シーカヤック釣り 海をてくてく

カヤックフィッシングとハイキング
足漕ぎカヌー(スワンじゃないよ)と自分の足で、陸上、海上、遊びあるき

ボート釣りの神器1

2007年12月09日 | カヤック・艤装
 カヤック釣りを適当に始めた頃、風で飛ばされるのは宿命と思っていた。楽しいと思える限界点を体感して、出撃を判断するのが、この遊びのコツなのだと。ヒントを得ようと関西圏で近いことをしてそうな物好きや団体を検索するも、思考、嗜好、志向、みな合いそうにない。ネイチャーとか変化球のカタカナが多く、距離を感じる・・・。
 マイボート釣りのおっちゃん達のHPが私にはあっている。みんな元気。オフシーズンなし。バンバン出撃している。あきまへんでした。と言いながらも水深100mぐらいから、欲しい魚を狙いぬきしている。
 自分の釣りと、なにがどうちがうねん?

 マイボート釣りの詳しいノウハウ紹介のHPを見つける。
 ボート釣りの各スタイルを、自分のFRPシーカヤック、レットマントレイラーに試していく。(既に釣用シットオントップを持っている方は、傾向がもっと極端に出ていると考えてください)

①ドテラ流し
 ボートと違って水中に突き出ている部分が少ないので、風に飛ばされるビーチボールに近い。ボートに比べて、倍の速度で飛ばされて、半分以下の速度でポイントに戻る。自分一人、苛められているようで辛い。私はMではないのです。水深も少し深いと糸が斜めになって、どこを釣っているのかも解らない。あてずっぽうで釣れないと根気が続かない。PEラインがまだ一般には船釣用の時代。根掛かり多発で、ラインシステムを組むジギングは「根掛りコワイ」がトラウマ化。

②アンカー 
 いきなり加太の激流で使ったのが失敗。漁船の引き波で怖い目をしたので、以降、使う気なし。深いと上げ下げやロープの処理が大変。

③パラシュートアンカー
 シーカヤックのジョン・ダウドの本では、嵐のときにカヤックを安定させるときに使うとあった。「誰が嵐の中で釣りいくねん」で無視していた。
 ミニボートのHPでは、潮に同調し、かつ前から風を受けて、風の影響を小さくするアイテムだと。「ななっ、なんとぉ!!」となって自作する。これが水面上の前面投影面積が小さいカヤックにベストマッチ。潮に同調するこの方法で、一気に狙える水深や獲物が増えた。潮が効いていると、他の船が後退するのに自分だけ前進することもある。シュートの開口を書類用ダブルクリップで加減すると、効き目も調整できる。船とは違って、風と潮が逆の日がカヤックでは狙い目となる。

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