おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

クリスマスブラッディクリスマスについて、そのロボサンタ

2024-12-22 09:20:00 | ホラー映画

 サンタロボットが殺しにやって来る♪
 小さな町の住人達。家族と恋人と、慎ましく過ごすクリスマス。その聖夜が血に染まるスラッシャー映画です。

 アマプラ眺めてたら見つけて、気になったんで視聴。
 元々は1984年の『悪魔のサンタクロース』という映画シリーズの続編として企画され、何やかんやで別作品で完成したという。

 悪魔のサンタクロースというタイトルは全然知らんかったが、今まで全6作続いてる人気シリーズなんだとか。
 まぁ、原点や元ネタは正直興味ないw 暇があったら見ますかね。とりあえず今作です。

 1時間半の映画でスルッと見れました。
 なんてことない、暴走したロボットが人間を殺戮していく。普通の作品。

 前作のシビルウォーで麻痺っちゃてたけど、金のかかってる作品とかかってない作品ってのは見れば分かっちゃうねw
 最近のアメリカ映画は作品ごとの予算の差が本当に如実に出てるな。

 今作は安普請映画で、そこまで見応えはないんだが。
 でも、ただ低予算に甘えるんじゃなく、その中で結構工夫がされてて、最後まで飽きずに見れました。

 工夫というよりかは話が面白いすよね。
 主人公のトーリって女子とロボサンタとの死闘。

 よくこういう女ヒロイン物って主人公だけ無傷だったり、生温い作品が多いが。
 トーリもロボサンタも、互いに削り合いながらの戦い。段々マッドな雰囲気になって面白い。

 どっちもボロボロになって戦うから、どっちも応援したくなるw
 まぁ。最後になるとサンタとかクリスマスとか関係なくなっちゃうけど、良いスラッシャーを見れて満足です。

 クリスマスに映画を見る方、何を見るかお悩みの方。
 この1本をどうぞ。ブラッディクリスマス!w

 では、また。



変な家について、その間取り図

2024-12-14 07:12:00 | ホラー映画

 今年3月公開の話題作。

 YouTuber・雨穴さんの動画が原作となった異色作品。『変な家』。
 名前ぐらいは知ってたけど、小説・漫画にもなってたんか。手広くメディア展開されてて、実写映画は必然だったんかね。

 雨穴さんは「小説は全4章。映画は第5章」とコメントされてて。
 映画は新章、映画オリジナルのエピソードってこと? 何にせよ、配信されるのを楽しみに待ってました。

 ただ、評判は良くないらしいw まぁ、なんかこの手の映画にありがちな感じよね。
 視聴者の評価というよりかは、雨穴さんがこの映画を快く思ってなくて、ツイッターで苦言を呈してとか。

 そこら辺のトラブルが尾を引いてって感じ。
 とはいえ、興収は50億突破の好成績。原作者との衝突がありつつ、作品自体にポテンシャルはあったんかなと。

 まずは見てみんことには始まらないから、とりあえず視聴。
 まず総評を言うと、面白い。これは強く言わせてもらう。

 建物の間取り図をテーマに物語仕立て。出来栄えはクオリティ高い。
 ジワジワ怖さが来る。雨宮×栗原のバディ物としても見易く作られてる。

 バラバラ殺人から端を発するミステリーホラーとして、完成された作品やと思う。
 まぁ、村の因習やら、ホラー映画のテンプレに繋げちゃうのは安易とはいえ、お釣りが来るぐらいの面白さ。

 ただ、その面白さが雨穴さんとの衝突の原因らしい。
 あくまで『変な家』はミステリーである、というのが雨穴さんのスタンス。

 映画はそれをどう解釈したんかホラー要素強め。人怖系です。
 原作とのミスマッチは、動画はともかく、雨穴さん本人が書いた小説がどういう物語なんか。それ次第かな。

 まぁ、原作者がわざわざ言及するくらいだから、全然違うんかね?
 本読んでまで検証するつもりはないから、これ以上何とも言い難い。その上での個人的な感想。

 そういう、雨穴さんと製作陣のトラブルを見ちゃうと、ファンは嫌悪感が出るの当然と思うが。
 俺は雨穴さんのファンでもないんで。ただの映画として見ると、シンプルに面白いと思った。

