おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

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ノセボについて、その幸運の靴

2024-08-31 11:48:00 | ホラー映画

 ファッションデザイナーとして働くクリスティーン。
 夫と娘、家族と仕事に恵まれ幸せに過ごしていたが、ある日、クリスティーンは悪夢にうなされる。

 悪夢を見てからクリスティーンは原因不明の体調不良に悩まされる。
 そこへダイアナと名乗るハウスキーパーが突如訪れ……

 
 フィネガン監督2作目。
 今作は謎の病気と謎の女と。

 フィネガン作品はコンセプトの分かりやすさが良い。
 映画の見始め、一気に作品の中へ入り込める。余計な設定がなくて集中しやすい。

 まぁ、今作はちょっと序盤、話長いが。
 ただ、ダイアナの目的。ダイアナとクリスティーン。フィリピンとアイルランド。

 2人の対比、交差。話の引きは格別。
 ラストがとにかく気になる。過程の描き方が本当に絶妙。

 ダイアナはフィリピンの魔女である『オンゴ』と分かり。
 クリスティーンはその祈祷にのめり込んでいく。

 映画の題名である『ノセボ』はプラセボ効果の逆。
 プラセボ効果は塩や砂糖を薬として飲むと病気が治る思い込みの作用ですが、逆にノセボ効果は思い込みにより病気になってしまう作用のこと。

 徐々にクリスティーンとその家族を包む暗雲。
 不安を助長させるタイトルです。

 前作の『ビバリウム』を見るに、今作はどういう結末に至るのか非常に気になりましたが。
 今作は意外にシンプルでしたw 復讐ね。そう行き着く訳か。

 今回は伏線やら大分回収出来てたし、よく出来た話。
 それはそれでイマイチだけどw 完成されたはされたで何かな。

 めちゃくちゃワガママ言うてんのは承知だが。
 胸を突くような展開ではなかったかな。

 ただ、どんどん導かれるような。
 話のスムーズさ。何より観客を引き付ける、映画に力を持たせる技量。
 
 これからフィネガン作はどんどん追いたいと思う。次作も楽しみ。
 では、また。



ビバリウムについて、その「育てれば解放される」

2024-08-24 13:34:00 | ホラー映画

 アイルランドの奇才、ロルカンフィネガン監督作。異色のホラー映画。
 
 教師のジェマと植木屋のトム。一組のカップル。
 一緒に住む家を探すため、不動産屋を訪れる。

 そこで集合住宅地『ヨンダー』を紹介されるが……


 UNEXTを見てたら目についての視聴。
 突如迷路になり出られなくなった住宅地。置き去れる荷物、奇妙な子供。

 設定自体はありふれてるかなとは。
 まぁ、独特な世界観で引き込まれはする。先がとにかく気になる。

 子供も意味分からんくて不気味。1年足らずで成長し大人になって。
 エイリアンなんか怪物なんか。どんどん不気味さが集約して、ラストへの期待が高まる。

 が、結局何も起きません!w
 結局謎は未解決のまま物語完。

 SFチックというか、世に奇妙な物語みたいな。オチなしのシュール系。
 雰囲気作りはまあまあ。でも、俺は苦手な部類の作品。

 謎や伏線は回収してほしい派。もうちょいはっきりしてほしい。歯切れの悪さある。
 それでも映画としての完成度は良いから憎めない。

 ツッコミ所はあれど見過ごせない感じ。
 フィネガン監督作はもう一作あるんで見てみましょうかね。

 では、また。



ニトラムについて、そのポートアーサー事件

2024-08-17 05:54:00 | シリアス・サスペンス

 1996年4月、オーストラリア・タスマニア島にて銃乱射事件。死者35人。
 その殺人犯、マーティン・ブライアントの半生を描いた実話映画。

 久々の映画レビュー。復帰する作品にしてはヘビーなもんを選んでしまったw
 でも、UNEXTで見つけて「絶対見よう」と。一目惚れというのか何というか。サムネ見た瞬間に衝撃。

