館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

さのっこ10周年・記念コンサートで歌ってきた。

2012-09-09 06:37:12 | ロスト シングアウト


栃木県足利市のライブハウス「リトルバード」。

僕らが学生を卒業して、地元に帰ったり、どこぞから就職でG県T市に皆がやってきた頃、フォークソング好きの仲間が集まって歌い始めた。

その歌い始めた頃には、彼女達はまだ、影も形も無かった・・・
そうなのだ、まだ、お生まれになっていなかったのだ・・・。

そんな彼女達も、同郷の仲間2人でグループを組んで、今風の若いアコースチックミュージックを抱いて、路上に立ち、歌い始める。

やがて、人の目につき、請われていろんなイベントで歌い・・・・ここらでは、アマチュアとして、ちった~名の知れたユニットで活躍している。

「さのっこ」!

彼女達が自らにつけたネーミングに、故郷の街が冠されているのは、素敵だ。

その彼女達とは、結成間もなく知り合い、僕らの主催した「あかんべ山コンサート」に(選考の厳しい、オーディションをくぐり・・・ほんとうか?)出演することになった。それから、音楽を通し、お付き合いが始まり、深まっていった。



その彼女達の10周年の、独占コンサートが企画され、僕らロストは「ゲスト」として、演奏する嬉しい場を持つことが出来たのだった。

リハーサルが7時から・・・

途中・ボーカルベーベーから「今日はちょっとどの曲もテンポが遅くない?」と注文。
やつらが、遅いと感じる場合、好調の証しだ・・ちょっと修正して、リハを繰り返し、終わる。

お酒がいっぱい有る店なのに、運転手氏・・とは、悲しかったが、ノンアルコールビールで乾杯だ。




1部・やはり地元の音楽企画で、彼女達がお世話になっているという、親父バンドがゲスト、しょっぱなで、華々しい演奏を繰り広げ、幕が開いたのだった!

その「ダディーパパ」!が写真!

ボーカルの声量・ギターの冴え・リズムセクションのタイトさと、見事な演奏であった。
会場で仲良くなれて、幸せ。



さて、主役の「さのっこ」!
絵になるぜ!

がっつり、たっぷり、彼女達の曲を聴いた。

叙情的に、自分を歌い上げていく。

これほど、たくさん彼女達を聞いたことはなかった。




さて、2部

始めに、「偉大な先輩ミュージシャン・・」などと、紹介され、ロストの演奏が始まったのだった。

そう、紹介されて、少し恥ずかしい・・・の感じ・・・(結構僕らには、長くゆっくり歌ってきた・好きな歌をいだいてきた・・と、素朴な思いしかなかったりするのだった)

彼女達への贈り物・・と、選曲は結構迷い・練った。

大好きなカーターファミリィーを歌い・僕らの音楽の立ち位置「社会の中で歌を歌う」を表現して「反原発の歌」・そして、彼女達にこれからも「歌い続けて欲しい」と、祈りやエールに僕の書いた「あてない旅路」を歌った。

お客さんの反応のよさは、救いだった。



やがて、さのっこ!

声の伸び・クリアさが増したか?

今までのさのっことは、印象をはっきり異にしていた。

それにしても、僕などよりはるかにたくさん「歌を作っている」のもすごいのだった。
その歌が、社会に正面から向かい、苦悩もする時、また、今と違う「新しいさのっこ」の歌が生まれたらいいな、とも思った。

「さのっこ」で居たい・・と、言っていたが、たくさんの素敵な出会いや、真摯に生きてゆくことで、大人になって、音楽も、そうなってゆくだろう。

たくさんの若い、仲間達が来ていた。みな、どこかで歌っているのだろうか?

僕らの音楽会と、少し異質で、そこも素敵だった。それなのに、僕らが歌うことが受け入れられる体験も貴重だった。

たくさんの祝福・たくさんの賛辞があの夜が果ててから、贈られただろう。
歌ってきて良かったと、かみ締めたに違いない。

僕らも、祝福をもう1度贈ろう。

「長く・ゆっくり、これからも歌い続けてほしいと」

「歌うことは簡単だが、歌い続けることは、その何倍も難しいのだから」

とね。

おめでとう、10周年・さのっこ!なのだ。

また、いつか、一緒にコンサートのステージに立ちたいものである。


いくつか、このコンサート記事など紹介。

彼女達も、反芻し、たくさん書いた。たくさんなので、それはピックアップで・・・

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Taroさんの日記にGO!

たかこちゃんの日記にGO!
コメント (8)
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