館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

シェラ ハル!今月の僕の新譜・その3(08・10)。

2008-10-25 06:14:11 | お勧めCD/LPなど




★SIERRA HULL シエラ・ハル 『SECRETS』(輸入CD/ROUNDER/2,290円)

天才少女などと呼び声に高い、シエラ・ハルのROUNDERから2008年新譜である。
まあ、ラウンダー?(マイナー)メジャーデビューってとこかな。
まあこれで、全米デビューを果たしたか?

すでに来日・そのコンサートの記事がダッフィーさんのブログに載り、僕はとっても興味をそそられたのだ。
で、まあ、もう結構日本のこの手の世界では、話題になってるので、僕の行きつけに行けば買えるな・・・ってんで、先日購入。

シェラ自体は、アメリカでは、幾つかのフェスに出場とか、グランドオープリーにも立ったとか、かなりのブレイクらしい・・・


このCDの力の入れようもすごいね。
ロン・ブロックのプロデュース。シエラを支えるバンドの面々は、ダン・ティミンスキ(g,vo)、ジェリー・ダグラス(dobro)、バリー・ベイルズ(bass)他には、ジム・ヴァンクリヴ(fiddle)、スチュアート・ダンカン(fiddle)、ロブ・アイクス(dobro)、トニー・ライス(g)ら大御所から中堅どころの名手を揃えたバンドだもんね。

その、シエラの歌声確かに、アリソン クラウスのテーストであります。
清楚で、きゃわいい・・・かなりまいっちゃいますです。

マンドリンのテクも確か。かなり、相当、上手だね。
フィドルも習ったかな?
フィドルを写したような、マンドリンのフレーズがあって、クロマティックでバリバリ弾く昨今のマンドリンと違った、情感と豊かなメロディーを持っています。
とっても新鮮です。

これは、この手のファンのみなさん!買いですよ~~~

長いデータですが、曲・パーソネルなど掲載しちゃいますね。

1 SECRETS
Sierra-mandolin, lead vocal / Dan Tyminski-baritone vocal / Ron Block-lead guitar, low tenor vocal / Clay Hess-guitar / Barry Bales-bass / Jerry Douglas-Dobro

2 FROM NOW ON
Sierra-mandolin, lead vocal / Ron Block-baritone vocal / Clay Hess-low tenor vocal / Dan Tyminski-guitar / Cory Walker-banjo / Barry Bales-bass / Stuart Duncan-fiddle

3 TWO WINDING RAILS
Sierra-mandolin, lead vocal / Dan Tyminski-baritone vocal / Clay Hess-guitar, low tenor vocal / Ron Block-banjo / Barry Bales-bass / Jim VanCleve-fiddle

4 SMASHVILLE
Sierra-mandolin / Clay Hess-guitar / Jim VanCleve-fiddle / Ron Block-banjo / Jason Moore-bass

5 EVERYBODY'S SOMEBODY'S FOOL
Sierra-mandolin, lead vocal / Ron Block-baritone vocal / Clay Hess-low tenor vocal / Cory Walker-banjo / Tony Rice-guitar / Barry Bales-bass / Stuart Duncan-fiddle

6 PRETEND
Sierra-mandolin, lead vocal / Dan Tyminski-guitar, baritone vocal / Clay Hess-low tenor vocal / Cory Walker-banjo / Barry Bales-bass / Rob Ickes-Dobro

7 IF YOU CAN TAME MY HEART
Sierra-mandolin, lead vocal / Dan Tyminski-guitar, baritone vocal / Clay Hess-tenor vocal / Ron Block-lead guitar / Jason Moore-bass / Stuart Duncan-fiddle

8 THAT'S ALL I CAN SAY
Sierra-mandolin, lead and tenor vocal / Ron Block-lead vocal / Dan Tyminski-baritone vocal / Tony Rice-guitar / Cory Walker-banjo / Barry Bales-bass / Stuart Duncan-fiddle