 セクシー田中さんの事件から、原作者と製作陣の対立が問題になってて、俺もそりゃ原作者を第一に考えるべきだと、勿論思う。
 ただ、それを踏まえて、それは置いといて。この映画がそれほど原作を貶めてるとまでは感じない。

 最近は0か100か、信者とアンチみたいな、とにかく相手をバチバチに叩けばいい風潮が蔓延ってますが。
 良くないと思う、ホントに。そんなん続けてたら互いに滅ぼし合って、後に何も残らなくなるんじゃないか。

 まぁ、今作は雨穴さんと製作の対立が決定的になったから、もう続編は望めないやろが。
 それでいいじゃない。映画もボチボチヒットして、もう互いに関わらない。それでいいじゃない。

 作品に罪はない。
 では、また。



プー2について、そのあくまのくまさんとじゃあくななかまたち

2024-11-09 07:00:00 | ホラー映画

 『プー』の続編。
 UNEXTで配信してると知り、早速視聴。

 何気に楽しみにしてましたw
 出オチ作品ながら、やっぱこういうのって見たくなるじゃないすか。

 それに、今作は単なる続編じゃなく、さらなる派生作品へ向けた内容らしく。
 とりあえず、その一端だけは覗いておこうかなと。

 ザ・ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバース
 童話原作ホラー映画のクロスオーバーという壮大な世界観が構想されてるとか。

 まだ未定ながら、来年に『プーユニバース モンスターアッセンブル』が公開予定。
 今発表されてんのはピーターパン、バンビ、ピノキオが参戦する。

 最近、シンデレラとか3匹の子豚のホラー映画もやってなかった?
 あれは関係ないん? なんか出オチ童話原作が流行り始めてんのかw

 バカバカしい企画やが、そそられるのも事実。
 謎の期待感を持ちつつ、ひとまずは『プー2』を視聴してみた。

 総評から言うと、まぁ、もういいかな?w
 これから作品を見続けようと思ってたが、俺はプーユニバースから卒業します。

 う〜ん、単純にホラーとして、もうちょい頑張ってほしかったよな。
 お祭り映画って立ち位置なんは、そりゃそうなんだが。

 もっと面白くできたやろ〜。
 プーのコスの造形が綺麗になったり、グロも多くなって進化してる部分もあるとはいえ。

 てか、コイツラこんな喋ったりしてたっけ?w
 前作の記憶ほとんどないが、続編なりの面白さはあるんかな。

 オウルが別物過ぎて微妙。酸吐いたり、ただのモンスターじゃんw
 まぁ、まだここら辺は「なんやこれ」って笑えるし、作品全体の悪ノリな感じは見てて好きだった。

 とにかく内容かな。もっと引き込まれる展開にしてほしかった。
 プーの正体。100エーカーの住人は人間の子供と動物の遺伝子を融合した怪物というのが分かり。

 で、プーがその人体実験によって生み出された、クリストファーロビンの弟・ビリーだと判明し。
 そういう核心に迫るような話の流れになってるんだが、俺は別に興味ないなw

 そんなことより、スプラッターに力入れてよ。それが肝じゃないの?
 前作とあんまやってること変わんなくて、そこがとにかく残念。

 触れ込みでは、アッシュタウンに悲劇が〜って言ってるのに、結局襲ってんのナイトクラブだからね〜。
 ナイトクラブで無抵抗なパリピを殺して回る。これは俺の趣味だが、無抵抗な人間襲うの見るのつまんないんよね。てか、前作でやったじゃんそれ。

