。水面計下部からほんの少しの水漏れがあったのみで、規定の数値をクリアしました。(ホット一安心です)
石炭の火付けは、自宅で一人で行ったときは苦労しましたが、OSのスタッフの方の手ほどきで行うとあっさり着火。自分一人でも難なくできました。
機関車の走行は、火床を一定に保つこと、ボイラーへの水の調整等、要点を教えてもらい、快走することができました。
お世話になった極田様
トラブルとしては、ハンドポンプのあるサイドタンクからの水漏れ、走行中に合弁テコ(コンビネーション・リンク)と心向棒(ラジアスロッド)を繋ぐネジが同じ部分で2回脱落(極田さん、応急処置有難う御座いました)。また、自宅に帰ってから気付いたのですが、クロスヘッドと結びリンク(ユニオンリンク)を結ぶピンが緩んだためか、このピンが曲がっていました。
いろいろなイベントでコッペルを見ていますが、どのコッペルもよく走っています。自分のコッペルもよく走ってくれたので安心しました。
法隆寺での運転は大変良かったのですが、山口から奈良まで2日間で往復1000kmの車での移動はさすがに疲れました。今回も家族3人で参加しましたが、みんな疲れてしまいました。近くにレイアウトが欲しいところです。
見事に実った三番瀬運転会
会員番号31-117
岸田 弘 様
10月18日(日)ふなばし三番瀬海浜公園での運転会に参加してきました。
これは一週間前の11日(日)幕張海浜公園で開かれた運転会同様、OSLSC関東のメンバー青木さんが「千葉に(ひめはるの里に代わる)常設運転会場を造ろう!!」と活動している運動の一つが実ったものです。「ミニSLのために公園のスペースを貸してください」という青木さんの呼びかけに三番瀬海浜公園様から「検討したい」とのご連絡をいただき、本年5月にテスト運転会を実施。公園業務課や職員の方々に体験乗車をいただく中で評価を得て、10月から来年3月までのトライアル運転会が決定したものです。この間の様子は会報19号で青木さんが紹介していますのでお読みください。
この日は三番瀬海浜公園様主催の「ベイパークフェスティバル」のイベントの一つとして「フリーマーケット/釣り大会/カヌー体験」等と一緒に「ミニSL運転会」が開催されました。
線路は青木さん所有の半径2.5mの曲線に直線を加えた全長62mの小判型レイアウト。このため入線はコッペルや2軸電動車に限られてしまいましたが、「出来ることから着実に…」という青木さんの主旨に手を挙げた栗原さん(コッペル)、蕪木さん(自由形2軸電動)、岸田さん(長崎電気3000系)、青木さん(コッペル)の4人4台と、運転協力の玉田さん、保線協力の加納さんが参加。まさに「手づくり運転会」となりました。
62mの線路に4台の車両。しかも分岐ポイントがないため一台が運客を始めると全車が一斉に走らなければならない「メリーゴーランド状態」のため、岸田の車両は午前中展示車として待機させ、本人は乗客呼び込みと乗車手伝いをしていました。
三番瀬海浜公園の悩みは主な行事が「三番瀬での野鳥観察・潮干狩り、流れるプール」等のため夏場はともかく秋から初夏までのオフシーズンの集客のようです。この日も残念ながらお客さまが少なく、公園側が用意した乗車券は84枚しか捌けず、運客よりもほとんどが運転会モードに…。
兄弟一緒に
それでも公園職員から自分で切符を買い、嬉しそうに乗り込む子供たちの笑顔に元気を沢山もらいました。この日はこの切符を記念に持って帰ってもらいましたが、これも子供たちへの良きプレゼントになったようです。
この日のトピックスは青木さんのコッペル投炭術。石炭5~6個を飴玉のように新聞紙で包み、50m走る度にこれを一包みずつ火室に投げ込むこと。片手で正確な投炭ができ一定の火力を維持できる素晴らしいアイディア。「一粒50mのグリコのように、一包50mのエネルギー供給」です。
三番瀬公園様からは11月15日、12月20日、1月17日、2月21日、3月21日の使用許可書をいただき、先ずは毎月の開催が確定しました。これに合わせ、早速青木さんが予定地の駐車場スペースの測量を開始していました。次回は、線路長が増えるかな~。おかげで八王子での運転会と合わせ月2回の運転会が出来るようになりました(11月は日程が重なったため、どちらかを選べる贅沢な状態に…)。