9 THE HARD WAY
Sierra-mandolin, guitar, lead |and baritone vocal / Ron Block-guitar, low tenor vocal / Dennis Crouch-bass / Stuart Duncan-fiddles / Jerry Douglas-Dobro

10 HULLARIOUS
Sierra-mandolin, lead guitar / Dan Tyminski-guitar / Cory Walker-banjo / Barry Bales-bass / Stuart Duncan-fiddle

11 ABSENCE MAKES THE HEART GROW FONDER
Sierra-mandolin, lead vocal / Ron Block-baritone vocal / Chris Jones-low tenor vocal / Clay Hess-guitar / Cory Walker-banjo / Barry Bales-bass / Jim VanCleve-fiddle

12 ONLY MY HEART
Sierra-mandolin, lead and baritone vocals / Ron Block-banjo, low tenor vocal / Dan Tyminski-guitar / Jason Moore-bass / Stuart Duncan-fiddle / Rob Ickes-Dobro

13 TRUST AND OBEY
Sierra-vocal / Ron Block-guitars

先のダッフィーさんの記事は以下に飛んでください。

ダッフィーさんの記事へGO!

コメント (8)
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ジョン リー フッカー・僕の育った音楽・Hの仲間達その11。

2008-10-24 07:01:58 | 僕の育った音楽
どこぞの、娘っこに子供が生まれる。
それが、ブルースだ!



ジョン・リー・フッカー (John Lee Hooker, 1917年8月22日 - 2001年6月21日)は、米国のブルースマンである。50年以上に渡るキャリアの中で、独特のリズム感のブギ・スタイルがまさに彼!「キング・オブ・ブギ」と言われているのよん!

1984年には来日公演も行っている。

さて代表曲といえば「Boom Boom」そして「Boogie Chillen」かな?。

まあ、ほとんどの戦前からのキャリアのブルースマンは、かなり不遇の時代をそのキャリアの中で経験している。
その極貧の中で、体を壊したり、障害をもったりしてしまっている。

フッカーは、そんな中で、極貧の不遇な時期が無かったブルースマンだったように僕は思う。

そして、70年代には、新作から遠ざかっていたジョン・リーだったが、1989年、カルロス・サンタナ、ボニー・レイット、ロス・ロボスら豪華ゲストを迎えたアルバム『Healer』で華々しくカムバック。このアルバムは、グラミー賞を獲得し、再び存在感をみせつける。翌1990年にはロックの殿堂入りも果たしているからね。


大好きなブルースマンの1人である。

そして、リズム&ブルースではなく、こうしたフォークブルースは、苦手・・
ってなかたも、この人はぜひ聴いて欲しいなと思う。
ちょっと、開眼かもよ!

ちなみに、あの、1980年の映画『ブルース・ブラザーズ』では、シカゴのマックスウェル・ストリートのストリート・ミュージシャンを演じていた。
TVのカット版では映らないのだ!ったく!!!!!

DVDなら、映ってるで!存在感がすごい!

コメント (6)
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一瞬の虹・ぼたもちなど・拾遺物語。

2008-10-23 06:25:06 | 生活雑感
どうもな~~
「生まれた」らしいぜ!ケーぺっぺ
そのうち、記事にするかもな~~しないかもな~~~



一瞬の虹だった。太くて、短くて、色の鮮やかな虹だった。
すぐ、不確かな形になって消えていった。

帰って、食卓で女房「今日綺麗な虹が一瞬出たんだよ」。

同じ虹を、沢山の知らない人と共有したに違いない。

虹って、いい気持ちになるね。



お袋の「ぼたもち」が届いた。かなり大きい。
そういえば、祖母の「ぼたもち」はこの倍はある大きさだった。

餡子はあさから、七輪でコトコトやっていた。その途中の煮えた豆を良くねだった。椀にもられ・砂糖を入れて食べる、小豆は美味かった。

今は、餡子屋さんで購入だが、それでも我が家の味であった。



しおから・は自分で作る。それが一番美味いので、そうしている。

1・足&エンペラは入れない(ワタで炒めて酒にばっちり)。
2・皮を剥いて両面に塩をすり込み(やさしくね!)・3時間~4時間(それ以上でも良い)干す。
3・ワタは墨の袋やスジ、薄皮など丁寧に剥ぎ、タップリの塩で包んで小さなざるに乗せ(下に水分が垂れるので皿にザルは載せる)ラップをのせ、冷蔵庫に一晩置く。
4・干した本体も冷蔵庫に保管。

