慎さまの「終わりなき旅」

人生は終わりなき旅。
自分探しの旅の途中で、今想うことは何?

新宿のげそ揚げ

2011年11月12日 10時09分54秒 | 生活

昨日雨の中、用事があって新宿まで行ってきました。

目的地は都庁の近くだったんですが、あのあたりも昔は空き地が多かったイメージだったけどだいぶ変わりましたね!
新しいビルがいっぱいできていて、ちょっと違う街に来た感じがしました。

でもボクの新宿の思い出は、やっぱり「歌舞伎町」。
日本最大の歓楽街という事で変なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、ボクにとっては大学時代に何度も通った忘れられない場所です。

月に1回「新宿ACB(アシベ)」というライブハウスでライブを演ってました。
ライブが終わると当然「打ち上げ」となり、毎回朝まで飲み明かしたもんです。

月に1回のライブというのはいわゆるレギュラーで、そのライブハウスでは「番組」と呼んでいました。
「番組」に入れるバンドはライブハウスのオーナーから呼び出しがかかるんですが、この人がやっぱりうさんくさい。

グループサウンズのなれの果て」の様なロン毛にパンタロンみたいなスタイルで、打ち合わせは必ず居酒屋
いかのげそ揚げ」がとにかく大好きで、やたらそればっかり注文して「食え、食え」言います。

でもあの時は自分たちが認められた様な気がして、すごくうれしかったです。
このまま行けば「メジャーデビューも夢じゃない!」なんて本気で思ってました。

夢のまた夢でしたが・・・。

さて今日から日本シリーズ。とっても楽しみです。
でもなんでデーゲーム見られないじゃん!

Shin


果てしなき石段

2011年11月11日 14時58分03秒 | 趣味

今日は冷たい雨となりました。
はっきり言って寒い!

ところで昨日また行っちゃいました。
今度は伊勢原の「大山」。

初めての1000メートルを越える山への挑戦で、ようやく「クライマー」への第1歩を踏み出した感じです。
登山口まではケーブルカーがあるので、標高700メートルぐらいのところから山頂は1200メートルまでの山登りでした。

でも上りは果てしなく続く石段!
500メートルって言っても、階段が1段25センチとして2000段ですから!

すごいのかどうかよくわかりませんが、完全に息があがってました。
山頂近くで遠足と思われる小学生の軍団に出くわし、大人として負けるわけにはいかないので「修造アニキ」風に自分を奮い立たせて頑張りました。
できる!」と・・・。

あいにくの曇り空だったためホントは見えるはずの「富士山」は見えなかったけど、雲と同じ高さに立っている様な不思議な感覚。
近くに丹沢の山なみが見渡せ、「まだまだ登らなきゃならない山がある」って思っちゃいました。

下りも急勾配が延々と続き、下山した時にはもうふくらはぎがパンパン!
でもこの時の「やりきった感」が結構クセになっちゃうんですよね~。

次回は温泉付きの1泊2日がいいですね!

Shin

走るウエイター

2011年11月10日 18時41分08秒 | ニュース

昨日あたりから急に寒くなってきましたね。
そろそろ本格的な冬の到来でしょうか?

さて、新聞に載ってましたが「ウエイターズレース」というのが11月23日横浜の日本大通りで開催されるそうです。

何かというと、ウエイターを仕事にしている人達がトレンチにワインのボトルと水の入ったグラスを乗せて街を走る!らしいです。
速さと美しさを競うらしく、個人戦とチーム対抗戦があるとの事。

なんかくだらないけど、想像するとちょっと面白くないですか?

世界では古くから行われていて、20世紀の初めにパリで始まったそうです。
フランスに大会本部があって、「普段着用している制服で都市の路上を走る」という決まりがあるらしい。

日本では今回が初めてで、来年以降は全国で予選をして横浜が決勝大会になるとの事。

そういえば料理人バーテンダーにはコンテストや格付けがありますが、ウエイターには何もないですもんね。
こんな大会があってもいいと思います。

そのうちマラソンとか、ハードルなんかもできるかもしれません。

笑えそうなので誰か参加してみてください!

Shin




それでも川は流れている

2011年11月09日 10時29分33秒 | 映画

昨日新作映画のプロモーションのため、「ブラッド・ピット」と「アンジェリーナ・ジョリー」夫妻がなんと6人の子供連れで来日しました。
やっぱりハリウッドセレブのカップルはカッコいいですね~。

今回はブラピの「マネーボール」という映画で、メジャーリーグのGM(球団の編成や戦略のすべての決定権を持っている人)が主人公の、
野球好きのボクにはとっても楽しみな作品です。

ブラピの出演作で個人的に好きな映画は、その出世作となった「リバー・ランズ・スルー・イット」。
ロバートレッドフォード」監督の作品で、厳しい父と優秀な兄を持った落ちこぼれの弟をブラピが演じました。

親子で「フライフィッシング(川釣り)」をするシーンが印象的で、これが川や森の景色がとってもキレイでこれだけでも見る価値があります。
ブラピもまだ若くて、親父や兄の様になりたいと思いながら自堕落な生活を送ってしまうナイーブな若者がぴったり合ってました。

ボクにも2つ違いの弟がいますが、男兄弟の特に弟は常に兄と比較される運命にあり、それがコンプレックス反発心につながる事があります。
うちにも少なからずそういう事があったので、個人的に非常に共感できる作品です。

タイトルには「人生にはいろんな辛い事があるけれど、それでも川はいつも流れている」という意味があるみたい。
なんかイイですよね!

機会があったら一度見てみてください。
おすすめですよ。

Shin

プロフェッショナルなオタク

2011年11月08日 17時18分32秒 | テレビ

昨日NHKの「プロフェッショナル」に脚本家の「三谷幸喜」が出演していました。

この前も「古畑任三郎」を紹介しましたが、映画演劇にも傑作が多くとにかく多作な人ですね。
学生時代から劇団をやっていて結構人気があったらしいですが、その頃はボクも知りませんでした。

たぶん最初に名前を耳にしたのは、テレビで見た「12人の優しい日本人」という映画。
もとは三谷幸喜脚本で、劇団で上演した舞台を映画化したもの。

12人のキャラの濃い日本人が裁判の陪審員となり、被告が有罪か無罪かを決めていくという内容ですが、
それももともとは古いアメリカ映画に「12人の怒れる男」というのがあり、こっちは真剣に事件について討論しているのに対し、
三谷幸喜バージョンは当然ハチャメチャで笑える展開になっています。

もとになった「12人の怒れる男」は、実はボクが大学を卒業して就職した会社の新入社員研修で見せられました。
見た後にそれについてみんなで討論するという研修でしたが、それだけ奥の深い人間ドラマになっています。

自分の考えだけを主張して絶対に譲らない人や、優柔不断で人の意見にすぐ流される人。
ムチャクチャやる気のある人もいれば、早く帰りたくてしょうがない人も・・・。

人はそれぞれです。
他人の気持ちや意見を尊重しながら自分の意見を言うのが大人なんだな、って思った記憶があります。

三谷幸喜は番組で「プロフェショナルとは?」という質問に対して、
自分のやりたい事をやるのではなく、お客さんに喜んでもらうためにはどうしたらいいかを考える。それがプロだ」と言ってました。

ただのオタクっぽいおじさんかと思ってましたが、実は彼はプロフェッショナルでした!

Shin