原爆の問題に関して当たり前の事だが誰も知れないし言わない事【怒っていいとも】加藤×篠原×ほんこん×千葉(文化人放送局:2020.8/617:00～17:40)

８月９日、あの左翼と右翼が街宣車でガナリ立てる恐怖の日がやってくる。

エンタープライズ佐世保寄港や安田講堂での安保条約及び改正の条文の１行たりとも、反対派は知りもしなかった。事程左様に「左翼」は根本的な点から馬鹿なのである。

８月６日の８：１５から、原爆廃止と出来もしないことを吹聴する馬鹿を見ながら「被爆二世って罰ゲーム？」と思ってしまう。

そんな私だが、残念ながら被爆二世の中で隔絶した知識量を誇っている。核兵器の構造・工程、開発方法を初め、それら一連のメカニズム、政治・軍事などの情報を網羅している。

知られていない事①：先ず長崎・広島差別あり。

被爆者援護法の成立は、被爆地と被爆者を何等か低い位置に座らせた。結婚やその他就職に関して差別がある。

（知られていない事②）実は今も原爆の被爆者と被爆二世は原子炉に入れない。

（知られていない事③）だから私の祖母が命がけで嫌いな政治闘争をしてまで、被爆者援護法を通したのは「同じ人として認めて欲しい」と言うものだった。そして、残留嘲賤・虫獄と被差別の側の人間を丸々２市分、合計１００万人増やしても良いのか？と言う命がけの駆け引きだった。

つまり被爆者にとって「第一の敵は隣りにいた」のである。

（知られていない事④）さて、これまた馬鹿で下衆で根本から馬鹿な左翼が全く言わない事がある。それは被爆者援護法が初めて世界に向けて宣言したこと＝核攻撃を受けた人は他の攻撃と違い、遺伝子に影響を残す特別な障害である＝世界で初めて、未だに唯一の「被爆者認定」を行った国家である事である。

（知られていない事⑤）ソビエトでもアメリカでも原子力災害が発生して、大量の人間が被爆したが、その人の治療や病態の判定は広島・長崎大学医学部が行った。そして被爆者援護法に類する法律の制定は行っていない。

（知られていない事⑥）何故、そんな酷い事をしているのか？それは歐米ロシアの軍隊が核兵器を通常兵器のように扱いたいからである。

（知られていない事⑦）今色々言われている核兵器の小型化は、それが目的として存在している。

（知られていない事⑧）さて？被爆者は広島の人達が最初と思っているだろうか？残念ながら、それは違う。日本の被爆者は第三世代である。最初は新種元素を探していた研究者であり、その筆頭は「最悪の毒元素：ポロニウム」を発見した「ピエール・キュリー」である。ピエール・キュリーの死因は「交通事故」とあるものが多いが、道路に倒れて死んでいたと言うのが正しくて、実際は最も少量（爪楊枝の先についた分だけで死亡する）の毒物を有用なものに出来ないか格闘しての中だった。同じ時代にはサグラダファミリアのアントニオ・ガウディーが居るが、彼は路面電車とぶつかって死亡した。

（知られていない事⑨）彼らを第一世代とすると、第二世代は「マンハッタン計画」に関わった研究者や近くの住民たちである。

先ず、放射線性障害と言う事例も概念もない彼らは、今では到底考えられない開発をしていた。以下に示すのは世界初の原子炉CP-1の実験時のスケッチである。(Wiki参照）因みにCP-1は35トンのウラニウム235を350トンの黒鉛で囲んだものでオープン・エアーの空冷式である。

スケッチに有るように、全員がスーツを着ており、今とは全く違う。また、ロスアラモス国立研究所は、近くにハリウッドの撮影場があり、ジョン・ウェインやスティーブ・マックイーンなど多くの映画スターが癌で死んでいる事を取り上げる書籍も出ている。

（知られていない事⑩）そのCP-1の実験中全電源喪失と言う福島第一原子力発電所でも起きた事故が発生して、緊急停止装置が働いたが、これは日本軍が米国に飛ばした「風船爆弾」により送電線が破壊されたためである。

（知られていない事⑪）このCP-1が動いていた頃、ドイツも核爆弾の開発を進めており、核分裂の分野では米国をリードしていた。

ただヒトラーのお好みではなく、軽んじられていたようでもあるが、記録に残っていない特殊チームも組んでいた形跡も有る。

このドイツの核兵器開発は連合国軍の決死隊により何度も設備を破壊するなどして、1945年1月にはドイツに核兵器は存在しない確証を得た。

（知られていない事⑫）日本でも核爆弾の研究開発が行われたが、研究者に左翼活動家がいて警察に逮捕されたり、機械設備に乏しく、研究費も資材も足りない上に東京大空襲で設備が消失し、断念した。

（知られていない事⑬）その東京大空襲を起こしたB-29のテニアン島の飛行場では、将官が1人もいない時期があった。それと符合するように核爆弾を搭載したB-29が存在していた。特にリトルボーイはガンバレル型で誤動作しやすい特性の為、特に恐れられた。事程左様に、アメリカは核兵器がどんなに恐ろしいか、それを人間の住む都市に落とす事が、どんな悲劇になるか？を理解して恐れていた。司令官カーティス・ルメイは、生きている間は、日本人が復習に来ることを恐れ、死んだら、あの世で日本人の犠牲者に復讐されるとビクビクして生きたそうだ。

いかがだろうか？13の意外な事実を、ご存知の向きはどの程度いただろうか？核兵器・原爆の問題に関して当たり前の事だが誰も知れないし言わない事は、嫌になるほどある。