時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

作って、食べる

2005年09月03日 | Bloomingtonにて
先日のハリケーンKatrinaについては、日本でもかなり報道されていたようですね。Katrinaは、そのあとたんなる低気圧になって、インディアナに来ました。一日中強い雨で、キャンパス内の小川は濁流となり、水があふれ、バスも遅れるし、雨にぬれた身体で冷房の効いた教室内にいると、寒くて仕方ありませんでした。どうしてこんな日にもがんがんに冷房?

その前日、意を決して「カレーを作る!」と、買い物に行きました。それほどまでカレーが食べたかったのか、というと、むしろ、「ハムやベーコンとチーズ以外のものが食べたい!」という気持ちでした。いっぺんに材料を揃えると出費も痛いし、自転車では運びきれないので、一部の材料は省略。

パスタを作るときに買ったにんにくと、クローブ、ベイリーブスをベースにして、玉ねぎと、セロリ(繊維質が取りたかった)を炒めました。油もあれこれ買い置きすると大変なので、オリーブオイル。ターメリック、クミン(コリアンダーは高かったので我慢)を入れて、牛の挽肉を炒め合わせました。缶のトマト、ひよこ豆の水煮(これが、50円くらいと安かった)を入れて煮込み、ブイヨンキューブで味付け。カイエンペッパーの代わりに、アジア食材マーケットのSARAGAで買っておいた、コチュカル(唐辛子の粉、だからおんなじこと)を入れました。完成。

うまい! てゆうか、もう、うまいということにしておこう! 久しぶりに自分のカレーを食べられて、大満足でした。今日作った第2作目の写真をアップします。

Bloomingtonへ来てすぐのときは、時差のせいで眠れない夜が続いて、いろいろと否定的なことを考えがちでした。それが変わったのが、週末買い物に行って、まあまあおいしい物を食べられるようになってからです。それで気持ちも前向きになり、なんとなくやっていける気になるのですから、単純なものです。でも少なくとも私にとって、食べ物は頑張るためには大切なことのようです。材料を少しずつ増やして、作れるメニューを増やして行こうと思います。

授業は最初の一週間が終了。「まあ、こんなもんかな」という印象。授業内容は基本的。知っていることが多い。学生はよく発言する。「そんなもん先生は知ってるだろう。教科書に書いてあったじゃん」ということも、手を挙げてしゃべる。でも、それがアメリカの授業なんでしょうね。違和感を感じつつも、議論の展開が納得行かない箇所があり、発言しました。それは次回。