2011年11月蘇我運転会報告

2011-11-24 16:03:27 | 投稿記事

  2011年11月蘇我運転会報告

新しい車両続々参加/あのC62も!

会員番号31-117

岸田  弘 様

11月の蘇我運転会は20日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。
2日前までの天気予報は「雨のち曇り」。前日は豪雨で、開催を心配していたのですが、当日の朝は薄曇り。昼前には日差しが出て気温23℃と、暖かな運転会になりました。

Photo_10

昨今の気温の急激な変化の中で体調を崩し、欠席するメンバーが多く、9時30分のミーティング時に集まったのはわずか9人。

Photo_11

安全運行を確認して、10時からの運客を定時スタートさせました。
この日は、新しい車両が続々参加。
その一つが、千葉市内の公園から転籍した電動EB10と乗用車両4両です。

Eb10_2

長らく放置されていた車両達を石川進一、剛弘親子が整備し、運客専用列車として登場です。

もう一両は足立区の高橋さんが組み上げて持参したOSの新製品C62。今回初運転のため参加しました。

C62

今話題の新製品C62の初入線だけに、早速メンバーが取り囲みセッティングや火入れを手伝いながらのアドバイスが始まります。

「初めてのライブ機がこのC62」という高橋さん。「徹夜徹夜で夢中で組み立てた/2ヶ月で一気に組んだ/特にトラブルなく組めた」とおっしゃる高橋さんでしたが、丁寧で美しい仕上がりです。

点火剤→オガ炭→石炭と着火は順調に進みましたが圧力がなかなか上がりません。同じC62を組み立て中でライブ歴の長い石川剛弘さんが煙室扉を開け、ブロアーノズルと煙突とのズレを発見し、これを調整して問題を解決しました。

Photo_12

3.5吋線のある自由走行線に出てリギュレターを回すと「ボッボッボッ」と太いドラフト音を上げてスムーズに走りだしました。「初めてのライブ組み立てで初走行に成功」というのは高橋さんの腕とOSの商品の完成度の高さです。高橋さんに同行してきた娘さん家族を乗せて、親子3世代で笑顔の周回を続けていました。

Photo_8

もう一台は守田さんの「パワーユニットを利用した583系の仮組立車両」です。
昨年12月からC21でメンバーに加わった守田さん。

毎月の運転会でパワーユニットを利用した色々な車両を見て「電動もいいな/作るなら好きな583系を」と製作を始めたもので、まだ段ボールと布テープが各所に見える走行試験車の状態ですが、奥様に運転を頼み自分は乗用車両からパワーユニットの動きをチェックしながら笑顔を見せていました。

この後一気に完成させることを期待しています。

クラブ倉庫脇の芝生には、カラーコーンとバーで囲まれたN700系の完成ボディが2両、納品時のまま並んでいました。

N700

武田理事長が密かに進めていた新幹線プロジェクトで、来月までには動力車を完成させる予定とのこと。
OSが来年1月発売を予定しているN700とは別物です。号車名を確認すると1号車と16号車です。
武田理事長フル編成を計画しているのかな?

というわけで、今月の報告は、新しく参加した車両の紹介で一杯になりました。
後は写真をご覧ください。

C21

C21_2

Photo_9

11

この日は、前日の豪雨で様子を見て、朝になって参加を決めた「手ぶら参加のメンバー」が多く、最終参加者は15名。暖かな日差しの中で集合写真を撮りました。

この日の運客は694名。

実りの多い運転会でした。


OSLSC会報25号原稿締め切り迫る

2011-11-22 09:43:19 | 投稿記事

OSLSC会報25号原稿締め切り迫る


会員番号66ー35
内山利晶 様(会報編集担当)




OSライブスチームクラブの皆さん、
今年も残り僅かになり、今年後半期の会報原稿の締め切りが近づいてきました。

投稿をお考えの皆様、11月末日までに、メール・FAX・郵送等でお送りください。
(送付先アドレス等は、OSLSC会報24号最終ページをご覧ください。)


話題盛りだくさんの会報25号を、年末にはお送りできるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします。


11月八王子運転会

2011-11-22 09:38:14 | 投稿記事

11月八王子運転会


会員番号31-134
武田光市 様




11月13日(日)OS関東八王子運転会を行いました。

All

11月中旬なのに22度と暖かい、汗もでそうな陽気の中で行われました。これも温暖化の影響でしょうか。?

