「最強のふたり」のハリウッド版。
正直あんまり面白くなかった。やっぱり本家本元フランス版の傑作ぶりがより際立つな。
MeTooの乱を引き起こしたワインスタインさんの遺作ということでw
しかし、あの人も災難やな。倒産に逮捕に新コロ感染。因果応報とはいえかわいそうに……
何の話をしているw でも、話すこともそんなないんだよね~。
ただこの映画見たら本当に原作「最強のふたり」を愛しく感じる。ハリウッド版つまんないと思っても、ぜひ原作フランス版を見てください。全然違うから!!
全く同じで全然違うから!!w 何を言ってるのか分からないかもしれないが実際そうなんよ。
尺は互いに二時間で話の筋もほぼ一緒なんすが。テンポや見易さは全くもって違う。
フランス版はアースウィンド&ファイヤーの初っぱなインパクトが凄かった。
映画を象徴してるというか、常に心のBGMが鳴り響いてて肩揺らしながら見ちゃいたい感じ。
ドリスの言葉を借りるなら「踊れない曲は曲じゃない」。
これは正に、
踊れない映画は映画じゃない!!!!!!
ドリスとフィリップの空気感というか、二人の陽気さが映画全体に染み渡ってた。
ハリウッド版にはそれがない。何とか原作との差異を見せようと努力してたのは分かるけど、そういうアレンジすら寄せ付けないくらい原作の完成度が高かった。
まぁ、原作の面白さの再証明がされて良かったんちゃう?
セクハラプロデューサーも駆逐できたしw
でも、ワインスタインさんがこの映画プロデュースしたの、なんか意味深だよな。
かつての名プロデューサーに全身マヒの大富豪。二人の生き方の対比みたいなんも見れんのかな。100%偶然だし考えすぎなんだろうけどw
では、また。