シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

由布岳をてくてく

2019年06月08日 | 山歩き

新門司港から2時間ほど、途中コンビニでお握り・水分3リットルを購入して、由布岳正面登山口。

道中、強めの雨雲接近、バラバラと雨。

おっ、初日の工程は、山から観光にシフトやね。

阿蘇の新緑ドライブなんか綺麗やろなぁ。

2台あるうち、こっちの6人を観光ムードに移行しようと努力する。

でも、あっちの車は違いました。

そそくさとカッパを着だす。

ううっ、行くのね・・。

カッパ着てのスタートは、先に申し込んで逃げられなかった、大雨の富士登山と大雨の六甲全山縦走大会だけ。

それ以来、天気予報の雨のあの字で、山は行かない人なのに・・。

樹林帯を抜けると視界が開けてくる。

1600mほどの山ですが、800mほどのところからあがります。一般人にはちょうどいい日帰り登山。

関西で同じ高さの山は、奈良の真ん中あたりで大阪から2時間以上車で走る必要があり、

さらに周囲は同じような高さの山に囲まれて、山しか見えずかつ稜線しか見ないので、目線は水平。

自分が高い山にいる感覚が今一つ得られないのです。

ここは湯けむり漂う湯布院の温泉街や別府湾など、1600m下の世界を眺められるのでお得です。

半分車ですが。

九十九折れの正面に、湯布院。

ミヤマキリシマが良い感じ。

花を水平にすると、傾斜は35度ぐらい? スキーで言うところの上級者コース。

九十九折れを切り替えして上がっていきます。

マタエという分岐。ご飯休憩。

東峰、西峰の間。山腹の正面に受けた風は、海峡のごとく風速を上げて抜けます。

ドライTシャツ、カッパで止まると寒い。雨でフリースだすのが億劫。

冷たいお握りと冷たい飲み物がさらに追い打ち。

個人的には頂上はいいから早く降りたい。

写真は西峰。ツアーのグループでへっぴり腰の列が、なかなか動かない。

鎖場ですれ違って行くのはちょっと・・。

冷えるので、食ったら即移動。

皆で東峰へ行く。同僚一人が西峰から御鉢巡り。だいたい1時間ぐらいかかるけど、待っといてと。

私、こんなところで待てないよと。さらに車のキーを奪取。

あなた若いのに、なぜ行かないの? 

年は近くても、たまにマラソン出る人とは体力が違うのです。

寒いし、明日も山だし、自分が行って2時間待たせるのも嫌だし。

この状況では、事前に見たユーチューブで十分。

実は、あっと言う間に、東峰についちゃった。

同僚が西峰でぴょんぴょん跳ねてる。

わかった、わかった、早く行け。

独り言のように、皆が言う。

湯布院の反対側の景色。

別府湾が一部見えます。

手前の鶴見岳が邪魔して、別府の街は見えません。

ロープウェイで上がって別府の街を見る案もありました。

晴れたらもっと・・。と言う景色。

実は編集で明るくなってます。

マタエを外れると風は厳しくない。

マタエに降りるとまた風が・・。

天気が良いとこの風は最高のご褒美になるはずなんですが。

雨も上がって、風も落ちて、九十九折れの中腹では、来て正解と意見が一致しました。

最後の休憩場で同僚が合流。

早っ。

但し、あちこち吊って、ボルタレンの湿布を貼りまくりとのこと。

自分も行くと、途中合流はなかったと思います。

どつかれさん。

登山口から少し離れると、東峰、西峰、真ん中の九十九折れが見えます。

手前の緑の山から登ると軽く1000mは超えるはず。

牧場があるので、ミルクソフトは間違いなくご当地ソフトでありましょう。

宿は民宿、黒獄荘。

上の地鶏の炭火焼き、ヤマメ、山菜、地鶏のタタキ。

辺鄙な場所ですが、晩飯だけの客で一杯です。

地鶏の歯ごたえが最高にビールに合う。

ここは炭酸泉を沸かした温泉。

水風呂もあるけど、だらだら汗かくほど長く入るにはちと狭いかな。

歯磨きしてゆすぐとき、炭酸が口の中でさく裂します。

明日は4時起き。さっさと就寝です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。