新しい車両続々参加/あのC62も!
会員番号31-117
岸田 弘 様
11月の蘇我運転会は20日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。
2日前までの天気予報は「雨のち曇り」。前日は豪雨で、開催を心配していたのですが、当日の朝は薄曇り。昼前には日差しが出て気温23℃と、暖かな運転会になりました。
昨今の気温の急激な変化の中で体調を崩し、欠席するメンバーが多く、9時30分のミーティング時に集まったのはわずか9人。
安全運行を確認して、10時からの運客を定時スタートさせました。
この日は、新しい車両が続々参加。
その一つが、千葉市内の公園から転籍した電動EB10と乗用車両4両です。
長らく放置されていた車両達を石川進一、剛弘親子が整備し、運客専用列車として登場です。
もう一両は足立区の高橋さんが組み上げて持参したOSの新製品C62。今回初運転のため参加しました。
今話題の新製品C62の初入線だけに、早速メンバーが取り囲みセッティングや火入れを手伝いながらのアドバイスが始まります。
「初めてのライブ機がこのC62」という高橋さん。「徹夜徹夜で夢中で組み立てた/2ヶ月で一気に組んだ/特にトラブルなく組めた」とおっしゃる高橋さんでしたが、丁寧で美しい仕上がりです。
点火剤→オガ炭→石炭と着火は順調に進みましたが圧力がなかなか上がりません。同じC62を組み立て中でライブ歴の長い石川剛弘さんが煙室扉を開け、ブロアーノズルと煙突とのズレを発見し、これを調整して問題を解決しました。
3.5吋線のある自由走行線に出てリギュレターを回すと「ボッボッボッ」と太いドラフト音を上げてスムーズに走りだしました。「初めてのライブ組み立てで初走行に成功」というのは高橋さんの腕とOSの商品の完成度の高さです。高橋さんに同行してきた娘さん家族を乗せて、親子3世代で笑顔の周回を続けていました。
もう一台は守田さんの「パワーユニットを利用した583系の仮組立車両」です。
昨年12月からC21でメンバーに加わった守田さん。
毎月の運転会でパワーユニットを利用した色々な車両を見て「電動もいいな/作るなら好きな583系を」と製作を始めたもので、まだ段ボールと布テープが各所に見える走行試験車の状態ですが、奥様に運転を頼み自分は乗用車両からパワーユニットの動きをチェックしながら笑顔を見せていました。
この後一気に完成させることを期待しています。
クラブ倉庫脇の芝生には、カラーコーンとバーで囲まれたN700系の完成ボディが2両、納品時のまま並んでいました。
武田理事長が密かに進めていた新幹線プロジェクトで、来月までには動力車を完成させる予定とのこと。
OSが来年1月発売を予定しているN700とは別物です。号車名を確認すると1号車と16号車です。
武田理事長フル編成を計画しているのかな?
というわけで、今月の報告は、新しく参加した車両の紹介で一杯になりました。
後は写真をご覧ください。
この日は、前日の豪雨で様子を見て、朝になって参加を決めた「手ぶら参加のメンバー」が多く、最終参加者は15名。暖かな日差しの中で集合写真を撮りました。
この日の運客は694名。
実りの多い運転会でした。