 題名の『ニトラム』はマーティンの綴りの逆さ読み。MARTIN→NITRAM。
 知的障害を持ったマーティンを近所の人等が馬鹿にして呼ぶあだ名。

 母親の冷徹な態度、優しい父の自殺。恩人ヘレンの死。孤独を深めていくマーティン。
 互いを苛み、誰も助けられず。悲劇の幕が上がる。

 今でこそ発達障害やADHDなど話題になって、本人が感じる社会の生き辛さや周囲がどう向き合えば良いか注目されるようになったが。
 未だ答えが見えてない、正解の出し様がないのは今も昔も変わらないんかね。

 銃規制が進まない国、障害者へのケアが不十分な社会。
 もっと根本的な、他人を思いやる気持ちが足りないのか。何が問題なのか。

 まぁ、この事件に関してはマーティンがそこそこクソってのもあるんですがw
 マーティンは知的障害ながら、自分が何をしたか理解している節があって。

 ヘレンの事故で、咄嗟に嘘をついちゃったのは自分が殺してしまったことを自覚していたからだろうし。
 マーティンは愚かでどうしようもなかった。金輪際、彼が許されることはない。それは当然だが……。

 でも、そこまでに至る過程。
 銃の引き金はバカでも引ける。人と分かり合うより、人を殺す方がずっと楽で分かりやすい。そこまで彼を追い詰めたのは何だったのか。

 誰しもが加害者になり、誰しもが傍観者になる可能性がある。
 あのクソママ然り。「自分はあーはならない」と頭で理解してたとしても。そういう無自覚や無関心から事件は始まってたんだと思う。

 マーティン役を演じたケイレブランドリージョーンズはこの作品でカンヌ映画祭主演男優賞。
 お見事な仕事ぶりでした。なんか没頭して見ちゃったよ。引き込まれました。

 マーティンは同年3月にスコットランドで起きた小学校襲撃、ダンブレン事件のニュースを見て凶行を決意。
 事件後逮捕され終身刑(オーストラリアに死刑はない)。

 現在も服役中。
 では、また。



どうぶつの森について、その花火

2024-08-05 15:41:00 | ゲーム

 夏バテです……。今年の夏酷くないすか?
 もうヘトヘト。休日出勤もしたし、時間があればゴロゴロ休んでたな。

 俺ももう年か。体力が無くなる削られる感覚。明らか今までとは違う。
 熱中症やら無縁だと思ったが……早く冬来てくれ〜(T_T)

 冬は冬でシンドいんでしょうけどw 汗かかないだけマシかな。
 何の話でしたっけ? あつ森ですか。まぁ、このゲームも正直飽きてきたよなw

 前作のとび森は商店街に店が増えたり、たぬきち商店が成長したりあったが。
 今作はあんま変化がないし。島クリしなさいよってことなんだろうが。それも評価★5取ったらどうでも良くなる。

 なんか、とび森の方がゲームとしての面白さはあったと思う。今思えば、けっこうやり込んだもんね。
 まぁ、住民の写真が欲しいから、そこまではやろうかなとは。残り3人。マール、ニッシー、のぶお。

 マールニッシーは古参なのに意外にくれないな。
 特にマールにはけっこう貢いでるのに。自分が人気住人だからって気取ってんじゃないの。ムカつくなぁw

 写真貰うテクみたいなんがあるんかな。
 友好度マックスなら後は運なのかと思ったが。色々調べてみるかね。

 夏バテなんかとにかく寝てます。
 夜6、7時間寝て、昼寝も4時間くらいします。休みそんなんだから1週間が早く過ぎるw

 冬眠ならぬ、夏眠かもしらんw
 9月10月はまだ夏やろし、11月も去年は30℃とかあったよね。

 次のブログは12月だなw
 では、また。