「Red」見た時はおいおいと思ったけど安心した。
ちゃんと面白いの作れるじゃないすか~三島監督w
まぁ、今回は原作にも助けられたかな。さすがは重松清さん。
何作も実写化されるだけあって物語が整ってる。
全体的に相性が良かった気する。重松作品ってどっちかと言うとリアリティより感性やドラマ重視だから。
連れ子2人シンママと結婚する男なんて何よりのファンタジーじゃんw クドカン演じる沢田の方が共感できますよね。
三島監督も重松さんと一緒でファンタジー作家ですから。
「Red」は女性の本音ではあるんでしょうが事実を描いただけというか。「幼な子」は男の空想みたいな部分ありますけど映画としてはこっちの方が膨らみがある。三島監督はそういうの描く方が向いてると思う。
役者陣も隙がない。子役も皆演技上手かったし。
浅野忠信さん。これまた三島・重松ともに相性のいい配役だったと思う。ちょっと気の抜けた感じが非常に作風とマッチしてた。
監督と原作、物語と演出。全て均等にバランスが取れた奇跡的な作品。
でも、三島監督としては作り応えがなかったんかな? 「幼な子」の次が「Red」だもんね。
俺としてはもっとこういうファンタジーを撮ってほしいんですけど。
では、また。