泥くさい男の引退

昨日“FNS歌謡祭”やってましたね？
今年もなかなか豪華な顔ぶれで、見所満載でした！

それはまた改めてお伝えするとして、今年は一時代を築いたスポーツ選手の引退が目立ちますね。
野球では阪神の金本、ソフトバンクの小久保、そしてサッカーでは「中山ゴン」ちゃんが現役引退を発表しました。

中山ゴンちゃんと言えば、カズさんと一緒にJリーグが発足した時から日本のサッカー界を引っ張ってきた、なくてはならない存在。
華麗なドリブルが持ち味のカズさんとは対照的に、泥臭くゴールを狙うゴンちゃんのプレースタイルに影響された若い選手も多いんじゃないでしょうか。

記憶に残るのは、やっぱり“ドーハの悲劇”。
後半ロスタイムに失点しW杯出場が絶たれた瞬間、崩れ落ちた彼の姿が忘れられません。

そして日本がW杯初出場を果たした1998年のフランス大会で、日本の記念すべき“W杯初ゴール”を決めたのが中山ゴンちゃんでした。
ゴールが決まった後、すぐにボールを拾って「もう1点取るんだ！」って走って自陣に戻ったシーンが印象に残っています。

とってもお茶目な性格で、サービス精神旺盛に笑いを取ってくれた彼ですが、
近年はケガに苦しみ、満足にボールを蹴られる状態ではなかったらしい。

それでも45歳まで現役としてプロでやれたっていうのは、もちろん人気面でお客さんを呼べる選手だったって事もありますが、
サッカーに対する姿勢が若手の良い見本になっているっていう事も大きかったんじゃないでしょうか。

今後は指導者の道に進むみたいですが、将来の日本代表監督を目指して頑張ってほしいと思います！
でもあのキャラだったら、“なでしこ”の監督も面白いかも？

Shin