姫路駅からバスで5分程度で行ける水族館へ。
すんごい立体的な水族館でした。 500円で入れます。
昔あこがれた水生昆虫が多くいました。
工場排水、農薬が蔓延して、自分が近所の川で遊ぶ頃は、どぶガメぐらいしかいなかった。
最近の大きなテーマは、外来種。
ワニガメ、カミツキガメの水槽に、ブルーギルとブラックバスが餌として同居しているのは、皮肉か、それとも、アメリカの自然の日本での再現か。
親にらみがこんだけいるのは初めて見ました。
ここは、1966年の2か月ほど、姫路大博覧会が開催され、姫路駅からモノレールが通っていました。
まさかのアカメ君。 クエと海水の水槽に居ました。
中層でじっと定位しています。
ご存じ、あこうさん。
アカメ君の幼魚。
姫路大博覧会は、50年前の昭和の姫路城の大改修と同時に開催されました。
高度成長期のせいか、開催式にはブルーインパルスも飛ばしていたとのこと。
平成の大改修で、ブルーインパルスが飛んだと記事を見て関連が解らなかったけど、「昭和もやったから」が答えのようです。
いくら掛かるかわかんないけど、姫路城観光であっという間に回収するのでしょう。
スマホると、このモノレール、日本海まで伸びる予定だったとか。
博覧会まで歩いて25分の距離を、タクシーより高い値段でつないでいたとのこと。
博覧会終了後、数年もせずに累積赤字で廃止。
やっちまったなぁって感じですが、バブルがはじけるかなり前、1960年後半でこんなことがあったんですね。
バブル、それでも膨らみ続けたわけです。
今は、コンクリートの足だけ撤去費用がとんでもないという理由で、残ってます。
姫路駅のすぐ近くにある大将軍駅。
ホテルもあったけど、中途半端に姫路駅に近すぎて利用者もなく、廃墟化。
耐震性がなく、都市再生機構によると補強費用が高く、その回収に難があるため、取り壊し予定とのこと。
2部屋だけ誰かが住んでいるようで、部屋干しのシャツが覗いてました。
帰りはバス待ちが長いのでぶらぶら歩きましたが、思いがけず、大阪博覧会前のバブル経済のお勉強をすることになりました。
歴史はめぐる。
作るだけの企業が損しないのは今も同じ。
作ってからの維持管理費、うまし回転しなくなると税金でなんとか・・・。となるのも今も同じ。
東京オリンピックも、こんなことにならないように願います。
夕方遅くなったので、アサリだけ買って、ペペロンチーノ。
ニンニク、鷹の爪をオリーブ油で炒めて、ゆで汁、アサリ、菜の花、日本酒を投入。
貝が開いたら、パスタと、味付けはまったけ(風味)のお吸い物。
なんちゃってですが、抜群のビールのアテでございます。