慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

自由を求め続けた10代のカリスマ

2012年11月21日 11時24分34秒 | 音楽

この前NHKで「尾崎豊」のドキュメンタリー番組を放送してました。
彼が生前書き溜めていた“創作ノート”の存在が公表され、それを基に彼が日々何を感じ何処へ向かおうとしていたのかを探るという内容。

ノートに書かれた文章を23歳になった彼の息子が朗読していて、
尾崎の歌も歌ってましたが、声や歌い方そっくりでビックリしました。

そもそも尾崎豊は1965年生まれなので、ボクの1歳下
15の夜”でデビューしたのが1983年だから、ボクが19歳の時ですね。

すでに大学生になっていたボクは、当時はどちらかというと洋楽に傾倒していて、
すごい奴が出てきたな~」とは思いましたが、正直リアルタイムではそんなに思い入れは強くなかったんですよね。

たぶん2~3歳下の、当時高校生だった世代がど真ん中!だったんじゃないでしょうか。
その後“I LOVE YOU”や“Oh My Little Girl”などの名曲を耳にするうちに、無視できない存在になっていった様な・・・。

個人的にはわりと自由だった大学生の頃より、社会に出て大人と言われる年齢になってからの方が、
むしろ彼の歌がリアル心に響く様になった気がします。

確か35ぐらいの時に普通にカラオケで“15の夜”を歌っていて、なぜか涙が溢れてきたって事がありましたね!
よっぽど会社とか仕事がんじがらめにされて、煮詰まってたんだろうなぁ~。

10代のカリスマ”となった彼が、20代になって何を歌うべきなのか?
暗中模索を繰り返した末に結局答えを見つけられないまま、帰らぬ人となったのが26歳。

彼が今40代になっていたら、何を歌ってたんだろう?
盗んだバイク”で自由を求め続ける、48歳の感傷です・・・。

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=B8uo1jjueN4&feature=player_detailpage