おジャ魔女どれみと徒然

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沈黙の艦隊について、そのシーズン1

2024-04-07 15:42:00 | 日本 戦争映画

 うん、大傑作。

 去年公開した『沈黙の艦隊』。
 そのドラマ版がアマプラで公開されてるのでした。

 まぁ、映画の評価はちょっと落ちちゃうけどね。
 全8話。映画の内容は最初の4話。後の4話がドラマオリジナルの続編となります。

 映画は総集編、ドラマの宣伝のための作品やったんやね。
 そこは残念というか、なんか拍子抜けの気分ではある。

 ただね、作品としてはケチのつけ様がない。
 めちゃめちゃ面白いです。映画見たって人は5話から話が繋がってるんで、そっから見れば時間の節約になるんじゃないすか。

 少なくとも映画を楽しめたって人は見なきゃ損です。
 見始めたら止まらなかったです。やっぱり面白い話はのめり込むね。

 戦闘シーンも沢山あるし。対潜水艦や艦隊戦って独特で面白い。ちょっとポリマー無敵すぎやけどw
 自衛隊vsやまとvs米軍の微妙な三つ巴。武器を撃つ撃たないの神経戦。目が離せない。

 政治面も退屈しない。政治家や軍人が、それぞれ己の立場で真剣に考える。苦悩する姿。
 現実でもアメリカの在り方や態度が疑問視されてる中、本当にタイムリーな作品やと思う。

 見た人に面白いだけじゃなく、問いかける、投げかける内容になってるんちゃうかな。
 問題は次の映画を見るか見ないかだよねw

 後にドラマ化するって手の内分かったし。
 悩むとこだが、やっぱ見ちゃうかな〜。

 ニューヨーク決戦、楽しみですね!w
 では、また。


 

沈黙の艦隊について、そのシーバット計画

2023-10-01 13:29:00 | 日本 戦争映画

 はい、大傑作。

 素晴らしい。めちゃくちゃ面白かった。
 かわぐちかいじ氏の人気漫画原作、その実写化。

 予告からかなり期待大でしたが、その期待に見事応えてくれた。
 同じかわぐち氏原作だと『空母いぶき』とか言うクソ映画あるが、あんなものは忘れろw

 戦争映画……とは違うけど、日本でちゃんとした軍事映画が作られた。
 それだけで意義深いと思う。まぁ、Amazonが出資した作品ではあれど。外資様々やなw

 原作は未読ですが、世界観であったり不足な部分は感じなかった。CGも綺麗でさ。
 原作とは話の展開が違うらしいけど。原作は冷戦を意識した作品。

 そこは現代に話が置き換わって、案の定、原作厨の方々には評判良くない。
 まぁ、原作厨の意見は当てにしないでくださいw この映画、しっかり面白いんで。そこは安心してほしい。

 とはいえ、今のウクライナとか、第二次冷戦みたいなもんでしょ。
 時代が巡って、偶然とはいえ、時勢を突いた作品やと思う。

 てか、原作知らない方が楽しめるかな。
 話の展開読めなくて、けっこうドキドキしました。

 潜水艦バトルも見応えありました。てか、シーバットは全然攻撃しない。
 海江田艦長の操舵術だけで敵を翻弄する。

 基本は核ミサイルを持ってるか持ってないかのハッタリで乗り切るという。
 戦争映画ではホントないんです。武器をチラつかせての政治が主。

 ちょっとサスペンスっぽい。そこが良い。
 軍事、政治を織り交ぜた濃厚ドラマ。近年でも異彩を放つ作品。

 まぁ、終わりは「序章、完!」みたいな感じ。
 この作品だけでは何も落ちてないんで。そこだけが不安かな。

 続編への期待込みでの評価ではある。
 多分、大丈夫だと思うが。俺は昨日、田舎の映画館で見てきましたが、人多くてびっくりした。

 アニメとかなら分かるんやが、邦画でこんないっぱいなん初めて見たw
 都会だともっと凄いやろ。ヒットは間違いなし。続編も問題ないやろ。

 主演の大沢たかおさんがプロデューサーも兼ね。
 かわぐち氏への企画説明やら自衛隊への撮影協力やら事務的な仕事を黙々とこなしてたらしい。

 間違いなく今回の大金星ですね。作品へ取り組む姿勢、尊敬します。
 監督は吉野耕平さん。『ハケンアニメ』の人。ジャンルが一気に飛んだけど、群像劇とか得意そうだしね。らしさが良く出てたと思う。

