前回来たのはたぶん25年ぐらい前。
歩くという発想はなく、運転の休憩をして、ビジターセンターを見学してUターン。
ひたすらクネクネと車で走った記憶しかないし、現地にでんして帰ってくるイメージでした・・・。
おっさんになり、涼しいところで山歩きしたくて、5時半過ぎに出発。
自分の車のカーナビにない、南阪奈道路やなんやかんやをスマホのナビで確認して、吉野までほぼ高速道路のようなペースで来れました。
大台ケ原の駐車場に8時前に着。
スマホのナビでも、ビジターセンターの開く9時に標準を合わせたのに、1時間も早くつきました。
遠くて覚悟のいる場所が、2時間少しの場所にあった。 しかも、八経ガ岳その他も、金剛山に1時間増しでも行ける・・・。
最大の収穫でありました。
で、大台ケ原。
序盤、汗もかいてないけど水場。
旨し。
杉と苔に覆われていた当初から、
台風による被害→倒木を人が持ち帰る→ハゲになる。倒木がないので、苔や新しい杉の土台がない→笹の繁殖→笹を食うシカの増加→シカが杉の皮を食う→更に杉が枯れる→笹が繁殖。
と、人が介入したことも一因となり、笹とシカの都合のよい生態系になっているとのこと。
確かに標高的に他の山は岩とブナの盆栽風なのに比べ、ここはあけっぴろげ過ぎる。
影がないので、それなりに暑い。
大普賢岳なんかも谷を挟んで反対側。 なんだ大阪から近いんだ・・・。
日の出ヶ岳。 何の苦も無く、最高峰。
山登りでなく、散策は続く。