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茨城の知り合いが、このようなコンサートを開くというので、行ってきた。
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結城市の市民情報センターってのが会場なんだけど・・なんだか、金属を感じる建物は、落ち着かないのだった。
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三味線など・・・・
ただ演奏して引っ込んだが・・やはし、こうした演芸は、「復興支援」に一言語るのは、スタイルでないのかな?
フォークは語るのだが・・・・
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知り合いの、百姓フォーク「ヒューマンファーマーズ」。
もう、憲法フォークジャンボリーなどで、何度も競演しているので、すっかり馴染みになった。
相変わらず、骨のある歌を響かせていた。
彼らにとって、TPPや福島の百姓達への、怒りや、思いやりが、歌を歌わせているのだろう。
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福島・飯館村の酪農家の、長谷川健一氏というかたの、スライドを交えた、あの日からここまでの、報告や講演が圧巻であった。
長谷川さんは、福島県飯舘村の酪農家。58歳。飯舘村前田地区区長。福島県酪農業協同組合理事。
大多数の住民が避難した今も村に残り、見回りを続けている。事故後に購入したビデオカメラで村の現状を記録、各地で自らの体験を語り始めた。
という方である。
人口6300人・約1800世帯の住む飯館村は、その自然を生かし、村を上げて「農的ライフスタイル」の実現を掲げ、木質バイオマスでの再生可能エネルギーの試みや、何といっても、農民や村が一体になって、自然飼料で育てた、ブランド牛「飯館牛」を作り上げてきた村である。
震災は6弱の地震が襲うが、人的被害や、住戸被害はほとんど記録されてないとのことであった。
そこに、死の灰が降り注いだのだ。驚くべき線量・・公開しない行政・取材でやってきたマスコミが取材過程で約束した「報道」をまったく、反故にした恣意的な報道を続ける。
育て上げた牛を殺さなければならない農民の苦悩・搾らなければ病気になる牛の乳を搾り続け、畑に捨て続ける日々。
こうして当事者に会い・当事者の言葉を聴かないと「実感」出来ない我の鈍感さが身にしみた。
「人災は戦争の体験と同じようで、語り継いで行かなければならないのです。語り継がなければ、やがて忘れられてしまいます」の言葉が沁みた。
「負の遺産」は忘れたいものだろう。まして、今、「安全神話」が壊れたので、東電・政府・・・原子力村に群がった多くの学者や企業は「放射能って、思ったより安心・大げさに心配することはないものですね」キャンペーンを始めているのだ。
原発を止めるのは、これからの、僕らに問われる、突きつけられる大きな課題だな。
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笠木透と雑花塾のコンサートがトリ。
あかんべやま以来の、笠木氏との再会であった。元気そうであった。本人は、「もうよれよれだ。」と言っていたが・・・
この地に・この時に、この歌を!と、演目も見事。
「海に向かって」がひさびさに、沁みた。
全国を回っている彼の
「西と東の温度差はすごく、それが気がかり・・・」の言葉が、胸に刺さった。
12月には、一緒にステージだ。
ゆっくり話す時間もあるだろう。楽しみだ。
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主催者・K氏である。
北関東・茨城に力を戴いた。
来年は、しっかり準備して、我が群馬・・・T市も頑張るのだ!