先ず穀物の生産量のグラフを再掲しよう。面倒臭いから2000年と2010年の総量で検討します。
2000年:2,061,054,000t
2010年:2,342,427,000t
差を取ると
281,373,000t
つまり2億8137万3千tとなる。
澱粉の化学式はC6H10O5として、
分子量は6x12+1x10+16x5=72+10+80=162
281,373,000t=281,373,000,000kg=281,373,000,000,000g=2.81373x10^14g
(2.81373x10^14)/162=1.737x10^12mol
澱粉1分子当り6分子の二酸化炭素が含まれているので計算すると
二酸化炭素の質量数は12+16x2=12+32=44なので
6x44x1.737x10^12=4.485x10^14kg
つまり現在2000年より4億4850万tのCO2を吸収している。正確に言えば、これは澱粉だけである。穀物の品種は茎・葉・籾、或いは軸索などを作るので、澱粉の量の3倍から5倍のセルロースを作る筈だから、吸収するCO2は瞬間的には、この4倍程度となる。
つまり20億トンのCO2を吸収している。(最終的には全て消費されるが、これが循環する)
このつまらない正確さのない計算だが、CO2はどこ?ああ、こんなに消費して、もう地球は終りだ!と吹聴するテレビ朝日の寝言がある一方化石エネルギーを使っているのに温暖化がさほどではない所以は、こんな「さんすう」でも分かる。
こんな下らない計算すらしないテレビ朝日や古館伊知郎や長野智子の知能は何処にあるのか?とても、あのギャラに見合う事をやっているの?これはタダで書いているよ。お前等!あのホラばかりの放言で幾ら貰った!ああ!詐偽物体!
統計データを検討して概算すると年間1.585%のCO2吸収量の増加となる。確かに化石燃料は使われている。だが吸収もしている。それにCO2の濃度は0.27%程度である。昔は97%がそうであったと言われる(金星のデータを基にしたものです。)
統計データも見る人間によって大いに価値が違うものなのである。って事で、お解りになりましたでしょうか?
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