 もっと違う趣向が欲しかった。
 プー達は人造人間で再生能力もあるけど、銃とか、武器で倒されちゃうんで。

 人造人間としては微妙に弱くてね。
 だけん、戦い方がなんか卑怯くさいんだよな。

 武装してる奴らは各個撃破。で、無抵抗な人間は嬉々として襲う。
 それ見てると、相手選んで襲ってんじゃねーかなって。日和ってんじゃないのと。

 冷めるんだよな〜。相手なんか選ばずに無差別に殺してってほしいわ。
 警察とか軍隊とか、大立ち回りで戦ってほしい。

 無抵抗な人を嬲るん見るの好きならええんやろが。
 俺はあんまりカタルシスを得られんで拍子抜けしてしまったな。

 まぁ、とりあえず見れて満足やわ。
 俺はこれでプーバースから足を洗いますw

 では、また。



エレベーターゲームについて、その肝試し街の悪夢

2024-11-06 05:59:00 | ホラー映画

 アメリカで有名な都市伝説をテーマにした作品。
 日本でも「異世界エレベーター」という、ほぼ一緒の話がありますが関係は不明。

 ストーリーは、

 まず10階以上あるビルのエレベーターに乗る。
 4階へ上がり2階へ下がりといったエレベーターの昇降を繰り返すおまじないをすると異世界に繋がるよという都市伝説。

 その都市伝説を試すことになった学生が怖い目に会うお話。

 予告でけっこう面白そうだなと思って期待して見たんですが、ウ~ン、惜しい!w
 ギリ佳作に届かない感じ。もうちょい何とか出来たやろってのが正直な感想。でも、まぁ、及第点すかね。

 5階の女という化け物が出るんですが、その造形は良かった。
 後、けっこうグロい。血飛沫ブシャーとか、5階女は殺し方がアグレッシブで、そこは好印象。

 ただ、この女、エレベーターで事故死した怨霊ということで。
 異世界を生み出すほどの力はどこから? 境遇と能力があんま比例してないような。

 異世界設定も既視感。『地下に潜む怪人』の赤い世界やないかい。世界線一緒なんか?
 同じ異世界でも『きさらぎ駅』とかの方が、もうちょい気味悪くできてたと思う。

 その異世界には連れ去られた人々が住んでて〜とか、もっと凝った展開なら良かったのに。
 見れなくはないけど、奇抜さとか目新しさはなかった。特徴のない作品。

 もうちょい高いレベルの面白さを期待したんだがな。
 残念だけど、まあ、そこそこ楽しめたんで良しとしましょうw
 
 では、また。



エクソシストについて、その信じる者

2024-10-05 09:17:00 | ホラー映画

 ホラー映画の金字塔『エクソシスト』。
 1973年公開の第一作に繋がる正統続編。シリーズとしてはエクソシストビギニング以来20年ぶりの完全新作。

 一応、正統続編はエクソシスト2もエクソシスト3もあるんですが。正統続編乱立w
 一目見ただけで分かる地雷臭w まぁ、評価自体は可もなく不可もなくらしい。

 興収も黒字化。ただ、製作元がワーナーからユニバーサルへ移行。
 ユニバーサルはワーナーからエクソシストの権利を4億ドルで買い上げ。

 作品自体は悪い出来ではないものの、権利買収の負債が尾を引き、これからの続編製作やシリーズ化が危ぶまれてる。
 この『信じる者』も本来は3部作になる予定が続編の製作中止。新たにまた別のシリーズを立ち上げるんだとか。

 ターミネーターで言うとこの『ジェネシス』みたいなもんか。俺は結構ジェネシス好きだけどw
 シリーズからの取り残しが確定の本作。何だかその時点で愛着や哀愁を感じる。

 ストーリーは、

 写真家のビクターは、出産間近の妻ソレーヌを連れ、旅行先のハイチで過ごしていた。
 しかし、時は2010年1月。死者30万人以上の未曾有の大災害、ハイチ地震発生。

 地震の最中、ソレーヌは重傷を負う。
 現場の医師は、母親か胎児、どちらかしか救うことが出来ないとビクターへ宣告する。

 それから13年後。
 ビクターは娘のアンジェラと共に穏やかな日々を送っていたが……


 まぁ、総評としてはそこそこかな。中の下。
 普通の作品。普通の悪魔祓いの映画。

 マジで言う事ない。陳腐で安易。
 失敗が許されない一大企画で慎重に作りましたっていうのだけ伝わりましたw

 中盤まで「あ、面白くなりそう」って盛り上がってはいたが。
 肝心の悪魔祓いがね。微妙だなあ。

 とにかくエクソシストの続編である意味、現代にリブートした意味が見てて分からない。
 エクソシストに共通してるの悪魔祓いとマクニール親子が出るくらいだから。

 神父の首が捩じ折れる不審死事件が起きたのに、誰も追及されてないし。
 もっと警察や病院を関わらせて、悪魔祓いを現代視点で照らし合わせる描写が欲しかった。

 なし崩しに悪魔祓いが始まっていつの間にか終わった。
 てっきりハイチで受けた祈祷が伏線になって、もっと凝った展開を期待したんだが。

 エクソシストって看板を借りて客寄せしたかっただけなんかね? シリーズの出直しもやむなし。
 次の作品が面白くなるのか、これ見てる限りは望み薄かね

 では、また。