この季節行楽やお孫さんや子供の行事が多いためか5名の寂しい運転会になりました。

珍しく木嶋さんが自作DBで、遠く宇都宮から_町 さんがBR-24で、石川(安)さんはいままで新幹線のO系で来ていたのですが、今回は10ケ月ぶりぐらいでC21蒸気での参加でした。

Kijima

佐藤(透)さんはS6で参加し、ボイラー検査の期限前に圧力試験をして無事合格しました。

Sato

武田は手ぶらでの参加でした。

運転参加者は少なかったのですが乗客は多く、施設の乗用台車をお借りして昼食もそこそこに運転しました。

Machi

時間になって蒸気の火を落とした後も乗客の方がお子さんずれで見え木嶋さんの一声でDBの出番となりました。
やはり電機の強みですね。
石川さんのご家族、お友達もビニールシートを広げて楽しんでいました。

Ishikawa


11月 月例運転会

2011-11-15 14:49:32 | 投稿記事

11月 月例運転会


会員番号62ー62
澤井清信 様



立冬を過ぎても、日差しが有れば長袖では額に汗が滲みそうな陽気の13日(日)にOS法隆寺レイアウトに於いて、11月月例運転会が行われました。
参加者53名(見学者含む、14時澤井集計)と大盛況でした。
秋の行楽シーズンと重なり、お子様連れの見学者も多くおられました。ミニSL・ライブミニ鉄道の面白さを多くの方にご理解戴ければと思います。

朝9時のゲートオープン前の立ち話で岡山県のS藤様が、上端が楕円のバケツ様の物をお車から出され、“これ何だか判る?”と問われました。大昔学生時代に北国を旅行したとき、石炭ストーブ列車に有った“石炭バケツ”でした。そう答えると“あんたもそれ程若く無いな、歳がばれる。”と言われてしまいました。3月の震災以降暖房用として薪、石炭が見直されていると聞きますので、もしかすると東北・北国では、現役復帰しているバケツ君もいるかもしれませんね。

5_311時45分からのミーティングは松井師匠の“呼び鈴”も今月は間違わず定時に始まりました。OS藤阪様より、6日の“島田運転会”が雨で中止に成ったとの報告がありました。帰りに大井川鐵道に寄られ、新金谷駅に新設されたターンテーブルを見て来られたそうです、目の前で機関車が旋回するのはやはり迫力充分との事でした。(地元なので一度見に行かねば!!)

中京地区の愛知県新城市作手の“道の駅つくで手作り村”に新しいレイアウトが開設されるそうです。詳細は追ってアナウンスが有るそうです。メンバーも来年募集予定との事です。

12月3、4日に広島県世羅町の“ドリームランドせら”でウインター走行会が行われます、詳細はHPにて。
申し込みは直接松本様に、23日締め切り!!
お急ぎください!!


C21御持参で初参加のA藤様が紹介されました。愛知県在住で既にロケット号をお持ちで、今回C21を増車されたとの事でした。

最後に先出の“石炭バケツ”争奪ジャンケン大会が行われ、岐阜県のI藤様がその栄冠を勝ち取られました。

記念撮影は初参加のA藤様を中心に“ハイ!笑顔!!”

1

本当に、天気に恵まれた一日で、最外周では奈良県のB場様のOSトラック新幹線が見学者のお子達を乗せて快走されていました。内周でも時折蒸気がお子達を乗せておられました。奈良県のY田様の自作4-4-0ロジャーも快調に走行されていました。とりわけ木調のキャビンとランボードがアメリカンの雰囲気を醸し出していて、綺麗で格好良かったです。5吋のアメリカン型の大きさですと、日本型に比べボイラー胴径が小さいために、軽く仕上がりますし、テンダーに乗車出来ます。ゲージは5吋、重さは3吋半!!と良い事ずくめの様に思えます。次々回の新型に良いと思うのですが。(次回は7吋半のロケット号!来年6月リリース予定!!待ちどおしい!!)
今月も神戸のS井様にご参加戴きました。ナイター運転会から皆勤賞!!午後も精力的に走行されておられました。(着火もスムーズの様でお節介が出来なくてつまらないで~す。)

2

3

4

今月の私
先月の福知山でコンビネーションレバーが脱落するトラブルが有ったために、再度組み付けチェックとバルブタイミング調整を行いました。その確認走行のためコッペルを持ってゆきました。走行はスムーズに成り快調でした。(トラブルの御蔭で細部に渡り確認できて良かったです。)

今回も福知山フェスタ同様にホンゲイ炭で走らせました(走行は家内が40分程しました。)その着火時に、最近OSさんが推奨している木炭を用いてみました。OS推奨法は着火ジェル+木炭ですが、今回は油含浸木片+木炭をトライしてみました。その結果は上々でとてもスムーズに着火出来ました、油木片燃焼時に少し煙が出る程度でその後は煙は全くと言っていい程出ませんでした。その後ホンゲイ炭で40分程走行後に煙管を見たのですが、殆ど煤の付着は有りませんでした。福知山との差異は着火の繋ぎに有煙炭(銘柄不明、混合炭)を使用した位です。案外煙管の煤の付着は走行時では無く、着火時の燃焼の不安定な時やボイラー水の冷えている時に多く析出しているのではないでしょうか?
次回は有る程度圧力が上がるまで木炭を用い、その後有煙炭を使用し煙管の煤の付き方を見てみようと思います。

