退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

TOKYO

2020年04月01日 06時48分38秒 | 時事問題

やはり東京都の感染者数が増えてきました。

著名人の感染・死亡が大きなインパクトを与えています。


海外から帰国した感染者は、「キャンセル料が勿体ない」から旅行したとか・・・。

帰国後、体調が悪いのに卒業式に出席したとか。(東京ではないが)


小池知事は、高齢者の夜遊びについてオブラードに包みながら自粛を呼びかけていました。


「緊急事態宣言」は出さないのだろうか?


感染者数の伸びが、まだ諸外国より少ない・・・などと云っている。

感染者が増えたら宣言する。判断が遅い現政権と同じですね。

患者が増えたから宣言をするのではなく、患者を増やさないために宣言をするのでしょう。


各国で働く日本人医師のリポートが流れていました。

鬼気迫るものがありました。


以前にも書きました。
<東京(首都圏)はイタリアやアメリカになってしまうのでしょうか? 不安です。>

→確実にアメリカを追っている感があります。何もこんなことまで追いかけなくても良いのに。


『危険性があれば対応する台湾。証拠がなければ対応しない日本』

これどうにかしてほしい!


感染爆発

2020年03月26日 23時20分10秒 | 時事問題
東京都の感染者数が増えています。



ニュースで繁華街にいる若者にインタビューしていました。

そのマスクをした若者は「自己責任で来ました」と云っていました。



ことが起きてしまったら、「自己責任」では済まされません。

知らないうちに「ウィルスの運び屋」になって『感染爆発』の片棒を担ぐことの恐ろしさが理解されていない・・・と感じました。


なぜ・・・?


それこそ個人の判断力の問題としてしまえば簡単なのですが、視点を変えてみると発信する側の伝達力が弱いとも云えるのではないでしょうか。

その理由は、
 ①問題を甘く見てる、他人事である 
 ②コメントの内容よりも、有権者にどう映るかを気にしている 
 ③問題以外の要素(オリンピックなど)に囚われている
 ④目に見えない外圧(アメリカ、多額献金団体、地元後援会など)を気にしている
 ⑤どうしたらいいか解らない(勉強不足想像力欠如で具体策を打ち出せない)
 ⑥そもそも語彙が乏しく伝達能力が低い

その実はよく解らないのですが、問題解決への決意が弱かったと感じるのは私だけでしょうか?


スーパーが混雑して大変だそうです。

主に中国で生産していたマスクなどとは違い、国内で供給できるものは不足しない旨をスーパー側に任せずにしっかり広報してほしいものです。(触れている知事さんもいました)

自粛内容も含めて、その理由をハッキリ示せば、今の日本人は理解してくれると思うのですが・・・。


東京(首都圏)はイタリアやアメリカになってしまうのでしょうか?

不安です。


土日の雨が強く降ることを願ってます。




 P.S.「桜」「もりかけ」そして「手記」については、これからの日本のために忘れないように勉強します。
   

学校現場

2020年03月17日 06時13分30秒 | 時事問題

一部学校が授業を再開したようです。しかし多くの学校が休校のまま春休みに突入するとか。

そんな中、ニュースを見ました。

“200万人”全国学力テスト延期へ 感染拡大を懸念


理由は「感染拡大を懸念して」だが、学校を閉鎖しておいて予定通り試験をするのか?・・・と思っていたら「延期」。
現場の混乱を知れば、これは至極当たり前と思う(理由は訳わからんが)



元の職場の仲間(現職中学校教諭)から県教委通達が来ていると知らせてくれました。

内容は「4月21日までに未履修分を全て解消するように」なるものらしい。

しかもその理由が、県学力学習状況調査(本県独自で行う学力検査)に間に合わせる為らしい。


あり得ない。現場がこんなに混乱していて、しかも今後の見通しがハッキリしていないのに。


珍しく「県より国」の方がまともに見えました。


体力が・・・

2019年12月25日 18時04分37秒 | 時事問題

 <スポーツ庁調査で小5の体力・運動能力が過去最低に>
          12/23(月) 19:12配信 日刊スポーツ

 【  スポーツ庁は23日、2019年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を公表し、小5では08年度の調査以降最低となった。

