スペインの作家、マネルロウレイロ氏の小説原作のゾンビ映画。
去年ちょくちょくCMやってましたよね。遅ればせながら気になったんで視聴。
ストーリーは、ヨーロッパに謎のゾンビウィルスが蔓延する。
妻を亡くし失意の中で引きこもる主人公のマネル。ニュースでウィルス騒ぎが起きようと興味がなかった。
しかし、姉の勧めで一時国内から避難しようと決めるが、そのタイミングでスペイン政府は国境を封鎖。
愛猫ルクロを連れ、マネルは姉が待つカナリア諸島へと向かう……というお話。
原作小説は三部作構成で今作は第1作の映画化。
2作目が『ダークデイズ』、完結編『裁きの怒り』。今後映画化が続くかどうか知りませんが。
とりあえず今作です。全部通しで見ての総評はまあまあすかねw
「第1作!」って感じの作品でした。続きを匂わせるラストで、これで終わりじゃないでしょっていう。
ひとまず第1作としての役目は果たしてたかな。
安普請じゃなく、ちゃんと丁寧に作られたゾンビ映画。見応えありました。
徐々に緊迫感が増してきて、中盤のバイクシーンから一気に面白くなる。
てか、走るゾンビっていいなw ゾンビが走る走らないはホラー作品にとって永遠のテーマですが、怖いんはやっぱ走る方すよね。
終盤の病院がちょっとダレたが。もうちょいゾンビ多くしてくれたら良かったのに。
まぁ、作品全体の演出を満遍なくやろうと思ったら、ここら辺が妥当なんかね。
少なくとも偏りなく不足なし、大満足の映画でした。
次作は避難先のカナリア諸島が舞台ですか。続編来るか分からないけど楽しみ。
では、また。