新門司港から2時間ほど、途中コンビニでお握り・水分3リットルを購入して、由布岳正面登山口。
道中、強めの雨雲接近、バラバラと雨。
おっ、初日の工程は、山から観光にシフトやね。
阿蘇の新緑ドライブなんか綺麗やろなぁ。
2台あるうち、こっちの6人を観光ムードに移行しようと努力する。
でも、あっちの車は違いました。
そそくさとカッパを着だす。
ううっ、行くのね・・。
カッパ着てのスタートは、先に申し込んで逃げられなかった、大雨の富士登山と大雨の六甲全山縦走大会だけ。
それ以来、天気予報の雨のあの字で、山は行かない人なのに・・。
樹林帯を抜けると視界が開けてくる。
1600mほどの山ですが、800mほどのところからあがります。一般人にはちょうどいい日帰り登山。
関西で同じ高さの山は、奈良の真ん中あたりで大阪から2時間以上車で走る必要があり、
さらに周囲は同じような高さの山に囲まれて、山しか見えずかつ稜線しか見ないので、目線は水平。
自分が高い山にいる感覚が今一つ得られないのです。
ここは湯けむり漂う湯布院の温泉街や別府湾など、1600m下の世界を眺められるのでお得です。
半分車ですが。
九十九折れの正面に、湯布院。
ミヤマキリシマが良い感じ。
花を水平にすると、傾斜は35度ぐらい? スキーで言うところの上級者コース。
九十九折れを切り替えして上がっていきます。
マタエという分岐。ご飯休憩。
東峰、西峰の間。山腹の正面に受けた風は、海峡のごとく風速を上げて抜けます。
ドライTシャツ、カッパで止まると寒い。雨でフリースだすのが億劫。
冷たいお握りと冷たい飲み物がさらに追い打ち。
個人的には頂上はいいから早く降りたい。
写真は西峰。ツアーのグループでへっぴり腰の列が、なかなか動かない。
鎖場ですれ違って行くのはちょっと・・。
冷えるので、食ったら即移動。
皆で東峰へ行く。同僚一人が西峰から御鉢巡り。だいたい1時間ぐらいかかるけど、待っといてと。
私、こんなところで待てないよと。さらに車のキーを奪取。
あなた若いのに、なぜ行かないの?
年は近くても、たまにマラソン出る人とは体力が違うのです。
寒いし、明日も山だし、自分が行って2時間待たせるのも嫌だし。
この状況では、事前に見たユーチューブで十分。
実は、あっと言う間に、東峰についちゃった。
同僚が西峰でぴょんぴょん跳ねてる。
わかった、わかった、早く行け。
独り言のように、皆が言う。
湯布院の反対側の景色。
別府湾が一部見えます。
手前の鶴見岳が邪魔して、別府の街は見えません。
ロープウェイで上がって別府の街を見る案もありました。
晴れたらもっと・・。と言う景色。
実は編集で明るくなってます。
マタエを外れると風は厳しくない。
マタエに降りるとまた風が・・。
天気が良いとこの風は最高のご褒美になるはずなんですが。
雨も上がって、風も落ちて、九十九折れの中腹では、来て正解と意見が一致しました。
最後の休憩場で同僚が合流。
早っ。
但し、あちこち吊って、ボルタレンの湿布を貼りまくりとのこと。
自分も行くと、途中合流はなかったと思います。
どつかれさん。
登山口から少し離れると、東峰、西峰、真ん中の九十九折れが見えます。
手前の緑の山から登ると軽く1000mは超えるはず。
牧場があるので、ミルクソフトは間違いなくご当地ソフトでありましょう。
宿は民宿、黒獄荘。
上の地鶏の炭火焼き、ヤマメ、山菜、地鶏のタタキ。
辺鄙な場所ですが、晩飯だけの客で一杯です。
地鶏の歯ごたえが最高にビールに合う。
ここは炭酸泉を沸かした温泉。
水風呂もあるけど、だらだら汗かくほど長く入るにはちと狭いかな。
歯磨きしてゆすぐとき、炭酸が口の中でさく裂します。
明日は4時起き。さっさと就寝です。