 調査対象は小学5年約105万人と中学2年約96万人で、50メートル走、立ち幅跳びなど実技テスト8項目の調査を点数化し、本年度は男女ともに前年を大幅に下回った。主な背景として、授業以外の運動時間減少、スマートフォンなどの使用時間増加、肥満の増加、小学生は朝食をとらない児童の増加を挙げている。鈴木大地長官は「大変に重く受け止めている。早急に対策を考えたい」と話した。  】



 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」は、小学校5年生(11)と中学校2年生(14)を対象に行うものだから、毎年被験者は違っています。
 特に問題なのは、ここ数年上昇傾向にあったものが、小5、中2ともに下落していること。 
 小学5年生は生後から現在までの生活習慣の何がそれまでの世代と大きく変わったのか検証すればよいと考えます。

 しかし、中学2年生は、3年前彼らが小学5年生の時(H28年度)の結果を見た時、他世代と大きな差が見られなかったのだとしたら、由々しき事態と考えざるを得ません。

 小学5年から中学1年までの生活で何が変わったのか?



 昨年度、スポーツ庁は中学校高等学校向けに、『部活動の在り方に関する総合的なガイドライン』を策定しました。(この提言は、生徒の活動状況の改善を謳っているが、顧問である教職員の労働時間軽減策としての側面も否定できない)
 そのことにより、特に中学校の部活動に関して、その活動時間が短縮される傾向にあるようです。

 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」は年度初めに実施されているので、来年度以降部活動時間が少なくなったことによる結果の推移が注目されるところです。



<部活動の在り方に関する総合的なガイドライン>
 義務教育である中学校(義務教育学校後期課程、中等教育学校 前期課程、特別支援学校中学部を含む。以下同じ。)段階の運動部活動を主な対象とし、生徒にとって望ましいスポーツ環境を構築するという観点に立ち、運動部活動が以下の点を重視して、地域、学校、競技種目等に応じた多様な形で最適に実施されることを目指す。

判決

2019年12月20日 10時42分40秒 | 時事問題

『i新聞記者ドキュメント』という映画を見ました。

 映画はとても考えさせられるものでしたし、望月記者の情熱と森達也監督に拍手を送りたいと思いました。



 そこで、伊藤詩織さんへの性的暴行についての話を知りました。
 そして・・・。


 2019年12月18日、伊藤詩織さんが自身への性的暴行への損害賠償を求めた訴訟で勝訴しました。


 ことは、2015年、ジャーナリストで映像作家の伊藤詩織さんが、元TBS記者・山口敬之氏との食事後、意識のない状態で性行為を強要されたことに対し訴えていた裁判です。

 彼女が訴えていた日本でのレイプの捜査方法の問題点(人形を使って被害者に再現させるなど)や、「刑事での不可解な不起訴処分」に注目していた「BBC」、「ガーディアン」紙、「アルジャジーラ」など多数の海外メディアが、今回の民事訴訟での勝利を一斉に伝えました。
 このニュースについては、海外のメディアも高い関心をもって取り上げているのです。

https://www.elle.com/jp/culture/a229544/cin-shiori-ito-me-too-in-japan18-0228/

 日本のみならず、諸外国でも性的暴行の立件は難しく、その仕組みは不完全(被害者側に不利)なものなようです。

 裁判での両者の言い分が平行線の今、判決内容については立場により異論があるかもしれません。しかし、『山口氏が帰国するとき高輪署の取った逮捕状を警視庁が執行させなかったこと』のような不可解なことが起こっている事実は見逃せないことでしょう。

 事件を「伊藤さんへのレイプ事件」にとどめることなく、性被害を受けてなお泣き寝入りせざるを得ない被害者のことや、権力による介入?など、日本に起こっていることについての検証が求められていると考えました。

 ・・・見えない部分(闇)が深い。