『ブルード』『スキャナーズ』でお馴染み。
ホラー界の巨匠、デビッド・クローネンバーグ監督。
の、息子さんであるブランドン・クローネンバーグ監督作品。
お父さんの血を受け継いだんか、近年、ホラー界の新星として期待されとる。
で、今作『インフィニティプール』は去年公開の映画で、かなりの話題作。
俺も狙ってましたよ。アマプラで配信が開始され早速視聴。
ストーリーは、
スランプ中の小説家・ジェームズは気分転換のため、妻と共に高級リゾート地であるリトルカ島へ訪れる。
しかし、そこで交通事故を起こし、ジェームズは車で人を轢き殺してしまう。
島には独自の法律があり、島内で起きた犯罪は全て裁判を通さず死刑という、唖然とする処置だった。
困惑し慌てるジェームズだったが、島の警察はある提案を持ちかける……
サスペンスホラーというか。まぁ、スリラー系か。人の内面とか、狂気を描いた作品。
世にも奇妙な物語とか手塚治虫の火の鳥みたいな。SFっぽさも入ってる。
まぁ、思ったほど面白くないなw
最近こんなんばっか。期待すると裏切られる。
芸術性や幻想的な感じ。
映画としてはかなり意欲を持って作られてるのは十分伝わりますが。
根本の部分が、なんか分かりきってるというか。見え透いてるのがな。
人を殺しても金さえあれば罪にならない。クローンの処刑も見世物で。
人の醜さと狂気を地獄絵図のように描いてる。
でも、そんなん皆知ってるじゃん。人が醜いなんてさ。
そもそも題材がショボいんよね。
1+1=2を、すっげー回りくどく複雑な公式を使って証明してるだけみたいな。
映画表現は見事やけど、目新しいことは特になかったな。
強いて言うなら、ミアゴス無双は凄かったけど。
もう大暴れよw
ホラー案件はミアゴスさんに投げとけば、勝手にホラーにしてくれるから、ありがたい存在よなw
話題になるだけの作品なんは分かったけど。
俺の好みじゃなかったな。
では、また。