昨日(2016.12/30)の「騙されたぁ〜」(MC:内村)を見ていると、その大道具に、恐れ入る。
恐らくミスミ(機械部品商社)とは、ツーカーの仲だろう。
あの、人間カーリングのセットは相当なもので、色々なものを調整してやっているのだろう。
儚い事に1日の為にシーケンスを組んでは外すという世界だろう。
また部屋ごと移動させるセットはモーがー出力は750Wぐらいありそうだ。
あれ、簡単に見ているけど、相当に怖い道具で、加速するまでは、相当な度胸がいる。
まぁ糞馬鹿文化系大学出は分からないだろうが、あれ、下手をすると、怪我ドコロの騒ぎではない。
特にロッチのメガネの方が階段から堕ちる所は、首がヤバかった。
あれ内側に向かせる努力がないと、頚椎骨折ものだ。
あと、光物は出来合いのパトライト(㈱)のもののようだ。
我々のように安く上げなくていいんだろう。
なら気持ちのいい職場だな。
あの移動機構の音の静かさから見れば、THKの製品をバンバン使っているのだろう。
そう言う意味で、あのようなセットを作れるのは日本ならではである。
またモーターも沢山種類があるから、もうバンバン使える。
あのフジテレビで、やっていた料理の値段を間違えると座っている椅子を回転させるセットは、モーター出力は2kW程度は出力が出ている。
回転も音を消しているのだろうが、ハム音がバンバン出るほど回すのである。
そうでないと、ああいうふうに、回転しない。
それに回転リニアガイドを使って外形を支持しないと、遠心力に椅子が負ける。
回転リニアガイドは多分日本にしか無い。
そう考えると、バラエティーも、あんなのが出来るのは日本ならではで、大分立派な事だ。
NHKのピタゴラスイッチも似たような感じだが、より完成度が高いものである。
最近はシーケンサー(PLC)ではなく、マイコンを使って扱っているのも見える。
今後、外注でセットを作るようになると、マイコンの使用は増えるだろうね。
毎度感心するのは、どうせ人が見てスイッチを押すのだろうが、絶妙なスイッチングをしている。
あれをプログラムでバカチョン式にはナカナカ出来ない。
そうそうCKDかSMCのエアーシリンダーも出ていたな。
1mストロークなんて、ほぼ特注だな。あれに油圧を使う筈もないからな。
思うに、三相のインバーターが沢山置いてあるんだろうね。
多分計画段階からイメージできない奴が多いから、今後3DCADを使う事が必要だね。
FreeCADが無料であるから、ドンドン使ってポンチ絵みたいに、立体イメージ画を書くようにしないとダメだね。
スケッチアップとか他にもフリーの3Dがある。D-CADー3DとかBRLCADとか。
大道具への進む道ってのは、どんななんだろう?
大学卒で回されるってコトはないだろう。
工業高校出ぐらいじゃないと、工業系に行くからね。
また工業高校を出ないと分からない勘もあるから、でも、結構重宝もされるけど、きつい仕事もあるだろうね。
何か、大道具の人の昔話が本で出ると面白いだろう。
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