 外資が関わるとシガラミが無くなって才能ある人が一挙に集まって良いね。
 サウジアラビアが金出してグレンダイザー作る時代だから、これも時勢かね。

 カスみたく言われてた漫画実写も最近は精巧な作品が多くなったな。
 いつまでも「邦画ダメ」とか、古い価値観で生きてちゃあかんな。良い時代に生まれたもんや。

 では、また。



空母いぶきについて、そのペガソス計画

2022-04-26 21:53:00 | 日本 戦争映画

 かわぐちかいじ氏の漫画を実写化。

 まぁ、案の定、レビューは地獄のように叩かれてますがw

 動く護衛艦、戦闘シーンさえ良ければええわと思ったが……。
 そこら辺の及第点。最低限の見所は押さえてるかな。


 原作改変が酷いって話だが、確かに否めない。
 漫画の主旨は、日本VS中国の架空戦記。

 監督は「Fukushima50」の若松節朗さん。
 なんかガメラっぽいなと思ったら、脚本に伊藤和典さん!w

 両者ともかなりレビューで槍玉に上げられてるが……
 俺はそこまで悪くは感じないんだよな~。

 むしろ若松さん、かなりのおじいちゃんなのによう頑張ってたよw
 漫画原作とかやらなそうなのにね。映画全体にフレッシュさを感じた。

 伊藤さんもさすがはガメラ三部作の脚本家なだけある。
 自衛隊書かせてこの人の右に出るのいないでしょ。

 合間合間に入る出版社・コンビニはイラッと来たがな。
 単純に政府↔️自衛隊のピンボールで良いのに。

 まぁ、国内・国民の様子を映すのに必要なのは分かるが。
 いらんなぁ。日本人ってそういう下手じゃん。

 戦時下というのを長らく経験してないからリアリティがない。
 シンゴジラですら描いてないくらいだし、無理。

 こういう無駄なことするから叩かれるんだよ……
 戦闘シーンだけやって、マニア受けを目指すとか。

 VS中国は無理でもね。
 せめて、純粋な、普通の戦争映画にしてほしかったな。
 

 一応、かわぐち氏を無視してるわけはないはずだし。
 これでOKを出したなら、視聴者が文句言うこっちゃないが。

 改変はかわぐち氏だって嫌だろそりゃw
 それでも世に出すべきという判断。

 その判断は間違ってないと思う。
 大体さ、原作通りできないなんて分かり切ったことじゃんw

 漫画の内容見たら分かるっしょ?w
 分かってて文句言うなよ。大人の判断をしよやいw

 面白いつまんないは感想だから。各々言う権利がある。
 ただ、その理由が原作改変だというのなら、それは間違い。

 少なくとも改変について、俺はまあまあ納得したかな。
 原作通りできないなら実写化すんなよ……それはその通り!w


 てか今、びっくりだけど、映画の内容に近い情勢なってるじゃん。
 最近の北朝鮮のミサイル発射が多いのはロシアの扇動もあるだろう。

 小国だから戦争を仕掛けないなんて、そんな理屈はないよ。
 国と国がある限り、戦争は起き続ける。大も小もない。

 当時は、

 「東亜連邦なんて架空の小国が戦争? 馬鹿らしい!」

 でも、今となっては……

 現実なら、大国が小国を裏で糸引くってとこかね?
 偽装漁民も懸念されることですし。本当にそう遠くない未来

 映画では東亜連邦の単独犯。日本とのステゴロだったけど。
 中国や北朝鮮のように核を持っていない。この違い。

 ウクライナを見るに、国連などの機関は全く機能してないし。
 ある種の逆張りってやつかなこれはw

 現実はさらに過酷で悲惨な戦いになる。
 この映画を見て、はっきりと確信できた。
 
 かわぐち氏も、もしかしたらこういう未来を読んでたんかな?

