退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

報道機関の色

2020年11月11日 11時50分01秒 | 時事問題


様々な場面で『分断』という言葉が躍るこの頃ですが、気になるニュースを目にしました。


米テレビのあからさまな肩入れ報道 NYでCNNとFOXを見続けて感じた深刻な危機

 


報道については、意図的なプロパガンダを除いても、「取材記者の眼」や「編集者の眼」という誰かの眼を通したものだから、「完全な中立」というのは難しいことは分かります。


日本でも「讀賣」と「朝日」が違うことぐらいは周知の事実です。

 

しかし、このCNNとFOXはやりすぎではないか。

記事にもあるように、ここまでくると『報道』ではなく『バライティー』だろう。


しかし、より刺激的なバライティーの方が視聴率を取れてしまう。

結果、聴視者は偏った報道から自分の意見を形成していくことになるのです。

 


報道は中立であるべきだが、それは可能かどうか解りません。

だから、聴視者は報道機関の色を知りつつ判断すべきなのでしょう。

 


『アメリカの分断』・・・

これは、一般市民に『真実』を伝えるべき報道機関が、自らの正義を優先し、一方から見た事実のみを伝えた結果が生み出したものではないか。

 

 

報道機関に色眼鏡をかけさせたのはトランプ氏だろう。彼の残した傷跡は大きい。


報道機関が自らの報道を顧みて評価し、是正していく自浄努力に期待します。

 


そして、アメリカの分断を『他山の石』としなくてはいけない。


日本も『忖度』という傷跡があるように思えます。現在進行形で・・・。
 


政治家の覚悟

2020年10月26日 04時19分46秒 | 時事問題


「政府が記録残すのは当然」新書版で削除 菅首相の著書「政治家の覚悟」

 


内容の是非はともかく、自身の考え方が変わった時は、「変更」があっても仕方がないと思います。

問題は、そこに至った理由です。


理由は全くわかりません。理由を明らかにしない体質が、近年の官邸の体質だからです。


『忖度』がはびこり、決定権を持つものはダンマリを決め込む。


方針転換方法は「目立たないようにかつ徹底する」に尽きるようです。

ドラマで良くある政治家のイメージそのものです。

 


一部外交のように、秘密裏に物事を運ぶ必要のある政策もあるでしょう。

そんな外交政策の裏側でさえ、時が来れば後の検証のために公開されてしかるべきなのです。


菅氏のオフィシャルブログにも
「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」
「議事録を作成していなかったのは明らかな法律違反であるとともに、国民への背信行為」
と、書かれているようです。

 

 

現在の、『秘密裏に物事を運ぶ』『決定過程は残さないし公表もされない』流れが恐ろしい。

 

 

「国定忠治は鬼より怖い、にっこり笑って人を切る」といいます。

鬼の形相よりも笑顔の方が怖い時もあるのです。

 

 

私たちにとって本当に怖いのは、薬瓶の中の青酸カリではなく、饅頭に混入されたヒ素のような毒なのでしょう。

 


PCR検査

2020年05月02日 05時30分01秒 | 時事問題
PCR検査の総数が増えないことが言われて久しいです。

どうやら物質面人的面共に不足していることが原因のようです。

感染症対策については、日本は後進国であったと云うことのようです。


ま、そこは時間が必要なのでしょう。予算を充てて取り組んでほしいものです。



それにしても、感染者数の推移が注目されます。


緊急事態宣言が出されている今、次に問題になるのは、

『いつ解除するか』です。


解除の基準は何処なのか? また、その根拠は?

判断するためのデータが不足しています。



せめて、今すぐに出来るPCRの「総検査数」(陰性者の数)と「再検査者か初検査者かの内訳」(退院間近の人が一人で何回も受けているらしい)等は出してほしい。
マスコミに出るグラフの意味がわからないので。

何しろ情報が出ずらい政府ですから。



政治家は「新型コロナウイルスとの戦争」だと云います。

だからといって、都合の良いことしか云わない大本営発表じゃ国民は戦えないですよね。


志村さんや岡江さんのように、気がついた時には『敗戦』では浮かばれません。




一律給付

2020年04月04日 08時01分20秒 | 時事問題

マスクの一律給付については、お金の使い方に疑問が残ります。

「耳障りの良い政策」が重視されている気がします。


一律30万円給付は・・・

 ・「一律」とはいえ、「一定の水準まで所得が減少した世帯」(岸田氏)ということ。(当初「一律30万円」という言葉が先行した)
 ・一定の水準・・・の線引きが曖昧(広報不足?)である。(30万円以下は対象外か)
 ・もし、減収30万円で線引きした時、300,001円と299,999円の差を当事者が納得できるのか?・・・故に曖昧にするしかないのか?
 ・所得減少を証明する書類持参で自己申告による給付・・・所得を証明する書類が揃うのか?
 ・書類は短期間で処理され、給付に至るのか。
 ・役所で申請の際に行列が発生し感染拡大の原因とならないだろうか・・・申請に対し何らかの対応はされるのか(消毒アルコールを置くなどと云うことではなく)
 ・非正規社員、パート・アルバイト、外国人労働者等一番守られるべき人たちに行き渡るのか(やはり線引き基準が問題となる)
 ・一人住まいも「世帯」と考えた時、元々30万円もの収入がない人はどう扱われるのか

 解らないことが山積です。


 どうも、狼煙だけは上げるが、具現化に対する気配りは全くといってない気がする。
 「現場でよしなに・・・」か?

 大鉈を振るう時には功罪はつきものだが、その説明が不十分だと「不利益」を及ぼされる人は納得しない。
 すでに信頼が揺らいでいる(失墜?)今、相変わらずの説明不足は「疑問」しか浮かばない。

 「隠蔽体質」とは云わないが、「批判」を気にするあまり、後手に回ることが続いているように感じる。

 日常では現れない「本性」は、アクシデントに見舞われると現れてくるものです。
 
「耳障りの良い政策」が重視される人気取り行政が、この重大な危機に直面して、必要以上に批判を恐れる結果に繋がっているような気がします。


 「政府」が見えてきました。 『巧言令色鮮し仁』ですか。

 「国会」が見えてきません。 『長いものには巻かれろ』ですか。


 とはいえ、私たちは国民の生命を人質に取られているのですから、文句ばっかり云っていられません。

 どうにかしてほしいと祈るばかりです。・・・もとい「騒ぐばかり」です。


書き忘れました

2020年04月01日 07時02分36秒 | 時事問題

 やはり、一時金配布のように国民に施す(税金の還元だから返すかな?)ことはしても、規制することはしませんね。


 疲れた時に飴のバラマキはできても、疾病の治癒を目指す注射はできないのですね。(予防注射も)