シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

金剛山をてくてく

2012年02月19日 | 山歩き

岡山の出張帰り。 岡山駅の地下の炉端焼きでほっこり。

もはや絶滅した感のある、板の上に載せて出してくれる店。

サワラのタタキ。 優しく旨い。

でっかい岩ガキ。 とろーり濃厚。 この時期でも潜って捕るんでしょうかねぇ。

ひたすら感謝・・・。

土曜日激冷え。 ひたすら録画消化。 

日曜日、体をちょっとは動かさんと・・・。ってことで金剛山。

ダイヤモンド・ダスト?  キラキラ綺麗です。 すこぶる天気に感謝。

石ぶて尾根入口。

チキンなんで誰も通ってないと引き返すつもりでしたが、アイゼン無しで一人だけ下った足跡発見。

こっちはストックにアイゼンで武装。 ガチャガチャ不細工に登る。

足跡。 ウサギは上へ、人は下へ。 先人は脚の運びが上手で、ずった後はほとんどなし。

少なくとも、人間の登りは一番乗りであります。

ここまで来れば、いっぱいいっぱいも終わり。 尾根を越える風が冷たい。

汗でぐっちょりのタオルをマスク替わりに顔に巻く。

ここで若い人に先を越される。 挨拶したのに帰ってきたのはただの一瞥? なんだか損しました。

あっという間に視界から消えたのは返って良かったけど、先を急ぐ荒れた足跡が悲しい。

今日は全ルート雪で良いですね。 と、挨拶してくれたカメラ好きの青年に先を譲って3番手。 自分も休憩がてら写真を撮ります。 ただもくもく・・・は、損なのだ。

登りは二時間少しかかりました。 PLの塔や関空・・・、自分の経験では最高の展望。

トイレ行って、ハンコ貰って、上一式着替えて・・・、うまく日の当たるベンチが空いたので飯。

隣で飯食ってた可愛いばあちゃんは、雪食いながら登ってきたとのこと。

それを聞いて、持参の水は使わずに、そこらの雪でラーメンを炊く。

ブロッコリーとトマトを先に投入。

沸騰したら、麺投入。

またもや、タイのグリーン・カレー・ラーメン。

麺食った後、豚キムチのおにぎりも投入しましたが、味はまあまあ、見た目はアウト。

また雪を溶かして、カフェオレをふーふーであります。

準備はチープ、気分はセレブ。

なんと休憩1時間・・・。 13時から下りに入る。

樹氷のある形。

やっぱりブナは絵になります。

さて降りますか、もみじ谷。

グイッと前にかがんでストックをついて二点確保してから脚を前へ・・・。

運動より緊張で汗がじわっと。

ようやく谷底。 見覚えある倒木横に出ました。 

分岐の左上方面は足跡なしのバージンロード。 

でも、この先は水がちょろちょろだし、アリジゴクだし・・。

という事で、チキンは下る・・。

滝もなかなかでしたが、右側の沢のしみ出しがツララに成長してました。

下りは急がず、じわっと熱くなったら、振り返ったり、かがんだり、ツララを探して帰りました。

ダイトレに出ると後はひたすらザクザク。 

30分かかる道路は部分的に凍って要注意です。

車に帰ったのが16時。 家についたのが17時。

本日、19000歩、11kmのてくてくでした。

これから、いもとのアコンカグア・アタックを見ながら、

お好み焼きにビールの中年オヤジの19時15分。