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姫路城をてくてく

2021年01月16日 | 散策

姫路で仕事。

博士ちゃんでやってた姫路城を再確認したくなった。

さくさくこなして、レンタカー返すまでの1時間、空いてる姫路城へ滑り込み。

改修工事中に工事櫓の周りから見て、今回は中から見る。

スタッフのほうが多かったぐらいに空いてました。

最初の門まで、登り坂の正面に銃口。

ずーっと、銃口。

いくつもの櫓、門を突破しないと進めません。

門をぶっ壊す丸太みたいなものが必要ですが、もたもた運ぶと絶好の標的でしょう。

門を突破しても、先がブラインド多し。

また奥に櫓と門。

また、銃口の列にブラインド。

突破されると、銃を持った見方の兵士が後ろに下がるわけだけど、

道が細いので圧倒する数の人間が一度に通れない。

折り返せても、上にまた銃口。

門を壊す長い丸太の大道具が回転できないような気がします。

櫓は板を外せば、鎗で上からグサッと。天井が低いので鎗は下から使いにくい。

テレビで博士ちゃんに教えてもらいました。

石垣の角は登りやすいけど、油とかを流す開口が開いています。

いくつも門があるけど、まず、突破する大道具を持つ兵が手前でやられてしまいます。

身軽な兵は門でシャットアウト。

3階、4階でも、銃口があるけど、相当高い。

当時の銃で当たるのかな。

姫路城の変遷。

現在、漆喰が至近距離で見れるのは格子だけ。

改修工事中に来た時は、中は見れませんでしたが、ぐるっと工事用櫓が囲ってあったので、

360度、鳥目線で屋根、外壁の漆喰を見れました。

中間階は意外と高くでヒロビロです。

この天井の高さは、他の城では観たことない。

4階の窓も、銃座がありますが、とんでもない高さです。

昔もスナイパーがいたのかな。

この高さで撃ち合いが成立するのか? って高さです。

しゃちほこは大阪城と違って黒。鰭が龍の足みたいでカッコいい。

一番上に神社が。参拝しました。

漆喰がまだ白い。高価だけど、火災に強い防御のための漆喰であります。

西の丸。桜の名所。

他で使われていた石材なども有効利用。工期短縮も大事なのであります。

平成のしゃちほこ。ややガンダムチック。

続いて西の丸。廊下がめちゃ長い。

秀吉の時代。黒田官兵衛が城主で有名になりました。

天下分け目の関ケ原の後は、徳川方の大名が城主に。

現在の姫路城は、官兵衛の時のものでなく、徳川の江戸時代に入ってからの築城です。

千姫の悲しい話。

昔は西の丸の最後に千姫の人形がありましたが、今は改修のため、別のところに安置されているとのこと。

パネル展示の最後に、あまりにリアルな実物大の人形が出てきて、ギクッとします。

官兵衛時代の石垣。

野面積みで実用重視。

綺麗なのは江戸時代の安定期のもので、ガチャガチャした戦国時代には工期短縮がひとつの武器でもありました。

桜の時期にまた来ます。

空いてればの話ですが。


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