 さすがに偶然かw

 ストーリーもある程度まで体裁が保たれてた。
 改変されながらも、かわぐち氏の作品の雰囲気は醸してたと思う。

 漫画やアニメには勝てませんが。
 そういうドキドキ感もそこそこある映画ですね。

 総合的に、俺自身は満足というか面白く感じたな。
 正直、この映画に関してはレビューは当てにならない。

 ぜひ、御自身で一見してほしい作品です。
 

 主演はお馴染み、西島秀俊さん。ただ今回は影が薄いw
 まぁ、主役は空母だからね。薄くて良いんです!w

 どちらかと言うと佐々木蔵之介さんの方が主演然としてるようなw
 艦内の緊張感をほぼ1人で演出してる。

 てか、佐々木さんって自衛隊顔だよねw
 かなり作品にマッチしてた。ナイスキャスティング。


 この作品は一方で、佐藤浩市さんの名声を落としたとも。
 安倍さんや潰瘍性大腸炎を揶揄した発言。

 安倍さん相手なら皮肉なんてどってことないでしょうけど。
 病気は良くない。そこは反省してほしい。

 インタビューの文章読むと、揚げ足取りなのは確か。
 でも、言葉に気を付けなきゃ。今の時代は特に。

 原作でも首相が吐くシーンあるし、そこまでの脚色ではない。 
 揶揄してるからと、別にふざけたり、やる気がない訳じゃないから。

 発言でケチはついたが。実際の演技は名演に入る部類かと。
 ここはさすが佐藤浩市さん。

 日本沈没の山本総理を彷彿とさせる。
 政治家のナヨっとした部分とか。役作りは完璧なんじゃないか?

 色々、センシティブな内容だからな。
 神経質になるのは仕方ないが。これを色眼鏡で見てほしくはないな。


 今の時代だからこそ見るべきかもしれない作品。
 この流れでジパングも実写化すればいいのにw

 多少改変されても見たい。
 この映画見てたら当時見てた時のワクワク感が蘇ってきた。

 まずこの映画より、ジパングを見てほしいっすよねw

 では、また。




二百三高地について、その神州不滅の民

2021-08-16 05:12:00 | 日本 戦争映画

 日露戦争・旅順攻略戦を描いた作品。

 正直、日本の戦争映画で最高傑作なんじゃないか? 度肝抜かれたな。

 キャストといい音楽といい撮影規模・ロケといい、空前絶後。

 戦闘シーンも他の戦争映画が鼻くそみたいなレベル。
 唯一アンノウンソルジャーが匹敵するくらい。

 ストーリーも見応えある。

 一般兵が主軸ってことで。
 やっぱ戦争映画は前線の兵描いた方が面白い。坂の上の雲みたいな雄壮な感じも良いけど。

 でも、時代よなぁ。
 120年前の日本人はあんな弾丸の中をよう進めたわ。

 次に日本が戦争しても勝てんと思う。
 別の人種みたい。

 死者1万5千人。
 これ聞くとあんま死んでないんやな。

 ロシア側の死者が1万6千人でほぼ互角。
 ロシアは序盤優勢だったけど、203高地が落ちて旅順崩壊した後は散々だからな。まさに死闘。

 舛田監督×笠原脚本コンビということで。
 こういう悲哀を書かせたら右に出る者はおらんな。海ゆかばはつまんなかったけどw

 丹波哲郎×仲代達也、国宝級の組み合わせ。
 仲代さんはまさかこの時40年後も役者続けてるなんて考えてなかったろうにw

 最後の野際陽子さんが何気にホラーやった。あの憔悴した姿。
 息子二人も奪われればね。迫真の演技。

 夏目雅子さんは相変わらず美しい。
 さだまさしさんの主題歌と相まって一層存在感が際立つ。

 最高の映画でした。では、また。



日本海大海戦について、その日露戦争

2020-10-20 22:42:00 | 日本 戦争映画

 やっぱ丸山誠治監督と円谷特撮は鉄板なんじゃあ~。

 CGとはまた違った質感重厚感。
 坂の上の雲もいいが生も味なもんや。

 ストーリーも「トラトラトラ」みたいに日露双方から描かれてて見応えアリ。

 東郷平八郎という確固たる英雄がおるから、その点も見易い。
 主人公がはっきりしとる。戦争映画はやっぱこういうのがエエわ。

 悲惨さを伝えるだのメッセージ性も大事なんだろうけど。
 スッキリ発散もしたいわ。

 日本バンザイ!!w

 では、また。