

いよいよ、2008の本格的なきのこが始まった!
毎年恒例9月末の定点観測「調査捕茸」の記録である。
毎年同じ場所を約16箇所回り(1箇所5分とか、かなりめまぐるしいのだ)、記録用紙に記録するのだ。
もちろん、副産物として、収穫もある。
2008はささくれ・K氏・豹柄嬢・僕のめずらしい組み合わせなのだ。

こんなところにゆくのよ。
出発前は「今年は豊作!」と予想を立てたが、この調査で豊作・不作が大体予想できるのだ。

いつもの場所に「ウスムラサキホウキタケ」は出ていた。旨い・・・・

昨年大量だった「ナラタケ」の場所は、残念ながら時期が合わず、老菌になっていた。悲しい・・・・

「マスタケ」(松じゃないよ)は大きくなり過ぎ・・・
同じ姿で、広葉樹に生えるのは「アイカワタケ」なのだ。
若いうちなら、天ぷらで、鳥のささみの食感だ。

ナラタケの完璧に美味しそうな状態・うれしい・・・

車で走りながら、ささくれの見つけた「ムラサキシメジ」の群生。
ささくれは、自慢顔で、鼻の穴は広がっていた。くやしい・・・・

こんな所でも、採るのだ。

ガマズミがきれいなのだ。

でたね~~「ハナイグチ」!
どうも今年は、ハナイグチは不作である。天然ナメコと寸分たがわぬ旨さである。

たまりませんね~~
見事な群生!
「ヌメリスギタケモドキ」である。
煮込んで・ゆでて刺身・おろしあえと、最高のキノコなのだ。
しかも、1本見つけると、群生が近くにあったりするのだ。


わずか1箇所で、籠が一杯なのだ。
ささくれの、握り飯は、相変わらず大きいのだ。
今年は、かなり発生が少ない。昨年の5分の1である。
1・時期が早い(気温が下がっていない)
2・不作
3・豊作のきのこと不作のきのこに、はっきり分かれる・・・
など考えられる。いつものように温泉気分だと、かなり厳しいかもしれない。

4人でたっぷり分けた。
その日は、キノコ三昧である。
これは、煮込みうどんの仕込み中。

シチューの仕込み中。

空炒りを作っているのだ。

茹でられたきのこ。

空炒り・きのこの水分だけで、じっくり炒り、酒・しょうゆ・みりんで味付け。

北海道のおおぬまさんのレシピ。
僕は「きのこのヒタヒタ」と命名。
茹できのこをめんつゆに入れ、青唐辛子の刻みを入れる。
僕は、少しだけ、しょうゆを入れる。
味が馴染んだらOK。青唐辛子の風味がキノコにばっちりマッチなのだ。
熱々のご飯にかけるのだ。

煮込みうどん!旨いったらウマイ!

キノコは山の肉・・だからシチューには肉は入れない。
そのきのこのクリームシチュー・・・もうね、旨さは表現できません!です。
始まったな!2008・キノコ!