鐘つき集会で歌う・広島 長崎を風化させない為に！

広島・長崎に原爆が投下された時間に合わせ、黙祷そして「鐘をつく」集まりの、始末はこのようなものである。
この営み、我がT市ではもうすぐ２０年を数えるという。

集会の名称は「鐘つき集会」。
ウームッ！そのまんまだ！
世代や思想・信条をかなり越えて、集まっている辺りが、貴重と思う。

普段、コンサート等で御世話になる方から、毎年「青い空は」の伴奏と、何か１曲と頼まれる。
こうした地道な取り組みは、条件が許せば、我が「フォーク」を背負って、自主的に行きたいと思っている。



広島は「遍照寺」さんであった。日曜日、朝８時１５分である。
我がロストは広島の時間に僕とアバウト、R・３人であった。（長崎・９日にYUKKO・フラット・そしてリーダーとして僕が行く・場所は大島の春昌寺）



住職さんと「般若心経」を唱え、しばし「黙祷」であった。
住職氏は講話で、「今テレビを見れば、広島の鐘が鳴っていると思うが、同じ時間に地元館林で生の鐘が、空気を伝わって、聞こえてくる事は、またいいことだと思う」などと話されたが、なるほどと、思った。

昔、写真好きの先輩に「どうしたら、良い写真が撮れるか」聞いた。
先輩曰く（あの先輩ではない？）「高いカメラ」そして「被写体は男より女・ブス（原文のままです・筆者の言葉デハナイ）より美人だな！」「それと、まあ、大人より子供だな！」
ってわけで、鐘をつく、娘YURIとアバウトのおこちゃまにしました。

うーむっ！絵になるなあ。




美しき女性の「詩の朗読」などあって、「青い空は」のシングアウトが続いた。
もう１曲は「教訓Ⅰ」を歌った。



このおじさんが「仕掛け人」のM先生である。小学校の先生で退職なされた。

この僕が、若いほうから数えたほうが早い、そんな、年代の集まりが、今の日本を象徴しているとも思えた。
WW2を体験した世代は、日に日に少なくなって、戦争体験・広島長崎の語り部が、亡くなって行く、先細りの時代の先端に、生きているのだ。

次期首相の呼び声高いA氏は、勝ち誇ったように、多分自らのリークで「靖国行きました」なんて、物議をかもして、虎視眈々９条の骨抜きを、鋭く狙ってるのだ。

そして、アジアから日本を見れば「加害者」の姿が見える。
それを自覚しつつも「核兵器の唯一被害者」を語ることは、地球にとって大切なのだ。

核兵器の悲惨を語れる、語るべき国なのだと思う。
風化させたら、いけないのではないだろうか？

３６５日のたった１日。毎年行われています。T市の皆さん、手軽に参加できる集まりです。如何ですか？

こんな「集まり」の無い皆さん。これ・手軽に企画できませんか？

如何でしょう？




オマケ画像は、集会に参加した「彼・S」である。

僕の高校の後輩。ヨッ！はじめて後輩の登場だ！（先輩は沢山僕のブログを賑わす）
大学で福祉を学び、生協に就職して、食の安全など学んだらしい。（こいつのお陰で、我が家の食卓は生協のブツが多い！）

今は我が町の「市議会議員」をやっている。
活動の報告などが私家版の「新聞」などで届いて、市民の立場で活動を目指し、頑張っている（らしい）。

今年、選挙がある。こうして彼には、短期間に「人生の結節点」が訪れる。

写真を撮っていたら「なにすんの？」
まあ、「ブログになあ」
「エッ！じゃあ俺載せてよ！」

この軽さも素敵！

いいやつだ！
凡庸・小さいことにこだわらない様にも見えるが、頼もしくもあるかも？

地方の市議会議員・「どぶ板」まで、苦情があれば直す世界で、「市民的要求が」じつは、国のシステムまで絡まないと、治らないことを掴んでいる彼である。

頑張って欲しいと、思っている。