翌朝

1・本体を切る(たてに切るのだよ~~)。
2・裏ごし器で、ワタを絞り、絡める。(写真は絡めてるとこね)
3・瓶に保存・そのままでも食べられるが、1日2日と味が深まって行く。

色々試したが、最近は、酒も入れず、ただ塩で(ワタをタップリ包むので、その塩のみ!)やっつけます。




消費者(女房)によって、瓶が指定されています。多分、どこかで貰ったジャムの入っていた瓶です。もう何年もこの瓶です。

同じに作っても、毎回味が違います。多分、イカの鮮度やそんときの季節かね?

そろそろ「柚子」の季節。食べる時、柚子を刻んで乗せます。




ネギは浅く植えます。そうして夏を越えてもらいます。
9月末から10月上旬、育った根元まで、周りの土を寄せます。
ネギはこれから育つのです。
その成長に合わせ、何度か「土寄せ」を行って、軟白の部分を増やします。
霜が降りて、一挙に「甘く」なります。

写真・1枚目「子持ちネギ」2枚目「下仁田ネギ」です。



イチジクの大敵!

「キボシカミキリ」だ!

樹皮に卵を産み、幼虫に・そして芯に向かって食べ進み・3年で蛹になって、羽化します。
これを退治しないと、木があっという間に枯れてしまいますです。

毎日、食事に・そして繁殖に・卵を産みに、僕のイチジクにやってきます。

休日、捕獲に勤めます。本日5匹!まだ、居るはずだ!

で、?踏み潰しちゃいますです。
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さんまだよな~この時期!ある日の晩酌・テースティングノートその72付き。

2008-10-22 06:25:40 | グルメだ!


やはりこの時期・さんまでしょ。

10日に1度位は、食卓に乗っております。

子供の頃には食べられなかった、あの、内臓部分の「苦味の旨さ」。
大人になって、堪能です。



筑前煮・ゆりの好物。



間引いた大根に、熱湯をかけ、細かく刻む。
塩で揉んでも好きだが、本日は、鰹節をたっぷりかける。
旨い・・・・・



みょうがはまだまだ、出てくる。
これも、鰹節&醤油・・・旨いったらウマイ。



我が家は、これに、天然キノコのお吸い物などが付きますです。
参った!うまい!
本日は、ウスヒラタケ・ナラタケ・ツバアブラシメジ・・・・




またまた、名門酒会の配布ワンカップなのだ。
佐賀県有田の酒・やや甘いが米の旨味を感じる酒でした。




こちらは、佐賀県・佐賀の酒。
だいたいね、大吟醸がワンカップってのが、たまらないね。
こちらも、甘く、そして濃厚。見事に酒の主張がある。

佐賀は甘いのか?




じゃあ、北ってんで、北海道に飛びました!
まあ有名な旭川のお酒。
ラベルのさ、動物園の白熊がおしゃれ!ラベルや動物園なら良いが、山の中で出会いたくないね。

サラッとしたのみ口・すっきりした味わいです。
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笠木透と雑花塾・館林ロスト・平和コンサートで歌う。

2008-10-21 06:30:54 | ロスト シングアウト


10月10日夜の記録である。
「館林・邑楽・憲法9条の会ネットワーク」主催によるコンサートが行われた。
出演は、メインは「笠木透と雑花塾」であるが、前半30分、我がロストも前座でパフォーマンスしたのだ。



主催者は、こうしたコンサートの主催の経験は余り無く、まして音響などはどうして良いかわからない。まあ、ある意味当然である。

で、僕らに「音響も何とかならないか?」と頼まれたのである。

朋友関口氏と僕で、音響の仕込みなのだ。機材は「あかんべ山」の機材総出演なのだ。



ここの会場は「館林市文化会館小ホール」・音楽のコンサートには向かないのだ。
黙っていて残響がひどいのだ。
まあ、「大浴場」にマイクを並べ、スピーカーで音を流す・・・そんなのを想像してもらえばよい。ハウリングがすごいのだ!