青木さんが春に蒔いた種が見事に実った秋の一日。この日の私の収穫は、隣のバザーで手に入れた新鮮で安い「梨・りんご・さつまいも」という秋の味覚も加わりました。
広大な公園で小さな運転会
会員番号31-117
岸田 弘 様
10月11日(日)幕張メッセの南東に展開する総面積68haの広大な公園、幕張海浜公園の一角を使った運転会に参加してきました。この公園は8つのブロックに分けられ、その一つが「千葉マリンスタジアムとその駐車場」という大きな公園。その中のBブロック「水と緑のプロムナード」の中の一角に、70mと100mの円形仮設レールを2か所に設置しての運転会が行われました。
みんな揃って
これは「千葉に(ひめはるの里に代わる)常設運転会場を造ろう!!」と県や市に働きかけているOSLSC関東の青木佑一さんが、「県民参加の公園づくり」をめざすNPO法人「幕張海浜公園を育てる会」の10月イベントに協賛参加したもので、「'09ハロウィンパーティin幕張」のプログラムの一つに「ミニSL運転会」を組み込むことで実現した手づくり運転会です。
青天の下、デモ運転/青木さん
芝生と樹木に囲まれたアスファルト舗装の広場2か所に「自由にレールを敷いて…」との青木さんの指示に戸惑いながらも、青木さんの半径2.5mのレールを使った全長70mと、吉岡さんの半径10mのレールを使った全長100mのレイアウトが2面完成。贅沢なダブル運転会場で10時からのハロウィンイベント開催を待ちます。
この日はOS主催の白馬運転会と重なったため、幕張参加者は、青木さんの他、富士見市ミニSLボランティアの蕪木さん、OSLSC関東の吉岡さんと息子の洸君、栗原さん、岸田さんと駅長を命ぜられた青木さんの奥さまの7人でした。
親子の笑顔を乗せて/栗原さん
あのモーターショーやCEATECで賑わう幕張メッセに隣接する公園でのイベント。「沢山の参加者が押し寄せて大混乱に…」と心配していたのですが、運転会場への参加者はちらほら…。それでもミニSLに気づいた子供たちは目を輝かせて乗り込んでくれます。
小さな笑顔が並んで/吉岡さん
整理のため100円の乗車券を本部で販売。300枚を予定しましたが、結局有料乗客は210名(+保護者)に留まりました。ハロウィンパーティのため仮装しての乗客が多く、広すぎる会場のため運転会に気づかない家族も多かったようです。
おかげで参加車両5両は青木線に3両、吉岡線に2両が入線し、自由運転が主で時々運客ということになり、運転会としてもゆっくり運転を楽しむことが出来ました。売上金は本部の収入とし、機材運搬のレンタカー費用を負担していただいて、収支はなんとか黒字になったようです。
2か所のレイアウトを行き来して、すべての車両に2回ずつ乗り込む2歳位の男の子には、「大きくなったら一緒にやろうね」と声をかけたり、「ミニSLが好きな他の家族も誘って皆で来たかった」というご夫人には、「是非とも県や市に要望を伝えて…」と誘致活動をお願いしたりと参加者との交流も楽しみました。
私の興味は、吉岡さんの機材の積み込み。事前にT5改の機関車、3台の乗用台車に100mのレールを「ステップワゴンに積み込んだ」と聞いていたので、「どうしてそんな事が…」と思っていたのですが、その秘密は、レールがコンパクトであることが分かりました。
レールと車両を積み終えて
ロケット用の半径3.8mのアルミ簡易線路を半径10mとしたOS特注レール48本の円と1.35mの直線の組合せで、「軽いこと、重ねて積み上げる時の取回しが楽なこと、コンパクトに収まること」など、なかなかの優れものです。100m分のレールのその積載状況は、写真をご覧ください。
青木さん(と私共)の夢に向かっての計画は成功裏に終えました。来週18日は隣の「ふなばし三番瀬海浜公園でのベイフェスティバル」での運転会です。7人での小さな活動の芽を大きく育てて行きたいと思います。