シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
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釈迦ヶ岳をてくてく

2019年08月12日 | 山歩き

今回、テーマは稜線の風。

夏山登山、せいぜい2000m届かない関西の山では、風が不可欠。

稜線と言えば、釈迦が岳。

週末の予報では、盆の連休、土曜日以降は荒れ模様。

土曜日の車の所有権を巡り、下宿先の娘とlineで攻防してましたが、ぐずぐず台風10号の影響で、晴れの日が伸びた。

無風の土曜日は娘に譲り、台風の影響で風が吹く日曜日に出発。

6時出発、現地8時半、爆弾をじっくり投下して9時登山開始。

あっという間に、稜線です。

汗をかいたドライTシャツに、稜線の風が抜けていく。

極上の稜線歩き。

風呂上がりに家で欲しい風。

同じような写真だらけで申し訳ないですが、風がサーッと抜けるたびに立ち止まり、写真を撮ってました。

決してわさわさ枝をゆするような風ではありません。

たまたま近くに来た鳥。

鹿もつかず離れずでチラチラ見えます。

姿が見えなくても、キューンッと警戒の声がたまに聞こえます。

猛毒トリカブト。

遠くに鹿。

空の青と笹の緑。

早朝来た3人組は雲海も楽しめたとのこと。

ちらちらと釈迦が岳。

弥山に八経ヶ岳。

水場です。

ここの水は冷たく旨し。

稜線はすこぶる快適でしたが、最後の直登部は風裏で暑かった。

11時、釈迦が岳山頂。

駐車場まで車が登山するので、このコースは稜線歩きの2時間で山頂に立てます。

お釈迦さまに挨拶。

快晴この上ないけど、風が下から上に抜けるので、山頂は無風。

コンビニお握りをもそもそ食った後、写真を撮って無音観賞でもしよう。

ガスが下から後光のように上がっていく。

ガスが連続するようになった。

ガスが切れたら弥山を撮ろうと待ってましたが、団体さんが到着。

lineの写真を共有とか、皆に話が通るように声を張る女性。

隣で大声を飛ばされるとキツイ。

口にお握り残ってる私の横に、ドサッとリュックを置いて、無言で場所交代を迫ってくる。

自分達が大勢だし、場所を取るから、そっちが遠慮すれば?

昔、大勢でスキーに行ってた頃、そんな雰囲気出してたこともないでもない。

一通り、ぐるりの写真を撮った後、下山途中で風と無音観賞を楽しむことに。

ガスは上から、弥山だけ見せないように垂れ込めます。

弥山の手前の五百羅漢。

また静かな時に来ますね。

今年、バンビ卒業の鹿。お尻のハートが可愛いです。

でも、セルフディスタンスが少ししかない。

熊とかに簡単にやられそうです。

バイケイソウの崩れた茎を口にしてました。大丈夫?

やっぱり稜線のほうが、風が抜けて涼しい。

サーッと抜けるたびに、写真を撮る。

無音観賞もばっちりです。

もう少しで稜線を外れるところで、風を楽しみながら、長い休憩。

看板の向うにガスの中の弥山。

ガスの切れる瞬間を待ってましたが、ずっとそのまま。

本日3リットル持参の1リットル下山の荷物。

もっとぐずぐずするつもりだったのに、降りてきちゃった。

ここで14時過ぎ。

国道に出るまでネットがつながらない。

国道手前で、観光地を検索。谷瀬の吊り橋以外は遠いなぁ。

結局、吊り橋へ。

これ、まったく前回と同じ展開。

でも駐車場は待ちの車でいっぱい。

手前の喫茶店で、フロート・カフェ・オレでオサレの真似。

でも、めっちゃ旨かった。

車止めさせてもらって橋に行く。

キャンプ場は大盛況。

橋はなんと、一方通行で200円のシャトルバスでここへ帰ってくるとのこと。

めんどくさいので、写真だけ撮って帰りました。

いつも15時前後では、大阪側へ行く車ばかりなんですが、この時間でも対抗の車が切れない。

すれ違いの頻度が半端ない状態。夕方えらいことになりそうなので、温泉もパスして帰路に。

大塔の道の駅で、鮎の塩焼き食おうと思いましたが、やってない・・。

結局、ヒノキ風呂の素と、鹿の入ったご飯の友を買って帰りました。

帰宅はナビ通りの17時40分。

涼しくなったら、上でもっとぐずぐずしたい、釈迦が岳でありました。


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