ついでといっては変ですが、コッペルのボイラー検査も行いました。トラブル修繕のついでに水位計のO-リングを交換しましたので、無事OK!!確認はS井様にして戴きました。日頃の調整・修繕が重要ですね。


ミニSLフェスタ inFukuchiyama 2011

2011-11-09 09:06:40 | 投稿記事

ミニSLフェスタ inFukuchiyama 2011


会員番号62ー62
澤井清信 様



10月29、30日福知山市光秀御霊公園に於いて“ミニSLフェスタ inFukuchiyama 2011”が開催されました。
1日だけの参加でしたので30日の報告は他の方にお願いするとして、29日のメインイベント“ミニSL乗車会”のボランティア運転手として参加した報告をさせていただきます。

Fes01

Fes02

“弁当忘れても傘忘れるな!!”と言われる福知山地方の秋の天候ですが、29日当日は半袖Tシャツで充分な程の好天に恵まれました。

9時半からの開会式では実行委員長の開会の挨拶の後、ボランティアのライブスティーマーが一人一人紹介されました。
今年は岡山県から広瀬様、今川様、兵庫県から江幡様、内山様、古橋様、京都府から八木様、奈良県から山田様、鳥取県から西本様、大阪府から辻本様と私の10名が参加しました。(10名ではちと寂しい気がするのは私だけでしょうか?)

10時に出発式が行われ、汽笛一斉で乗車会スタート!!
1周150mレイアウトを2周する約300mのミニSLの旅の始まり始まり!!
レイアウトは昨年と同じ内外のダブルトラックで各トラックに2輛の汽車を運転する形態でした。

Layout

各人午前午後に1時間の運客ボランティアの割当が有り、事前の予定では各日午前、午後500名乗車予定でしたが、広瀬様、八木様の大型機の運用により、結果的には29日は各回1000名程のご乗車が行われました。

会場には、福知山の善い子を守る“ダイヤ3(スリー)”が駆けつけてくれて会を盛り上げてくれました。
ダイヤ3は光秀レッド、酒呑童子ブルー、SLブラックの3人戦隊で、悪を退治するため日夜奮闘しているとのことです。
なおSLブラックの武器はなんとSLの動輪でした。

フェスタでは協賛イベントも数多く行われました。
小川精機のミニSL展示では3吋半のC62とN700の下地の展示が有りました。
C62はデモ台にモーターが仕込まれており、動輪が回転し臨場感が有り、見学者も興味深げに見ておられました。
以前のフェスタでレールの敷設されていた広小路通りは両側の商店会が、特別協賛イベントとして“ふくち100円笑店街”なる物を行っておられました。
JR福知山支社協賛の“鉄道物知りコーナー”も有りお子達で賑わっておりました。鉄道の街福知山を標榜するだけの事は有るなと思いました。

私個人は29日だけの参加でしたが、2日間に亘りフェスタを運営された関係者の方々は本当にお疲れさまでした。
また来年も開催していただければと思います。
出来る事でしたら、以前の様に広小路通りのレイアウトが復活出来れば、1周700mのミニSLの旅を楽しんでいただけるのにと思います。

Dsc00186

Dsc00189

Dsc00192

Dsc00208

今回の私
コッペルをホンゲイ無煙炭で走らせました。
運転会数日前に物置を片付けていると土嚢袋が出て来ました。中を見るとベトナム無煙炭(ホンゲイ炭)。
久しぶりの無煙炭!!
上手く燃せるか少し心配でしたがトライしてみました。
定石通りに有煙炭で火床を作りいざ投入!!
3スコップほど投入すると、一旦圧力が少し下がる、ミスったか?と思ったがしばし我慢していると徐々に圧力が上がり着火成功!!
いざ運客運転。
常時少しだけブロアーを開けて運転!!
問題なく走行出来ました。走行中も殆ど煙は出ず快適に運転出来ました。
帰宅して煙管掃除をしたのですが、煤は少なく、火室の壁面にすすの付着も有りませんでした。煙室も比較的綺麗でした。もっとも1時間15分位しか走行していませんが、法隆寺月例運転会1年分以上の距離を走ったのではないかと自負しております。

運転自体は良かったですが、午後の運客時に途中片肺運転になってしまいました。
スチームバルブとコンビネーションレバーを結ぶネジピンが外れたためです。リンケージ全体が下がってしまい、レールと絡んで走行不可となってしまいました。(ネジピンは無事発見出来ました。)八木様によると良く外れるので確認が必要とのことでした。
汽車自体は古いのですが、殆ど走らせたことの無い車体ですので整備不良ですね。
時々のネジ部の緩み確認が必要と痛感しました。