


民謡酒場は沖縄の文化と言って大げさでない。場末でないと、観光客目当てで、面白くないし、お金が高い。
峯さんのたっての希望でこちらに来た・・・まず観光客は居ない。そして、歌って踊って、飲んで2500円!
オーナーのおばぁは、実に歌も太鼓も上手で、歌者は3人いるらしいが、日によって変わるようだ・・・上手である。

まぁ・・・すっかり峯岸ワールドである。

太鼓をたたく峯さん・・・

太鼓を叩く大沼君・・・・
わしゃ、このあと、明日のガイドを完ぺきにこなすため・・・ホテルに帰る。



世界遺産「中城城址」を訪ねる。1440年ごろ、第一尚王朝から城主護佐丸がここへ転付を命じられ治める。やがて謀反を疑われ命を落とす。
築城の名手であった。その城跡は見事ながら、痛みが激しく、ずっと修復が行われている。


ペリーが画かせた絵が、チケットの図柄になっている。ペリーをして「世界で一番美しい城」と言わしめた場所は、修復で見る影もなかった。



首里城・座喜味城・勝連城・そして中城城、この世界遺産は観光コースになっているが、見ごたえはある。
守り完璧は絶壁に建っている。




中城城址から200mほどに、護佐丸の墓があるのだが、案内もなく、ここは訪ねるべき場所と俺は思うので、行政にやや不満だ。
墓に刻まれた「毛国鼎」とは彼の中国名である。沖縄で一番古いと言われる、亀甲墓である。




護佐丸の家来だった、築城の匠の家が重要文化財として保存・解放されている。鎌倉・室町の日本建築と琉球独自の設計思想が融合した、美しい景観だ。
赤瓦の住居に、見事に溶け込む、大沼君のお姿!

立派な、豚小屋・・・フールが観れる。他、牛小屋・馬小屋もあり、豪農、名主であったと見て取れる。




最終日・・・首里城にやってきた。バリケンが出迎えてくれた。


2028年の完成を目指し、焼失した首里城の大規模な建設が進んでいる。


軍隊・・・戦争は破壊でしかないとよくわかる。
ここは、首里城の下に掘った、32軍の大本営の入り口だ。
2年前からここの壕の保存運動が活発になったが、壕の入り口までの道を整備していた。
壕の中も、がれきが片付き始めたようだ・・・・大事なことだ。
数年後には、壕の中の痛んでない部分が見学できるようになる気がして、うれしかった。
19日の濃厚接触・・大・R。