私市から無垢根亭に向かう途中、この日一番の桜がありました。
桜の花が咲く、ではなく、桜の花がたわわに実る。
年に一度だけ、筍を食いに訪れるお店。
料理は、彩り・雰囲気も味のうち。
ここでも花見気分であります。
焼き筍は、抹茶塩で。
ビールは、ピルスナーからコクの黒へ。
筍ステーキ、天ぷら、ふき。
天ぷらは、パンッと手のひらで叩いて香りだたせた木の芽を乗せて。
年に一回だけ飲む日本酒。
飲みすぎて帰り道、なんでもないところで一人でかってにコケました。携帯壊れんでよかったよかった。
筍がメインといいつつ、鍋の主役は新たまねぎ。
普通のたまねぎより、球が小さいみたいで、ほとんど生でも甘い。
皆、我慢できず、しゃぶしゃぶ程度でがんがんさらえて行く。
最後はラーメン。
ここで、残った木の芽をもみつぶして入れる。
ラーメンすすって、鼻から抜ける香り、まさしく春であります。
豆ご飯。瓜と山芋の漬物を添えて。
最後は、酒かすが入ったスイーツで〆。
地元の駅の桜も、ベスト・オブ・ベストでありました。
いつものように、また来年。宜しくお願いします。