シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
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シイラを喰う1

2008年07月15日 | 食う
3年程前、FRPカヤックの時代、メーターシイラのアタリ年。湾内のエソの遊び場のブイにもメーター級が付いていました。手ごろなチビは居ません。

至近距離でイキナリ喰ってフックの伸ばされたり、エソと遊ぶジグに、カヤックの真下からヌッと出て肝を潰されたり、私には怖い魚でした。幅があると迫力満点です。
中には30m程先に落ちたルアーに、カヤックの下から、猟犬みたいに飛んでいくヤツもいます。

でも、ドラグユルユルで走らせて、距離を置いてからスプールを押さえてロッドをためてフッキングさせるやり方を覚えてから、なんともなくなりました。

カヤックでは、ロッドティップが水面上1mもないので、ラインが水中に入りやすく、常にウォータープレッシャーがラインにかかって、飛んだ時のどっすんばっすんの衝撃は、実はほとんどしないのです。
あれは遊漁船の高い位置から吊り下げて、かつ、ラインがすべて空中にあるから。飛ぶとき近寄ってテンションが抜け、魚が落ちるとき、ロッドから遠い方向に落下してドスンッ。

カヤックでは、前にラインが刺さっているのに、斜め後ろで飛んだりします。ゆるいドラグで水中に出たラインがUの字に。魚の動きがラインへの水の抵抗で、マイルドになり、ロッドのタメが常に維持されるおかしな体験ができます。

ただ、デカイサイズは、ドラグをつめて、元気なうちにフックを外すのは危なくて無理。手を出さないか、グロッキーさせるかの選択です。

ある日、ガシラの束釣りの後、メーター級をグロッキーさせて、ストリンガーで引いてサメを気にしつつ早上がり。ガシラを先に喰うからと、シイラは切り身で冷凍。

後日、フライだなんだと、延々とシイラ。嫁さんが気を効かせてカレー味等、変化球で工夫。でも、身はパサパサ。

息子は「もう、シイラ持って帰ってきたら、俺は食わん。」

元気なうちにリリースする方法として考えたのが、ジャンプだけ動画で撮る。飛ばなくなって距離をつめると下に走り出す。その際、カヤックドラグが効かないのでスプールを押さえて、シーバスフックを伸ばしてリリース。

でも、メーター越えないとそのまえにギブアップします。

やっぱり、ちゃんと向き合って食うことが必要なのです。

今回、60cmのぺんぺんはメスの玉子持ちでした。
3枚に下すと、血がどっさり。〆が甘かったようです。
魚の処理としてはタブーですが、しっかり洗って水気を取って、塩コショウ。キッチンペーパーで巻いて冷蔵庫で水分を飛ばし、半身を天ぷら、半身をみりん漬けにしました。

天ぷら、いけました。とってもジューシー。全部天ぷらでよかったかも。

前回は、冷凍を解凍して喰うという、こちらの失礼が評価を下げた原因のようでした。

シイラ、これからは冷凍しないで良いサイズなら、持ち帰ります。

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2 コメント

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Unknown (outback)
2008-07-16 20:49:56
 〆に失敗したらしく、裁いていると血みどろになりました。スズキでもこうなると刺身はダメなので、刺身は次回持ち越しです。
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Unknown (Nobu)
2008-07-16 11:44:05
食べごろはやっぱり50~60の奴ですね。
僕も昔、釣り過ぎて1週間シイラ尽くしだったことります。きつかったです(笑)
けど意外に刺身はいけますよ(自分としては)
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