シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

6月23日 海をてくてく

2007年06月24日 | 釣り
6月23日 海をてくてく
 
 前夜、無意識のうちに、晩飯で缶ビールを開けてしまい、結局朝出発。車に乗れないと成立しない遊びなので、車の免許が何より大事。近畿道に乗った後で、洗って干しておいたカヤックのシートを積み忘れたことに気づいてUターン。足漕ぎはシートで反動を受けるので腰のホールドがないとまともに漕げない。ものが増えた分、車載チェックシートか何か作って車に貼る必要あり。30分ロス。現地は土曜日の通勤ラッシュ。出航9時。

 カヤックを降ろす際、先端がすべってずり落とした。実は帰りも車載と車庫入れで2回もやってしまった。そのうちラダーを壊してしまいそう。車もカヤックもギズが増えた。先端の滑り止めと車載バーの滑り止めを確実にする必要あり。出航たった3分で、魚探が異常。ケースの中で電池が動いて接触不良。スポンジかなにかの固定が必要。自分を責めるしかないけど、もうぐだぐだ。あせると裏目に出る。開き直り。ぐだぐだついでに魚探を直さず行く。

 魚探がないため、足休めついでにジギング。何か落とさないと下が見えない。あきらめが悪く疲れる。磯から続く地形を想像し、海全体を見る。でも、つい癖で魚探画面に目が行き、相当頼っている自分に気づく。
 子供に背中を丸めてハンディゲームばかりするな。外で遊びなさいって、言っている自分が、大自然の中で、小さいモノクロ画面が写らないと元気がない。あかんわと背中を伸ばす。
 スカーンッという感じの梅雨の合間の空を堪能。
 太陽の下で、思いっきり遠くまで見る。海水の飛末が顔にかかる。

 カヤック釣り歴は長いが、釣果はマイボート釣りの方のホームページや出版を参考にしてからやっと上向き。その記述の中で根周りの戦術に感心して3年前に魚探を購入。
 考えてみれば魚探を購入してからでも、中層に反応が出るまで漕ぎ続ける釣りはできないので、青物の確率はなかなか向上しない。根魚狙いも中層の小魚の有無で活性が違うらしいが、いないからと次の根まで漕ぐことはない。人力で移動するので、安易にパスの選択肢が選べないのがマイボートの戦術と決定的にちがうところ。

嫁に「釣りに行くと新鮮な魚が食えるで」と言うと「魚が欲しけりゃスーパーへ行け、釣りに使う金で何倍もええ魚買えるぞ」。
「昨日食った魚はキロ何千円する高級魚やで」と旨そうに食ってた子供に言うと「えっ、アコウってそんなに高いの? そやったら家で食わんと売って来いよ」
 そんなもんである。
 そうだよな、俺は自分自身の為に自然を楽しみにきたんだ。魚を得る為だけに来たんではない。更に押し売りはもっといけない。そう自分に言い聞かせながらも、電源の切れたモニターにチラッと目が行く。

 さて釣りはどうなったか。小潮だが行けるときに行く、と強行したが・・。
①ジグヘッドによる、えびテンヤ。
 青ハタ2、花ダイ1。いずれも25cmぐらい。
 えびの冷凍に時間がかかったのか、最初から黒ずんでしまって胴体が尻尾と離れやすく、取り扱いに難儀。いつもは置いていないが、エサ屋さんのものが良いと思う。風が強く細かいことをしているうちに大きくポイントを外れて疲れる。餌取りの邪魔もあって、途中でやめ。
②ジギング+カブラ枝針
 カブラにエソ40cmほど1。エサに解体。切り方が悪いのか魚種が不評なのか、もっと小さいミニガシラ1に化けるのみ。
ジグに10cmのベラ1。果敢なのか、ただ事故にあったのかは不明。
他、結構いい何かがきたがばれる。ハリ2本がジグを一周して握手していた。針のサイズまでエサ用にしたのが敗因か。
③しもり浮きフラフラ
 錘の代わりに、しもり浮きを使ったフラフラ。サバ餌の代わりにグリグリガチャンに採用。サバ餌の動きを真似たルアー。変だけど真剣だ。使い方も同じ。
これでガシラ20cm強をゲット。底から3m以上でアタックしてきた。着底直後のヒットがほしいところ。柔軟でかつ光る素材を探したい。もう少し見た目もリアルに。

24日、朝から雨、百均とホームセンター日和。

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