おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

テリファイドについて、そのAterrorizados

2020-07-27 07:44:00 | ホラー映画
アルゼンチン産ホラー映画。
久々に他人にお薦めできるホラーを見つけた。かなり面白いです。

ギレルモがリメイクを決めたのも頷ける。
異色かつ新感覚。名に恥じぬ作品です。

最後微妙なのが玉に瑕かな。
「SHOT」も確かアルゼンチン映画よね。あれもラストは意味不やった。

アルゼンチンはホラーに関してハイセンスやが終わり方は下手くそや。
まぁ、ギレルモがどう料理してくれるのか見物やね。

では、また





SHOTのレビュー。ウルグアイの映画やったw

https://blog.goo.ne.jp/over-the-magic/e/c6305d203adb4d71a55105c5a021be8e


スケアリーストーリーズについて、その怖い本

2020-07-24 22:04:00 | ウーヴレタル
どうした!? ウーヴレタル!!!
かなり期待したんだけどなぁ。うーん、これはいまいち。

ハリウッドに召し抱えられたは良いものの、前作まで出せてた良さが削がれたような。

ギレルモがバックにいるのにな。
ハリウッドは予算があっても、その分、人の意見聞かなあかんからね。

下手に大物を据えたり、お金を掛けたりするのは監督の特色に合ってないのかも分からんぞ。
それにしても芸が無さすぎる気もする。

なんか大筋がポラロイドにそっくりw
ミステリー要素もあり、警察が絡むのもそうだし。

すっげー展開が予想できるw
え? 本当にウーヴレタルが監督したの? ギレルモがプロデュースしたの?

俄には信じられないレベル。
クリーチャーのデザインは良かったけどな。

ウーヴレタルはともかく、ギレルモはこの調子だとテリファイドのリメイク心配になってくる。
頼むよ!! 楽しみにしてんだから!

では、また



ウーヴレタルレビュー。





君の名前で僕を呼んでについて、そのCall Me By Your Name.

2020-07-23 00:14:00 | ラブストーリー
1983年夏、17才の少年エリオは大学教授の父や家族と共に北イタリアの別荘で過ごしていた。

エリオの父は毎年別荘で過ごす時、学生をアシスタントとして呼び寄せ研究を手伝わせていた。
そして今年、父の元へやった来たのは知性を湛えた凛々しい青年オリバーだった。

エリオとオリバー。青春の軌跡──



サスペリアで旋風を巻き起こしたルカグァダ二ーノ監督作。
問題作と聞いて嫌煙してたが、これは……アカデミー賞だねw

ノミネート止まりだったらしいけど、これは受賞してもおかしくない出来。
いや、受賞せんとおかしい。受賞させなかった選考員の目は節穴。それほどの傑作。

風景、音楽、物語。全てが完璧。すごい作品に出会ってしまいました。

吹き替えも良かったなぁ。
津田健次郎の「オリブァー……」は心が震えました。

萌えだなw
腐女子の人はぜひ吹き替えでも見てみてください。

続編の予定も組まれてて、15年後の話になるだと。
素晴らしい。今から待ち遠しいわい。

では、また



ウトヤ島について、その7月22日

2020-07-22 01:39:00 | ディザスター・テロ
2011年7月22日午後3時半、ノルウェー首都オスロの政庁舎で爆弾テロ。8人死亡。
実行犯ブレイビクはそのままタクシーで移動。警察の制服に着替え、ボートでウトヤ島へ上陸。

ウトヤ島ではノルウェー労働党青年部が集まるサマーキャンプが開かれていた。参加者700人。
午後5時、銃乱射。その後、72分間に及ぶ惨劇の死者69人──



単独による殺人では世界記録という前代未聞の事件。
一応はカヤエミリエ姉妹の話だが、当事者目撃者の経験を丹念に集めて織り交ぜた、かなりの意気込みや執念を感じる傑作。

あの時あの場にいた全ての人間の息遣いや熱気が伝わってくる。
物語というか、人間の意識の集合体とも言える作品。もしかしたら映画としてはあんま面白くないかもせんなw

ブレイビクが未だ生き続けてるのも作品全体の尾を引いてる。
この後味の悪さ。何とも言えない暗さがある。

ホテルムンバイもそうだけど、結局テロリストの勝利なんだよなぁ。
ウトヤ島の被害はある種の人災で、政府の怠慢が原因の大部分を占めてると言われてる。

本人は早く逮捕されたがってたという始末。
政府の失態を嘲笑い、裁判で持論を堂々と主張する。ブレイビクは目的を達成してさぞ満足やったろう。

それに対してテロリストを一切出さず、被害者オンリー視点。
ブレイビクが犯した所業だけを描いた本作。

死刑のない国が唯一できる意趣返しなのかもしれんな。
何とも虚しい抵抗だが、忘れてはならない事件。

では、また






そういやサマーキャンプって何? って思って調べたら、どうやらノルウェーは政党ごとに児童クラブみたいなんを持ってて子供の頃から党員を育成するんだと。

参加型民主主義というやつ。
ブレイビクも政党とか自分で作れば良かったのにな。無理と思ったから銃を手に取ったんやろが。

今や北欧はブレイビクの言った通り、移民の急増が大問題になっている。
人種差別も世界的にかなり先鋭化している。こういう所は先見性があったみたいやな。

もしかしたら奴が早々と刑務所に入ったのは幸運だったかも。
もしブレイビクが辛抱して暴力に訴えず政党を作っていたら、もしくは今の時期にテロを実行していたら。

世の中はもっと激しい潮流になっていたかも分からん。
それとこれと77人の死が釣り合うのか、それも分からん。

世の中、ワケわからん。

シェイプオブウォーターについて、そのthe shape of you.

2020-07-21 04:25:00 | ヒューマン
ギレルモの集大成ですね。
アカデミー賞納得の出来ですわ。

一部では獣姦やら異種姦やらって話を聞いたが全くそんなことなかった。
これは廻り合いのお話です。

正に『shape』なんですよ。
自分の形や輪郭をはっきり浮き立たせる。

ロマンスにしてはちょっとグロいけどw
そこはギルレモ仕様ですかね。

久々に映画とはなんたるか、教えてもらった気がする。

では、また