これでも小説の様なものを書いているもので、その関連で「下読みの達人」と言う、まぁオール読み物や文芸春秋なんかの新人賞の投稿作品を読んで、大体のレビューを書くと言うモノ書きの新人と言うか、デビューしていない人のHPを見た事があります。
大した金も貰わず(一応若干貰うのね)それで延々と読むのだと言うのだが基本的に大した事無いと「流す」みたいですね。
だから物書きを目指す人は下読みの達人に「おべっか」を使うような方向性を持つ必要性があるんだね。
で、まぁ論理性や合理性を精査する必要性の無い「フィーリングてぇの?」で済む世界も、まぁ読む量の多さに辟易するらしく、実際、物書きの皆さんは名前も知らない奴に蹴落とされるのですよ。
さて、そんな一方で、科学論文も山ほどあり、これが読むのが大変なのである。
まぁ私の分野では、こんなものか?と思える経験で流し読みが可能なのですが、これが生物の発生や操作は、本当に日進月歩で技術そのものが進む一方で、もうひとつ分野が日進月歩で広がるので、その二つの広がりを果たして今の人材とシステムで対応できるのか?と思うのです。
似た様なことは、実は日銀のディスカッションペーパーなんかを見ても思うのです。この辺が私の「本当に読んで書いている」証拠ね!
ディスカッションペーパーでは、よく、金融商品の価値判定の数学的アプローチが出てくるのだが、モンテカルロ法とかマルコフ過程なんてのなら分かるのだが、その後の色々な理論を乗せた奴は分からない。もう凄い勢いで数式の展開をしているのです。
この数式の展開は見せるのはホンの一部で、それこそブラック・ショールズ式なんて屁みたいなものと思える(実際、ブラック・ショールズ式なんて糞だし屁だよ。)まぁ延々と数式を前提とした議論が続くのだ。
日銀の人分かるの?これ?と思うのだ。
どんなものか?と思う人は日銀通貨研究所のディスカッションペーパーを一読あれ。まぁ分からないから。
そんな感じで、研究論文て分かるの?と思う内容が多い。生物とか金融とか装薬は、総じてそうです。
全く分からない。
さんまのほんまでっかTVなんかは、メカニズムは私も追えるし分かるのだが、基本的に統計分析の関連のレポートなんだが、塩基がどうなって、それが受容体の何番目を刺激して、とか、まぁこれは池田のおっさんが得意分野なんだけど、細かい細かい点は、やっぱりホンマでっか?とは簡単にいかない。
そんなこんなで、今の科学の世界は嘘吐きが流行している。それは金融の世界が嘘ばっかりでどうしようもない現状に乗っているのである。
でも科学は、必ず結果が伴う。嘘は所詮嘘と分かるのである。
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