笠木さんたちは3時には会場入り・すぐにリハーサルが始まった。
そして2時間余、先の「残響」をとり省く調整が続いたのだ。
開場寸前に、やっと音楽になる状態に調整だったのだ。





開演はPM6:30・僕は会社の休みを取ったが、他のメンバーは6:15を目指して集合。本番はぶっつけだった。
主催者の挨拶があって、僕らの本番は定刻。
「仕事探し」で出だした。イントロを弾く・・・モニターから返る音は良い。
気持ちよいステージが始まった。



僕らのフォークは、笠木さんが70年代に提唱した「フィールドフォーク」の影響をとっても受けている。
その笠木さんは、知る人ぞ知る「全日本フォークジャンボリー」を立ち上げた人である。

全日本フォークジャンボリーとは?

TVやマスコミにあまり縁を求めなかったので、知らない人も多いだろうが、沢山の名曲を生み、今も歌い継がれている。

「我が大地のうた」「私に人生と言える物があるなら」「私の子供達へ」「あなたが夜明けをつげる子供達」などなど、どこかで歌った方も多いだろう。



我がメインのボーカルのお姉さん達も、度胸の入ったステージだった。
アツコの新曲やりりこの新曲を織り込んだが、結構入魂の出来だった。
うれしい・・・



笠木さんが、ステージに立つ。「今までと違う」スローなテンポで、聴きなれた「私に人生と言える物があるなら」を歌い始める。
その存在感がすごい!

70を過ぎ・まだまだ、体中からオーラを放っていた。

笠木さんたちとは、僕らが彼らを呼んでコンサートを行ったり、別の主催のコンサートでジョイントしたりと、結構長い付き合いであるが、ここ3年は毎年一緒のステージがあり、特に「9条を守ろう」と言う趣旨のコンサートでは、つながりが多い。お互いの「手の内」がある程度分かるというのは、かなりやりやすかったのだ。



笠木さんとコラボする「雑花塾」のメンバーは茨城の農民バンド「ヒューマンファーマーズ」の面々である。昨年「北関東憲法フォークジャンボリー」を主催した方々で、それに僕らも出演し、お世話になったので、もう「知り合い」の様な、懐かしさだ。うれしい再会だった。



地球上の文明を破壊しつくすに、十分の「核」はある。
そして21世紀になっても続いている「テロと報復の戦争」は僕らに「あらゆる争いを武力で解決する」道は、決して解決を導かないと教えていないか?
今だ、アフガンでもイラクでも、泥沼だ。
イラクに投入されたアメリカ軍はすでに4000人を超えて「名誉の戦死」だ。

そして、いつも、戦火で苦しんでいるのは、生活者であり、子供や女性・老人だ。

弱い者が苦しむのが、戦争だ。

国際貢献の名の下に「給油」を続けようとする政治家達。

日本には「憲法」があり、その9条があることで、こうしたことに「疑問符」が投げかけられ、巻き込まれずに済んできた。

争いを収める、長くて遠いが、確かな道はこの9条の精神であり、世界に誇れる哲学だと僕は思っている。

そのような思い出、ロストも笠木さんたちも、歌を歌った。



200余りの客席は、満席だった。
ほっとした!



コンサートの最後に、笠木さん達と、僕らは一緒に歌った。
「私の子供たちへ」だ。
子供たちへ、壊れそうな地球を手渡すような贖罪。
次世代が「9条の精神」をにぎりしめて・・と祈り、歌った。



主催者の皆さんが、「打ち上げ」をやってくれた。

終わった開放感で、酒がしみた!

笠木さんたちとは、11月の栃木県那須の「北関東憲法フォークジャンボリー・第2回」での再会を確認して、別れた。
コメント (4)
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